メリットは?デメリットは? JTB旅カードJMBのすべてを徹底解説!

旅行の際はJTBを利用するという人も多いのではないでしょうか。

今回はそんなJTBが提携しているクレジットカード、JTB旅カードJMBの概要、所有する上でのメリット、デメリットについて詳しく説明していきたいと思います。

「JTBを利用する機会が多い」、「海外旅行によく行く」といった方にとってはメリットが満載のクレジットカードであると思います。

記事を通して、ぜひみなさんのクレジットカード選びの参考としてみてください。

では、JTB旅カードJMBについてさっそく見ていきましょう!

JTB旅カードJMBとは?

JTB旅カードJMBは、株式会社JCBが発行会社となり株式会社JTBと提携して発行しているクレジットカードです。

クレジットカード名称内に含まれているJMBは、「JALマイレージバンク」のことを指し、その名の通りJALマイルをためることができる点がこのクレジットカードの最大の特徴です。

JTBのポイント還元も受けることができる上に、JALマイレージも貯まるので海外旅行によく行くという方にはかなりおすすめのクレジットカードであるといえます。

JTB旅カードJMBの簡単な概要を見ていきましょう!

 JTB旅カードJMBの概要

以下はJTB旅カードJMBの概要です。

JTB旅カードJMBについての簡単な情報を説明していきたいと思います。

・還元率 1%

・ポイント JTBトラベルポイント

・国際ブランド JCB

・利用限度額 1万~50万 (初回時)

・年会費 本人2000円+税 家族1000円+税 ETCカード 無料

・付帯保険 海外旅行傷害保険、国内旅行傷害保険、ショッピング保険あり

JTB旅カードJMBの還元率は?

皆さんがクレジットカードを選ぶ際に、重要なポイントと考えているのがやはり、ポイントの還元率なのではないでしょうか?

JTB旅カードJMBのポイントは大きく分けて、

・基本利用時のポイント

・加算ポイント

の2種類に分類することができます。

JTB関連店舗、JAL、旅プリカを利用した際は、基本利用時のポイントからさらに加算ポイントを獲得できるという仕組みになっています。

そのため、利用機会に応じてポイントの還元率が変わってきますので、基本利用時と加算ポイント獲得時に分けて還元率について解説していきます。

なおポイントはJTBトラベルポイントとしてJTB各店舗で利用することができるうえ、獲得したJALマイルはJTBトラベルポイントと相互交換することが可能です。

基本利用時

基本利用時のポイント還元率は1%となります。

100円の利用ごとに1ポイントが貯まります。

クレジットカードの平均還元率はおおよそ0.5%といわれています。

そのため比較的高い還元率ということができます。

加算ポイント

続いて、JTB関連店舗、JAL、旅プリカを利用したときに得られる加算ポイントについて紹介します。

これら店舗を利用した際に、基本利用時のポイントからさらに加算ポイントを獲得できる仕組みになっています。

還元率は利用種類によって異なるので以下で詳しく説明していきたいと思います。

①JTBグループの店舗利用時

JTBグループの店舗では10000円ごとに50ポイントが加算されます。

還元率に換算すると1.5%となります。

②JTBホームページでの国内宿泊事前決済利用時

JTBホームページでの国内宿泊事前決済を利用した場合、1%の加算ポイントを得ることができます。

このときの還元率は2%となります。

③JTBホームページで国内宿泊事前決済以外を利用した場合

JTBホームページで国内宿泊事前決済を利用した場合、0.5%の加算ポイントを得ることができます。

そのため、還元率は1.5%となります。

④JTBトラベルポイント加盟店利用時

JTBトラベルポイント加盟店利用時では、100円ごとに1~5ポイントを得ることができます。

還元率は2~6%となります。

⑤海外ツアー商品を購入した場合

往復500マイルが加算されます。

なおJALマイルもJTBトラベルポイントに交換可能です。

こちらは500マイルなので、還元率に表すことが難しいですが、500ポイント追加されたという認識でいいといえるでしょう。

⑥JALフライトマイル

距離に応じたフライトマイルが貯まります。

こちらも上記と同じようにマイルが還元されるため、距離に応じたポイントの追加でという認識で大丈夫です。

⑦旅プリカ特約店

100円ごとに3~10ポイントが加算されます。

還元率は4~11%になります。

JTB旅カードJMBの年会費

JTB旅カードJMBの年会費は2000円+税、家族カードの年会費は、1000円+税となっています。

ETCカードの年会費は無料です。

JTB旅カードJMBのメリットは?

ここまで、概要とポイント還元率について解説してきましたが、JTB旅カードJMBがだいたいどんなクレジットカードかわかりましたでしょうか?

ここからはJTB旅カードJMBを所有する上でのメリットについて解説していきます!

「海外旅行によく行く」、「JTBをよく利用する」といった方には、このクレジットカードを持ちたくなるような驚きのメリットが多くあります。

それでは、メリットについて解説していきます!

