学生がクレジットカード審査で落ちた理由とは?次回の注意点も解説!

学生になって、現金を持ち歩かなくて良いし、ポイントがたまるからクレジットカードを作ろうといている方多いのではないでしょうか。

しかし周りがみんな作れているのに自分だけ審査に落ちてしまって悩んでいる方もいるかと思います。

この記事では、学生がクレジットカードの審査に落ちてしまう理由、どうしたら審査に通るのかをご紹介します。

学生がクレジットカードの審査で落ちた理由は?

学生であるということは、基本的にクレジットカードの審査に落ちる理由になりません

なぜなら、今まで借金をしたことやローンを組んだことがある人がいないためクレジットカードの審査で落ちる理由になる情報持っている人がほとんどいないからです。

さらに、クレジットカード会社から見れば学生のうちからカードを使って、社会人になってもらってからも将来にわたってカードを使ってもらえるようにするために社会人と比べて審査基準を下げています。

そして、たくさんカードを発行し囲い込み戦略を行っています。

そのような背景からもわかるように学生がクレジットカードの審査に落ちることはほとんどありません。

それでも、審査に落ちてしまう理由はなんでしょうか。

だいたい以下の理由が考えられます。

  • 申請内容のミス
  • 入会資格を満たさないカード
  • 同じ時期に複数のカードの発行申請をしている
  • 限度額を高く設定している
  • 支払いの遅延の履歴がある
  • 親の信用情報に問題がある

申請内容のミス

クレジットカードを作るときに、申請書に個人情報をたくさん書きますよね。

これは、クレジットカード作成申請をした本人の情報を正確に把握し、今までの支払い状況やお住いの地域などからさまざまな情報からその人の属性を判断する大切な材料です。

なので、申請時に嘘の情報を記入したら審査から落ちるのは勿論、記入ミスの場合であっても、本人情報を正確に確認できなくなるので審査から落ちてしまいます。

学校の試験では多少内容が間違っていても、意図が読み取れば丸をつけてもらえるかもしれませんが、クレジットカード審査は厳しいので、申込時に記入する内容はミスがないよう内容正確に記入しましょう

もし、申請した後に間違えがわかった場合は早めにクレジットカード会社に連絡して訂正の連絡をしたほうが、一から申請書を書き直さなくても良いので時間がかからずおすすめです。

入会資格を満たさないカード

クレジットカードには学生向けのカードから高所得者向けのカードさまざまな種類があり一部のクレジットカードは入会資格を厳しくしています。

その理由はカードごとで異なるサービスを提供しており、利用者の対象を限定しているからです。

例えば、高所得者向けのカードには、さまざまな付帯サービス(空港ラウンジ利用無料・ホテル割引・保険の限度額が高い・無料コンシェルジュなど)があり、また利用上限額が高く、年会費も高いです。

そのようなカードはカードブランドの象徴となるものなので、カードを持てる人を制限してプレミアム感を出すことによってカード保有者の所有欲を満たし、カードの価値観を高めることが必要になります。

