三菱地所グループCARDゴールドをご存知でしょうか?
名前の通り、三菱地所が提携する施設でお得に買い物ができるクレジットカードです。
全国にあるプレミアム・アウトレットや東京の丸ビルやホテル等で優待や割引を受けることができます。
特にお得なのが提携施設で年数回ほど開催される5%~10%オフのセールにも参加できることです。
そんな三菱地所グループCARDゴールドの特徴についてまとめてみました。三菱地所グループCARD一般カードと悩んでいる方は特に必見です。
三菱地所グループCARDの特徴
国際ブランド | VISA、JCB |
還元率 | 1% |
ポイント | 三菱地所グループポイント |
本人年会費 | 10,000円 |
家族カード | VISAは無料、JCBは1人目無料、それ以降は1,000円 |
ETCカード | 無料 |
海外旅行保険 | VISAは最高5000万円(利用付帯)、JCBは最高1億円(自動付帯、利用付帯) |
国内旅行保険 | 最高5000万円(利用付帯) |
ショッピング保険 | VISAは最高300万円、JCBは最高500万円 |
三菱地所グループCARDゴールドの特徴をまとめてみました。
三菱地所グループCARDゴールドはVISAまたはJCBが提携しているクレジットカードです。
還元率は1%と高く、提携施設では3%の還元率になります。クレジットカード会員は三菱地所の提携施設で割引やセールを受けることができます。
三菱地所の提携施設をよく利用する方におすすめカードです。
もちろん、ゴールドカードの会員なので空港ラウンジや旅行保険も充実しています。
通常カードと違う点は旅行する方には嬉しい特典が付いていることです。
また、三菱地所グループCARDゴールドの年会費は初年度から10,000円と少し高いので無料になる一般カードと異なります。
三菱地所グループ提携施設
三菱地所グループCARDゴールドで割引など特典が受けられる三菱地所の提携施設を紹介します。
三菱地所の提携施設は主に仙台、東京、東海地方に集中しています。
利用できる特典は公式ページに記載されています。
東北地方 仙台エリア
東北地方では利用できる施設が仙台エリアに集中しています。
- 泉パークタウン タピオ
- 仙台泉プレミアム・アウトレット
- 仙台ロイヤルパークホテル
- 泉パークタウンゴルフ俱楽部
- 泉パークタウンゴルフ練習場
- 泉パークタウンテニスクラブ
関東地方 東京エリア
東京エリアでは三菱地所の施設が集中しています。
ホテルやショッピングセンターを中心に利用できる施設は23区内に集中しています。
- 丸ビル
- 新丸ビル
- オアゾ ショップ&レストラン
- 東京ビルTOKIA
- 丸の内ブリックスクエア
- iiyo!!
- 二重橋スクエア
- 丸の内仲通りエリアの加盟店
- 三菱一号館美術館
- アクアシティお台場
- サンシャインシティの施設
- 南砂町ショッピングセンターSUNAMO
- 丸の内ホテル
- ロイヤルパークホテル(東京・日本橋)
- ザ ロイヤルパークホテル 東京汐留
- ザ ロイヤルパークホテル 東京羽田
横浜エリア
横浜エリアにも三菱地所の施設はいくつかあります。
- ランマークプラザ クイーンズタワーA ショップ&レストラン
- MARK IS みなとみらい
- ヨコハマスカイ
- 横浜ロイヤルパークホテル
北関東エリア
北関東3県に1つずつショッピングモールがあります。
- 佐野プレミアム・アウトレット(栃木県)
- あみプレミアム・アウトレット(茨城県)
- 酒々井プレミアム・アウトレット(千葉県)
中部エリア
東海地方を中心に施設が利用できます。
利用できる箇所が静岡県と愛知県に集中しています。
- MARK IS 静岡
- 大名古屋ビル Shops & Restaurants
- 東富士カントリークラブ
- 富士国際ゴルフ倶楽部
- ロイヤルパークホテル ザ 名古屋
- 御殿場プレミアム・アウトレット
- 土岐プレミアム・アウトレット
関西エリア
東京エリアや中部エリアと比較してあまり三菱地所の提携施設が少ない印象です。
- ロイヤルパークホテル ザ 京都
- りんくうプレミアム・アウトレット(大阪)
- 神戸三田プレミアム・アウトレット
九州エリア
九州では3か所しか三菱地所の提携施設はありません。福岡と佐賀のみにあります。
- ロイヤルパークホテル ザ 福岡
- イムズ(福岡)
- 鳥栖プレミアム・アウトレット(佐賀)
年会費
三菱地所グループCARDゴールドの年会費は10,000円です。
家族カードの年会費は国際ブランドにより異なります。
VISAの家族カードは年会費無料で、JCBの家族カードは1人目無料、2人目から1,000円です。
ETCカードは一般カードもゴールドカードも年会費無料ですが、発行手数料は異なります。
VISAのETCカード発行手数料は1,000円で、CBのETCカード発行手数料は無料です。
還元率
通常の買い物では還元率が1%で、三菱地所の提携施設では還元率3%です。
通常の買い物での1%はゴールドカードのなかでも高く、三菱地所の提携施設の利用での還元率は通常の三菱地所グループCARDの2%より高い3%となっています。
またETCカード利用時も還元率1.5%と他のカードよりも高くなっています。
