「クレジットカードが使えなくなった!」
「このままでは買い物ができない!」
日常生活で利用するには非常に便利なクレジットカードですが、いざ利用を停止されてしまうと日常背活に大きな影響を与えます。
普段現金を利用せず、クレジットカードばかりを使っている人からしたら一文無しになったも同然です。
そんな事態を未然に防ぐため、ここではクレジットカードが利用停止になる原因やその対処法を一つ一つ解説していきます!
利用停止になった時の影響
まずはクレジットカードが利用停止になった場合、日常生活にどのような影響が生まれるのでしょうか。
影響は主に2つあるようです。
公共料金などが支払えなくなる
今の時代、水道代や光熱費などはクレジットカードで支払うことができます。
毎月クレジットカードでそれらの公共料金や新聞代を支払っていた場合、それが支払えなくなります。
支払えないと家に電気が通らなくなったり水道が止められたりと、日常生活に支障をきたします。
買い物ができなくなる
次に、クレジットカードを利用した買い物ができなくなります。
予約をしていた商品などの支払いができない可能性もあり、影響は大きいでしょう。
利用停止になる原因
では、クレジットカードが利用停止になる原因は何でしょうか?
ここからは、クレジットカードが利用停止になる主な理由を挙げていきます。
もしクレジットカードが利用停止になってしまった、という人がいれば自分がどれに当てはまるのかを考え、対策を考えてみてください。
不正使用された
まずは実際にクレジットカードが他の誰かに不正使用をされてしまった場合です。
不正利用で多額のお金が動いた場合、カード不正使用検知システムが作動することがあり、その場合クレジットカードは利用停止になります。
クレジットカードの第三者による不正利用は極めて稀なケースですが、可能性がないわけではありません。
そんなにないケースだから大丈夫などと慢心せず、十分に気を付けましょう。
カードの利用金額の引き落としができなかった
口座にある残高を確認し忘れ、支払期限に利用金額を引き落とすことができなかった場合も利用停止の対象になります。
口座への入金忘れは気を付ければ防げる問題なので、支払期限が間近に迫っているということであれば、一度自分の口座の残高を確認しておきましょう。
利用限度額を超えた
これは当然のことですが、クレジットカードの利用額の上限を超えてしまうとそのクレジットカードは利用停止処分となります。
利用上限は会社によって様々ですが、一時的に利用限度額を引き上げられるサービスを展開しているところもあります。
もし支払いが難しい場合はそのサービスを利用してみても良いでしょう。
カードの利用方法の問題
クレジットカードの利用方法はその人がちゃんと支払いをできるかどうかを判断する材料となります。クレジットカードは利用者とカード会社の信用関係に基づいて契約をするため、カード会社側も支払いができるかどうか慎重に見守ります。
利用者が信用できないようなクレジットカードの使い方をしていれば、利用停止に処されることは十分考えられます。
例としては毎月のようにまとまった金額をキャッシングで利用していることや、他社で抱えている債務が多いことなどが挙げられます。
信用情報機関を通じ、他社での利用状況はカード会社に伝わるため、
「他社だからばれないのでは?」
という考えは見当違いとなります。
不自然に増額を希望した
また、キャッシング枠やショッピング枠の増額を申請した際に利用停止になることもあります。
他社の債務を抱えている状態で急な増額を申請した場合、なぜ増額申請をしなくてはならないほどお金が必要なのかという疑問をクレジットカード会社は持ちます。
あくまで信用の上に成り立つ取引ですので、その疑問が解決されない限り利用停止が解除されることはないでしょう。
仮に旅行やお祝い事などで一時的に急な出費が重なった際は、一時的な増額を希望したほうが賢明です。
利用限度額はその人の信用レベルに比例しており、長くカードを利用していても利用限度額が低い人の信用は低いということなので、もともと利用限度額が低い人は増額申請をするだけで利用停止になるケースがあります。
増額がどうしても必要な場合はクレジットカードの支払いをちゃんと行い、滞納をせずにきちんと返済をしていくことで信用を回復しましょう。
ある程度回復されればクレジットカード会社のほうから増額の申し出が来るでしょう。
規約違反をした
クレジットカードの規約に違反した場合でも利用停止処分に課されます。
最近特に問題視されているのがクレジットカードの現金化です。
クレジットカードの現金化とは換金性の高い商品をクレジットカードで購入し、その商品を現金化するという手法です。
キャッシング枠が上限に達していてもショッピング枠を利用して現金を手にすることができるため、その現金化を専門としてビジネスを行う業者まで現れてきています。
このような行為が確認された場合、当然利用停止の対象となります。
利用停止になった時の対処法
では、これまで説明したような理由で利用停止処分を受けた場合、どう対処をしたらいいのでしょうか?
