近年、クレジットカードの利用者が年々増加しています。
しかし、クレジットカードの利用者が増えていくのに比例して、クレジットカードの種類も増えたことで、どのカードを良いのか分からないですよね。
そこで本記事は、クレジットカードでおすすめできる「三井住友VISAクラシック(一般)カード(以下三井住友VISAクラシックカード)」について解説していきます。
店によっては利用できないカードもある中で、なんと三井住友VISAクラシックカードはこれだけで世界を旅することが出来るといわれています。
数多くの実績があるカードですが、使うことによるメリットがたくさんあります。
そこで本記事では、なぜ三井住友VISAクラシックカードがおすすめできるのか、カードの概要や申し込み方法、サービスの内容や支払方法について詳しく解説していきます。
簡単に扱うことが出来、なおかつ使い勝手も良いので、どのクレジットカードを持つか悩んでいる方は是非参考にしてください。
三井住友VISAクラシックカードとは?
三井住友VISAクラシックカードとは、日本で最初にVISAブランドを導入したクレジットカードです。
このカードはもちろん、VISAブランド自体の信用度が高いので、会員数や取引高が日本でトップクラスになっております。
また、知名度と信頼性が高いことで世界中で認知されており、ゴールドカードと遜色のないブランド力があるので、持っていても恥ずかしくないカードです。
世界一周ができるといわれているくらい、さまざまな場面で使うことができ、なおかつポイントを貯めることができるので、現金よりもお得に買い物ができます。
トラブルの時の対応も安心できると評判であり、万が一の際の補償も充実しています。
三井住友VISAクラシックカードには年会費はかかるの?
三井住友VISAクラシックカードの年会費は初年度が無料となっています。
登録して2年度目から年間1250円の費用がかかりますが、1年間で1度でも利用するか、「マイ・ペイスリボ」に登録することで、年会費が無料になります。
そのため、日常的にカードを使う方ならば永年無料で利用することが出来ます。
三井住友VISAクラシックカードの申し込みはどこでできるの?
WEB上から申し込みができます。
流れとしては、
WEB上で必要事項を記入→ネットで支払口座を設定→入会審査、カード発行→カード到着
となります。
最短で3営業日に発行、約1週間でカードが届きます。
なお、申し込みの際に、運転免許証もしくは運転経歴証明書(持っている方のみ)、金融機関のキャッシュカードや通帳といったものが必要になるので、用意しておきましょう。
三井住友VISAクラシックカードの審査基準は厳しい?
三井住友VISAクラシックカードの審査は通りやすいといわれています。
安定した収入があり、企業に勤めている月日が長い方なら問題なく審査に通ります。
しかし、過去2年以内にクレジットカードの支払いの延滞や、過去5年間の間に自己破産などの金融事故を起こしている場合、審査に通りにくいので、注意しましょう。
また、すでに他社からお金を借入しており、その借入金額が年収を超えている場合は審査に通らないです。
そのため、もし借入をしているのであれば、申し込みの前に返済しておきましょう。
三井住友VISAクラシックカードのセキュリティは高いの?
三井住友VISAクラシックカードの安全性は高いです。
なぜなら、カードにICチップを搭載しており、暗号化技術によってセキュリティを高めているためです。
そのため、カードの偽造が困難であり、不正使用も未然防止することが可能なのです。
さらにセキュリティに不安な方は、カードの裏面に顔写真を掲載することができるので、盗難における不正利用を防ぐことができます。
もし不正利用されたとしても、企業が24時間365日モニタリングを行っているため、すぐに発見することができます。
もし三井住友VISAクラシックカードを紛失したらどうする?
もしカードをなくしてしまったら、三井住友カードのフリーダイヤル(0120-919-456)に電話をかけて紛失したことを伝えましょう。
このフリーダイヤルは24時間年中無休で、世界中のどこにいても連絡が可能となっているので、すぐにカードの利用停止ができます。
もし万が一カードが不正利用されていたとしても、「VpassID安心サービス」というサービスがあります。
これは、届けを出した日にちから60日間さかのぼって、その間の不正利用の損害額を補償してくれるサービスです。
ただし、事前にカード会員サイトである「Vpass」に登録しておく必要があるので、登録のみでいいのでしておきましょう。
三井住友VISAクラシックカードのポイント還元率は良いの?