また、さまざまなサービスを提供する為にコストがたくさんかかるので利用額が多く、高い年会費を払える方に限定してカードを発行すしなければなりません

そのため、収入も仕事もない学生がそれらのハイステータスのクレジットカードを申し込んでも、審査に落ちるのは当然です。

申請書に発行条件は必ず書いてあるので、しっかり読んでから申請しましょう。

同じ時期に複数のカードの発行申請をしている

これは、意外と知られていないですが一度の複数のカードの申請は通らない可能性が高いです。

なぜなら、一度に複数のカードを所有すると利用限度額が10万円だとしても3枚持てば30万円使えることになってしまいます。

学生にとってはとても大きな金額であり、支払いきれない可能性があるので利用が制限されているのです。

ちなみに複数のカードを発行するためには、ある程度の期間(6ヶ月程度)開ける必要があります

何故かというと、カードの申請状況は信用機関情報を通してカード会社で把握されており、何月何日にカードの発行申請をしたかの記録が残されています。

その記録は6ヶ月間残ると言われているので、その記録が消える前に申し込むと審査に落ちる可能性が高いです。

限度額を高く設定している

クレジットカードの発行申請をするときに上限を選択できるようになっているかと思います。

そこで、上限は高い方が良いと思い限度額を目一杯あげておくと審査に落ちる可能性が高いです。

全員というわけではないですが特に収入の欄を0円と書いた人だと、支払能力が高くないと見なされてしまいます。

その為、限度額を高く設定しすぎるとクレジットカード会社の審査に落ちることが高いです。

学生用のクレジットカードを作る場合は、元々限度額が高く設定できないようになっていることが多いですが、もし限度額が設定できる場合は最低額(大抵10万円)に設定しましょう。

支払いの遅延の履歴がある

「今まで、クレジットカードを持ったこともないし、ローンを組んだことのないのに何故?」と思う方もいるかもしれません。

意外と見落としがちなのは、携帯の分割支払いです。

携帯を契約している方で、ドコモ・ソフトバンク・auと契約している方のほとんどは分割支払契約をしています。

本体料金実質0円というキャンペーンを携帯会社はよくしていましたが、これは本体料金の分割支払分と同額の基本料金の割引をして、費用負担がないように見せているだけなので、分割支払いはしているのです。

分割支払契約と聞くと聞こえがいいですが、要は借金です。

なので、携帯電話の通話料金の支払い滞納もしくは遅延をすると信用情報機関に記録が残ってしまいます

なので、過去に支払いの遅延がなかったか、しっかり確認しましょう。

この記録があると、クレジットカード会社に支払能力がないとみなされ審査に落ちてしまう可能性が高いです。

親の信用情報に問題がある

学生の場合、クレジットカードは収入が0円でも発行することができます。

それは、そもそも学生に信用力を求めることが難しいからです。

たとえ、学生がアルバイト等で収入を得ていたとしても本業は学業であり安定した収入は望めず、収入を得ていたとしても年間100万円程度で社会人と比べるととても少ないです。

そのため、学生の支払い能力というのはクレジットカード会社を気にしておらず、親の信用情報を参考にします。

もし、支払いに遅延した場合支払いの義務を負うのは学生本人ですが、親の支払状況がよければお小遣い等でやり繰りできるであろうと推測できるからです。

逆にいえば、親の信用情報に支払遅延・滞納記録がある場合支払能力が低いと見なされ審査に落ちてしまう可能性があります

次回の審査に通るためにはどうすればいいの?

さて、ここまで審査に落ちてしまう理由を述べてきましたが、審査が通るにはどうしたら良いのでしょうか。

基本的には、先程述べたことを気をつければ良いのですがまとめると、以下のようになります。

  • 発行申請の内容を正確に書く
  • 入会基準を満たしているカードの発行申請をする
  • 同じ時期に複数のカード発行申請をしない
  • 利用上限額を一番低く設定する

これらを守れば基本的にクレジットカードの発行審査は通ります。

さらに審査が通る可能性を上げるためには、学生専用クレジットカードの発行申請をすることです。

学生専用カードはその名前の通り、学生専用なので学生が通常のクレジットカードよりも審査に通りやすく、学生ならではの特典があります。

例えば、年会費が無料、ポイント還元率が高い、使い続けると夢のゴールドカードへのグレードアップ、無料の海外旅行保険、これ以外にも学生ならではのカード付帯サービスがたくさんあります。

是非、それぞれのカードの機能を調べて学生カードの発行申請をしましょう。

まとめ

いかがでしょうか。

学生だからというだけで、クレジットカード審査に落ちたことはありませんが、いくつか申請のときに注意しておくべきポイントがあります。

クレジットカードは大人への扉でもありますので、学生のうちに一枚でも作ってみてもよいでしょう。

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