国際ブランド
三菱地所グループCARDゴールドはJCBとVISAの2つです。
VISAとJCBの違いは以下の通りです。
VISA | JCB |
家族カード無料 | 1人目無料、2人目以降は1,000円 |
海外保険 最高5000万円(利用付帯) | 海外保険 最高1億円(自動+利用付帯) |
ETCカード 発行手数料1,000円 | ETCカード 発行手数料無料 |
一見するとJCBの方が有利ですが、VISAとJCBでは利用できる店舗の数が違います。
海外ではJCBを利用できる店舗が少ないので迷ったらVISAがおすすめです。
ポイント
三菱地所グループCARDゴールドを提携施設で利用すると還元率3%でポイントが付きます。
三菱地所グループポイントが1000ポイントで1000円分のギフトカードに交換できます。
ポイントは1年間有効ですが、ギフトカードに交換すれば有効期限はなくなり、いつでもギフトカードは三菱地所グループの提携施設で利用できます。
交換したギフトカードは三菱地所の提携施設でしか使えません。他のクレジットカードは楽天ポイント、Pontaポイント、Tポイントなどに交換できます。そのため、交換先が限定されるのがデメリットといえます。
ポイント名称 | 三菱地所グループポイント |
ポイントの有効期限 | 1年後の同月末日 |
ポイントのレート | 100円ごとに1ポイント |
ポイント交換 | 1000円分の三菱地所グループ共通ギフトカード |
ボーナスポイント | ETC PLUSで100円につき1.5ポイント
提携施設で100円につき3ポイント |
電子マネー
残念ながら三菱地所グループCARDゴールドは電子マネーへのチャージでポイントがもらえませんが、いくつかの電子マネーでチャージが可能です。
チャージできる電子マネーは以下のとおりです。
- SMART ICOCA
- モバイルSuica
- 楽天Edy
- nanaco
付帯保険
三菱地所グループCARDゴールドでは付帯保険がついています。
国際ブランドにより付帯保険の内容は変わります。
・海外旅行保険
死亡・後遺障害 | VISA-最高5000万円
JCB-最高1億円 家族-最高1000万円 |
障害治療 | VISA-最高200万円
JCB-最高300万円 家族-最高200万円 |
疾病治療 | VISA-最高200万円
JCB-最高300万円 家族-最高200万円 |
救援者費用 | VISA-最高200万円
JCB-最高400万円 家族-最高200万円 |
賠償費用 | VISA-最高3000万円
JCB-最高1億円万円 家族-最高3000万円(JCBは最高2000万円) |
携行品損害 | 最高50万円 |
家族特約 | あり |
・国内旅行保険
死亡・後遺障害 | 最高5000万円 |
入院費用 | 5000円/日 |
手術費用 | 5~20万円 |
通院費用 | 2000円/日 |
家族特約 | なし |
・ショッピング保険
年間補償限度額 | VISA-最高300万円
JCB-最高500万円 |
自己負担額 | 3000円 |
補償期間 | 90日間 |
付帯サービス
三菱地所グループ提携施設において各種優待特典があります。
付帯サービスの内容は三菱地所グループCARDの内容と変わりません。
例えば、商品の割引や店頭でのポイント2倍などの優待特典です。
三菱地所グループCARDゴールドになると空港ラウンジサービス、介護健康相談のサービスが付帯されます。
メリット
一般カードから三菱地所グループCARDゴールドにするメリットはポイント還元率が高くなることと旅行保険と空港ラウンジの利用です。
あまり買い物をしない方や旅行をしない方にはゴールドにする意味はないといえるでしょう。
いくつか三菱地所グループCARDゴールドの特徴を紹介しましたが、まとめるとメリットは以下の通りです。
- 通常利用はポイント1%とゴールドカードのなかでは還元率が高い
- ETC利用は1.5%のポイント還元率
- 三菱地所の提携施設で利用するとポイント3%
- 年に数回の5%から10%のセール
- 三菱地所の施設が多い仙台、東京、東海地方に住む方はメリットが大きい
- 提携施設ではクレジットカード会員限定の特典がある
- 空港ラウンジが利用できる
- 旅行保険が充実している
デメリット
年会費が10,000円なので三菱地所グループの提携施設を使ってもあまりお得にはなりません。
コスパだけを考えると一般の三菱地所グループCARDがおすすめです。
三菱地所グループCARDのデメリットは以下の通りです。
- 年会費が10,000円
- ポイントの交換先が限定される
- ポイント交換が1000円ごと
- 三菱地所の提携施設を利用しないとメリットがほぼない
旅行や三菱地所での買い物が多い方におすすめ
いかがでしょうか。
三菱地所グループCARDゴールドは年会費10,000円と高めです。空港ラウンジや旅行保険の付帯、ポイントの高還元率が魅力の三菱地所グループCARDゴールドなので、年会費に見合うだけ旅行や買物をする人におすすめです。
はじめて持つなら三菱地所グループCARDの一般カードがおすすめです。その後魅力を感じるならゴールドにランクアップするのが良いでしょう。