三井住友VISAクラシックカードではポイントを貯めることができ、1000円につき1ポイントが発生します。
1ポイント5円分として使うことができる(有効期限は2年間)ため、実質ポイント還元率は0.5%となっています。
ポイント還元率は他社に比べて低めなので、他社のポイント還元率が高いカードを選ぼうと思うかもしれません。
しかし、ポイントを効果的に貯めていくことが可能であり、買う物によってはゴールドカード並みのポイント還元率を達成することが可能です。
では、一体どうやってポイント還元率を上げていくのでしょうか。
三井住友VISAクラシックカードのポイントUPシステムを使う
三井住友カードが運営しているポイントUPモールを経由して買い物をすることで、毎日2~20倍の間でポイントを貯めることができます。
つまり、1000円で5円分だったのが、最大で1000円で100円分がキャッシュバックされ、還元率を10%まで引き上げられるのです。
その分、ポイントUPモールでの商品の売値が高そうと思うかもしれませんが、その心配はご無用です。
なぜなら、ポイントUPモールからAmazonや楽天、Yahoo!ショッピングなどの大手サイトに移動して買い物ができるのです。
それ以外にも、多くの販売会社がこのシステムに参加しているため、家にいながら楽にポイントを貯めることができるのが特徴です。
したがって、通常ポイント還元率の低さはさほど気にならないといえます。
前年度のカード利用金額次第では、翌年度のポイント付与率を上げられる
三井住友VISAクラシックカードでは、年間のカードの利用実績によって、翌年度のポイント付与率を上げることが出来ます。
どれくらいカードを利用すればポイント付与率を上げられるのか、表にしました。
50万円以上100万円未満 10%増加
100万円以上300万円未満 15%増加
300万円以上 30%増加
ただし、翌年度もカード払いで50万円以上使わないとポイントが反映されないので、注意しましょう。
また、自身のカード利用限度額によっては、上記の金額に達しない可能性もあるので、ポイント付与率を上げるなら、計画的にカードを利用していきましょう。
貯めたポイントの使い道とは?
カード払いによって貯めたポイントは、用途に合わせて交換していけます。
主な交換先は、Amazonや楽天ポイント、マクドナルドやスターバックスカードなど、日常的に買い物をする場所が多いです。
最近話題のふるさと納税や、世界中の航空マイルにも手数料なしで交換できるので、汎用性は高いです。
しかし、交換先によっては交換する際のレートが悪くなるので、基本的にはiDやポイントに交換していくのがお得です。
また、時期によってはポイント交換のレートが上がり、その時に交換すると多くのポイントが貰えるので、チェックしておくのもおすすめです。
三井住友VISAクラシックカードにはどんな付帯サービスがあるの?
三井住友VISAクラシックカードには、ポイントなどが付くほか、多くの付帯サービスがあります。
どれもお得なサービスですので、積極的に活用していきましょう。
電子マネー
三井住友VISAクラシックカードには、多くの店で使えるiDでの支払いを加えることが可能です。
ちなみにiDでの支払いでは、Suicaみたいにチャージすることなく、サイン不要でポイントを貯めながら簡単に支払うことができます。
また、三井住友VISAクラシックカードが使えない店だとしても、カードに内蔵されたiDでの支払いができるため、汎用性は高いです。
ETCカード
ETCカードを無料でカードに付帯することができます。
ETCカードの利用分もポイント還元されるので、よく高速道路を利用する方にとってはお得なサービスです。
ただし、1年の間に1度でも利用しないと540円が請求されるため、運転免許証を持っていない方やあまり運転しない方は気を付けましょう。
ショッピング補償
このサービスでは、カードで購入した商品を補償してくれます。
しかし、
・補償額は年間100万円以内で、3000円までは自己負担しなければならない
・国内ではリボ払いもしくは3回以上の分割払いによって購入した商品しか補償されない
・購入商品によっては補償対象外になる
といった制約があるので、注意しましょう。
ここで、海外で購入した商品については、一括払いで購入した商品でも補償されるので、もし海外で買い物をするならば、補償のことも考えたうえでカード払いをおすすめします。
海外旅行保険
三井住友VISAクラシックカードには、海外旅行保険が付帯しています。
ちなみに、補償を受けるには旅行前の旅費や交通費の一部をカード払いにすることが条件となっています。
補償の主な内容は、
携行品損害 15万円
疾病治療 50万円
傷害治療 50万円
救援者費用 100万円
賠償費用 2000万円
死亡、後遺障害 2000万円
となっています。
旅行前に確認しておきましょう。
また、国内旅行の際の補償はないので、注意しておきましょう。
三井住友VISAクラシックカードの利用残高はどこで知ることができる?
