三井住友VISAエブリプラスは高還元率を狙えるクレジットカードです。リボ払いで金利手数料が発生すればポイントは3倍!三井住友VISAエブリプラスのメリットや、ポイントが3倍になる仕組みも詳しく紹介していきましょう。
三井住友VISAエブリプラスのメリット
三井住友VISAエブリプラスの概要
三井住友VISAエブリプラスのクレジットカードは、三井住友カード株式会社が発行しています。三井住友VISAエブリプラスはリボ専用カードという変わった仕組みのクレジットカードで、リボは三井住友ではおなじみのマイ・ペイすリボになります。マイ・ペイすリボですと、リボ払いの初回金利手数料は無料、翌月に繰り越した残高は金利手数料がかかるという仕組みです
しかし、リボ払い手数料が発生したらその月はポイントが3倍になり、還元率は1.5パーセントとなりますので、かなりお得にポイントを貯めることができるようになります。リボ手数料が発生しなければその月は通常通りポイントの還元率は0.5パーセントになり普通のクレジットカードと変わらなくなりますので注意しましょう。三井住友VISAエブリプラスの恩恵が受けられなくなります。
つまり、三井住友VISAエブリプラスはリボ払い手数料を発生させることにより、ポイントが3倍になることを狙っていくクレジットカードです。ポイントを3倍にしないでそのまま1括払いをし続けると三井住友VISAエブリプラスを持つメリットはなく、意味がないですので、他の三井住友VISAカードを持った方がいいでしょう。しかし、リボ払い手数料をそのまま発生させてしまったら獲得ポイントより金利手数料の方が高くなることが多いので、損となります。そのため、マイ・ペイすリボの裏技を使いながらリボ払いの金利手数料を少額に抑えつつポイント3倍の恩恵をしっかり受けましょう。この裏技を毎月行える人は、年会費無料で高還元率の超お得なクレジットカードになりますのでおすすめですよ。
三井住友VISAエブリプラスのマイ・ペイすリボについて
三井住友VISAエブリプラスは支払いの仕組みが全てマイ・ペイすリボになりますので、始めに内容をよく確認しておきましょう。マイ・ペイすリボはショッピング利用をした支払い分が1括払いにしても全てリボ払いに変換されるというサービスになります。リボ払いにすると金利手数料がかかるから不便だし損をすると思いがちですが、マイ・ペイすリボでは金利手数料を全くかけずに1回払いと同じように使えるでしょう。
また、マイ・ペイすリボでは初回の金利手数料がかかりませんので、毎月のリボ払い分の金額を自分で全額に設定しておけば、金利手数料は全くかからなくなります。しかし、三井住友VISAエブリプラスの場合は金利手数料が全くかからなくなるとポイント還元率が0.5パーセントのままになり、恩恵を受けられなくなってしまいます。三井住友VISAエブリプラスを使う意味がなくなってしまうので、リボ払い手数料を少額に抑えつつポイントが3倍になるよう工夫をしていきます。
三井住友VISAエブリプラスの還元率
通常時の三井住友VISAエブリプラスの還元率は0.5パーセントなので、普通のクレジットカードと同じになり、低いです。しかし、リボ払い手数料が発生すればポイントは3倍となり、還元率は1.5パーセントになります。三井住友VISAエブリプラスを持つのであれば毎月の還元率を1.5パーセントにしたいので、以降は還元率を1.5パーセントにして計算しましょう。さらに、前年度の合計利用額に応じて還元率は少しずつアップしていきますのでご確認ください。前年度の年間利用額が50万円以上であればボーナスポイントが50ポイント付き、還元率は1.55パーセントとなり、前年度の年間利用額が100万円以上であればボーナスポイントが75ポイント付き、還元率は1.575パーセントとなり、前年度の年間利用額が300万円を超えればボーナスポイントが150ポイント付き還元率は1.65パーセントになります。
つまり、還元率は1.5パーセントから1.65パーセントの間になり、還元率が1.5パーセント以上までアップすることは年会費無料のクレジットカードの中ではまさに最強の還元率だといえるでしょう。実際にリボ払い手数料を払う必要はありますが、高還元率を狙えるメインカードのクレジットカードとして使うことができます。
三井住友VISAエブリプラスの年会費
三井住友VISAエブリプラスの年会費はずっと無料で、家族カードも本カードと同じくずっと無料になりますETCカードの年会費は500円と税金分ですが、初年度無料、年間1回以上ETCカードを利用すれば翌年度の年会費は無料ですので、実質年会費無料で使うことが可能になっています。ETCカードを持っていない人はぜひ積極的に利用してはいかがでしょうか。
三井住友VISAエブリプラスのポイントの使いやすさ