ここからはその場合の対処法を紹介します。
クレジットカード会社からの連絡を待つ
まずはおとなしくクレジットカード会社からの連絡を待つのが賢明な対処法です。
利用停止になった場合、クレジットカード会社から必ず連絡があります。
基本的に電話連絡が使われますが、それで連絡が取れない場合は郵便物での連絡を行います。
その連絡において利用停止になった原因を通知されます。
電話での連絡の場合、そこでその原因を解決したり、確認をしたりすることができれば利用停止の処分は解除され、クレジットカードの利用を再開することが可能になります。
対して郵便物で連絡を受けた場合、そこで指定された電話番号に自分から電話し、状況を確認する必要があります。
クレジットカード会社に確認をとる
「受け身で連絡を待っていられない!」という人は自分から連絡をすることも可能です。
クレジットカードが利用できない理由が利用停止によるものか、他に理由があるのか。
本当の原因を知ることができるため、なにか疑問などがある場合は連絡をする必要があるでしょう。
支払いの滞納がないかを確認する
ここまででクレジットカード会社に利用停止の原因を突き止めたら、次は各種支払い漏れがないかを確認しましょう。
自分の利用明細を確認し、停止期間中にどのような支払いがあったかの確認を行います。
そこで何かの未払いや滞納が発覚した場合、その原因の対処に努めましょう。
原因が解決し、クレジットカード会社がそれを確認したら利用停止は解除されます。
利用停止にならないための対策
では、そもそも利用停止にならないためにどのような対策をすれば良いのでしょうか。
クレジットカードを利用できないと多方面で影響が出ます。
そんな事態を防ぐための対処法を紹介します。
クレジットカードを使い分ける
対策として効果的なのはクレジットカードを使い分けることです。
買い物などで使用するクレジットカードと毎月の支払いに利用するクレジットカードでクレジットカードを分けてみましょう。
そうすれば利用額が分散でき、急な出費にももともとのキャッシング枠で対応しやすくなります。
このクレジットカードの使い分けが一番効果的な対策法です。
2枚以上のクレジットカードを所有し、一つは毎月の支払用、もう一つは買い物用などと用途別に使い分けましょう。
口座額をしっかり管理する
必要なお金がいくらなのか、何日にいくら引き落とされるのかといったカード利用と口座に関する情報を自分自身がきちんと把握することで、引き落とし日の残高不足などと言った事態を防ぐことができます。
自分がいくら使ったかわからなくなってしまい、いざ引き落とし日を迎えたらなんと残高が足りてなかった…なんてことにならないよう、日頃から金銭管理を心掛けましょう。
信用情報を傷つけないよう心がける
利用停止に処されると間違いなく信用情報に傷がつきます。
信用情報に傷がつけばクレジットカードの審査に通ることが困難となります。
そのような事態を避けるためにも、ここで挙げた原因をしっかりと理解し、利用停止処分を受けることがないようにクレジットカードを利用していく必要があります。
クレジットカードを賢く利用し、利用停止とは無縁の充実した生活を送りましょう!