自分がいくらカードで使ったか気になる方は多いと思います。
そういった方たちのために、三井住友VISAクラシックカードでは利用残高や利用金額をお知らせするサービスを行っています。
そのサービスがVpassといわれるスマホアプリであり、登録すれば利用限度額の確認などが可能です。
また、ポイント残高の確認もできるので、「いつポイントが失効するのか」「ポイントがどれくらい貯まったのか」などを知りたい方にとっても有用な情報を得ることができます。
三井住友VISAクラシックカードは支払方法や引き落とし日が選べる?
三井住友VISAクラシックカードでは、さまざまな支払方法から自分に合わせた方法での支払いが選べます。
締め日と支払日については、毎月15日締めの翌月10払い、もしくは毎月末日締めの翌月26日払いの2種類があるので、どちらが良いか給料日などを加味して選びましょう。
支払方法の種類は
1回払い 締切日翌月に支払い 不要
2回払い 締切日翌月及び翌々月に支払い 不要
リボ払い 毎月一定額に分割して、支払日にそれぞれ支払う 必要
分割払い 利用金額と手数料の合計を指定した回数に分けて、支払日に支払う 必要
ボーナス払い 夏もしくは冬のボーナス月に一括払い 不要
となっています。
なお、支払方法について、
・2回払いとボーナス払いは取り扱いができる店が限られている
・リボ払い利用枠(80万円まで)を超えた場合は、1回払いでの支払いになる
・手数料は実質年率15.0%
・分割払いの利用限度額も80万円まで、分割払い回数が多くなるほど手数料は多くなる
といった注意点があるので、多くの不必要な出費がないよう、目を通しておきましょう。
三井住友VISAクラシックカードの利用限度額を上げたい時はどうする?
カードを使っていくうちに、利用限度額を上げたいと思う方が多いです。
そんな時は、カード会社にその要求を伝える必要があります。
三井住友VISAクラシックカードでは、2種類の方法で申請ができるので、どちらの方法が良いか選んで連絡しましょう。
Vpassから利用限度額を引き上げる
三井住友VISAクラシックカードは、Vpassから利用限度額を引き上げる申請ができます。
パソコンやスマホから申請するため、好きな時に簡単に行えるのが最大のメリットです。
実際に窓口まで行く必要がないため、普段仕事などをして申請する時間が取れないといった方におすすめの方法です。
電話から利用限度額を引き上げる
三井住友VISAクラシックカードでは、電話での申請も可能です。
しかし、午前9時から午後18時までと受付の時間が決まっているので、注意しましょう。
以上2つの方法で利用限度額引き上げの申請が可能ですが、申請はVpassを使ったほうが、いつでも簡単にできるため、使い勝手が良いと分かります。
三井住友VISAクラシックカードのデメリットとは?
三井住友VISAクラシックカードのデメリットをまとめると、
・外貨の買い物に伴う事務処理手数料が2.16%と、他社と比べると高め
・即日発行ができないこと
などが挙げられます。
しかし、ポイント還元率はサービスを使うことでお得に貯めることができます。
また、事務処理手数料の高さや即日発行ができない点も、日常的に使っていく分には支障がないので、大したデメリットとはいえないでしょう。
何より、デメリットに対するメリットがたくさんあるので、そちらを有効活用していきましょう。
三井住友VISAクラシックカードはおすすめのクレジットカードだ!
いかがでしたでしょうか。
本記事では、おすすめのクレジットカードである三井住友VISAクラシックカードについて、
・カード審査が厳しくないので、多くの方に使ってもらえる
・年会費を無料で永年使える
・お得にポイントを貯めて、それを使っていくことが可能
・安心の保証サービスから始まり、多くの付帯サービスを使える
・支払時期や支払方法の選択が可能
などを解説、紹介してきました。
三井住友VISAクラシックカード、は世界中で使え、多くのサービスを無料で使うことができる魅力的なカードだと分かりました。
持っていて、人目置かれるようなカードですので、ぜひ一度申請を考えてみてはいかがでしょうか。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。