三井住友VISAエブリプラスのポイントプログラムはワールドプレゼントとなり、有効期限は2年間、さまざまなポイントや商品券、ギフト券、商品に交換できますのでとても使いやすくなっています。交換先によって還元率は変わるのですが、還元率が0.5パーセントになる交換先にはIDバリュー、WALLETポイント、三井住友カードWAON、dポイント、ベルメゾンポイント、楽天スーパーポイントがあります。交換先が多彩ですので、ポイントを交換できなくて困るということはまずないでしょう。
三井住友VISAエブリプラスの国際ブランド
三井住友VISAエブリプラスの国際ブランドはVISAのみですが、VISAには提携先がたくさんありますので、問題はないでしょう。
三井住友VISAエブリプラスの付属する電子マネー
三井住友VISAエブリプラスにはIDやWAONなどの電子マネーを紐づけできます。IDにはおサイフケータイ型、ID専用カード型の2タイプがあり、さらにどのタイプも年会費無料、発行手数料無料となっていますので、興味があればすぐ始めることができるでしょう。一体型タイプはありませんのでご注意ください。
WAONは別カードになり、年会費は無料ですが発行手数料は300円かかってしまいます。しかし、通常のWAONと同じように使うことができますので、毎月20日と30日のお客さま感謝デーでは5パーセントオフになりますし、毎月5日と15日、25日のお客さま感謝デーではWAONポイントが2倍として扱われます。
三井住友VISAエブリプラスの付帯保険
三井住友VISAエブリプラスには、海外旅行傷害保険、国内旅行傷害保険などの付帯保険はありません。ショッピング保険では最高100万円まで補償され、補償期間は90日になります。
三井住友VISAエブリプラスのキャッシングリボ適用利率の引き下げサービス
三井住友VISAエブリプラスには、過去の返済実績に応じてキャッシング金利手数料が毎年1パーセントずつ引き下げられ、最大で17パーセントから13パーセントまで4パーセント引き下げられるサービスがあります。しかし、そもそもキャッシングすることに手数料がかかりますので、緊急時以外は利用しないようにするのが無難でしょう。
三井住友VISAエブリプラスのデメリット
三井住友VISAエブリプラスはリボ手数料が発生するのであればポイント還元率が1.5パーセントにまでアップします。リボ手数料が発生しなければ還元率は0.5パーセントとなり、普通のクレジットカードと変わらなくなります。リボ払い手数料を発生させなければポイントは3倍になりませんので、運用が少し難しいかもしれません。単純にリボ払いになると金利手数料が高くなり、獲得ポイントでも賄えなくなりますので、マイ・ペイすリボの裏技を使って極力リボ払いによる金利手数料を抑えポイント3倍の恩恵を上手く受けられるようにしましょう。毎月少しシビアな運用になってしまうので、しっかり毎月ポイント3倍のために運用できる自信がある人だけおすすめですよ。
三井住友VISAエブリプラスのマイ・ペイすリボによる裏技
以降はマイ・ペイすリボによりポイントが3倍になる裏技です。毎月忘れずに作業をしなければ損をしてしまう可能性がありますので、忘れず作業をすることを心がけましょう。うっかり忘れると普通にリボ払いによる金利手数料の方が高くつきますので、損になります。まずは毎月のリボ払い金額を設定し、設定金額は毎月の利用額よりも少なめにすることがポイントです。例えば、毎月3万円は確実に使うなら2万円にすることにより、毎月リボ払いの金利手数料が発生するようになります。
そして、臨時増額の申し込みをし、この臨時増額でリボ払いの残高が少なくなるように自分で調整をしましょう。臨時増額は追加で支払うという手続きで、例えばリボ残高が5500円だったら、臨時増額で5000円を支払うという設定をしていきます。すると、残った500円がリボ残高になり、この500円に対して金利手数料が発生することになります。臨時増額は1000円単位で調整できますので、自分で調整して極力金利手数料を抑えましょう。
三井住友VISAエブリプラスの総合評価
三井住友VISAエブリプラスはマイ・ペイすリボの裏技を使いつつリボ払いの金利手数料を発生させてポイント3倍を狙っていくクレジットカードです。三井住友VISAカードの中ではトップクラスに還元率が高くなるクレジットカードで、最高還元率は1.5パーセントになります。しかし、リボ払い金利手数料発生時のみポイントが3倍になりますし、他の付帯保険や付帯サービスなどは他の三井住友VISAカードと比べたら同等、もしくは劣っていますので、三井住友VISAエブリプラスを使うならポイントが3倍になるように使いましょう。マイ・ペイすリボの裏技を使わなくては恩恵が受けられなくなりますので、運用をすることが負担ではない人、自信がある人はぜひ使ってみてくださいね。