JTBトラベルポイントの利用性

毎日の買い物などで獲得したポイントはJTB関連店舗で利用できるJTBトラベルポイントとして換算されます。

ポイント有効期間は最長2年となっており、ポイント獲得日から翌年の12月31日までとなっています。

12月にポイントを獲得した場合は有効期間が約1年となりますので、「いつの間にかポイント有効期限が切れていた…」といったことがないように、ポイント有効期間はこまめにチェックするようにしてくださいね。

旅行の頻度が多い方にとって、旅費が高額になってしまうのが懸念点の1つではないでしょうか。

そんなつい、かさんでしまう旅費を、獲得したJTBトラベルポイントを利用することで少しでも節約できるのは旅行好きな方にとっては嬉しい点ではないでしょうか。

またJTBトラベルポイントをたくさん貯めれば、「貯まったポイントで旅行に行けちゃう!」といった事もあるかもしれません。

充実した付帯保険

JTB旅カードJMBには、海外旅行傷害保険、国内旅行傷害保険、ショッピング保険の大きく分けて3つの付帯保険が付いています。

それぞれの付帯保険について詳しく説明していきたいと思います。

海外旅行傷害保険

海外旅行傷害保険とは海外旅行先での思わぬアクシデントなどによる怪我や急病にかかった医療費を補償してくれる保険サービスのことです。

付帯している海外旅行傷害保険の内容は以下の通りです。

・付帯条件 自動付帯

・死亡・後遺障害 最高1000万円

・障害治療 最高150万円

・疾病治療 最高150万円

・救援者費用 最高200万円

・賠償費用 最高2000万円

・携行品損害[自己負担額] なし

・家族特約 なし

海外旅行傷害保険は自動付帯であるので、JTB旅カードJMBを持っているだけでこれらの補償を受けることができます。

これだけの海外旅行傷害保険がついていたら、旅行先での予期せぬアクシデントに対しても備えることができ、安心して海外旅行を楽しむことができますね。

国内旅行傷害保険

JTB旅カードJMBに付帯している国内旅行傷害保険の内容は以下の通りです。

・付帯条件 利用付帯

・死亡・後遺障害 最高1,000万円

・入院費用 なし

・手術費用 なし

・通院費用 なし

・家族特約 なし

国内旅行傷害保険は海外旅行傷害保険と異なり、付帯条件が利用付帯となっています。

つまりJTB旅カードJMBを利用して支払いなどを行い、カードを利用しないと国内旅行傷害保険は付帯しませんので注意してください。

国内旅行傷害保険が付帯するクレジットカードの多くが「死亡または後遺障害」のみを補償しているものが多く、その点から見れば、標準的な補償内容であるということができます。

ショッピング保険

ショッピング保険とはクレジットカードで購入した商品が、破損、盗難に遭った場合に適用される保険のことです。

JTB旅カードJMBに付帯しているショッピング保険の内容は以下の通りです。

・年間保証限度額 最高100万円

・自己負担額 10000円

・補償期間 90日

JTB旅カードデスク

JTB旅カードJMBを所有していることで、世界55都市に展開しているJTB旅カードデスクを利用することができます。

JTB旅カードデスクではインフォメーションサービス、トラベルサービス、エマージェンシーサービスの3つのサービスを展開しており旅行のサポートをしてくれます。

JTB旅カードデスクを利用することで、現地ならではの役立つ情報提供を受けることができたり、予約などの代行もしたりしてもらえます。

また先ほど紹介した海外旅行傷害保険もJTB旅カードデスクが対応してくれますので、旅先で何かあった際はこちらに連絡してください。

どのサービスも全て無料で受けることができ、あなたの旅行体験がさらに上質なものに変わりそうですね。

各サービスが具体的にどんなサービスを提供しているか簡単に説明していきます。

インフォメーションサービス

・出入国案内、空港案内

・フライト案内

・ショッピング案内

・都市情報の案内

・航空会社の電話番号

・レストランの情報提供

トラベルサービス

・レンタカーの予約

・ホテルの予約

・交通機関の手配

・現地ツアーの予約

・レストランの予約

エマージェンシーサービス

・パスポートの紛失対応

・盗難時の手続き対応

・現地医療機関の手配

・医療通訳の手配

・クレジットカード紛失対応

・トラブル時の各種アドバイス

安心のロードサービス

JTB旅カードJMBには、無料のロードサービスも付帯しています。

車が故障した際のカーサービスに加え、レンタカーサービスや宿泊費サービスなどのアフターフォローも充実しているのはうれしいですよね。

旅行は飛行機よりも、車で行くことの方が多いといった方にとっても、メリットがあるクレジットカードですね。

以下が無料で受けられるロードサービスの内容となります。

・レッカーサービス

・ガス欠対応(ガソリン代は別途)

・鍵開け

・バッテリー上がり対応

・スペアタイヤ交換

・クイックサービス

・レンタカーサービス

・帰宅費用サポート

・宿泊費サポート

・送迎サポート

ホームアシスタンスサービス

自宅で起こるさまざまなトラブルに対応するためのサービスを無料で使うことができます。

ただし、修理費などの実費はかかりますので注意してください。

以下では無料で使えるサービスの簡単な紹介します。

・水廻りトラブル

・鍵

・ガラスのトラブル

・医療健康相談や法律相談サービス

・食生活相談

・年金・税金相談

JTB旅カードJMBのデメリットは?

JTB旅カードJMBには、さまざまなメリットが存在していることが分かりましたが、反対にデメリットはあるのでしょうか?

残念ながらどのカードにもデメリットは存在します。

メリットとデメリットをしっかりと比較検討したうえで、利用するか決めましょう。

年会費が高い

JTB旅カードJMBの年会費は、2000円+税と一般的なカードの年会費はとしては少し高めです。

クレジットカードを利用するにあたって、「年会費をかけたくない」といった方には適していないかもしれません。

最近では、年会費が無料でも付帯サービスが充実しているクレジットカードもありますのでそちらの方も検討してみてください。

JTB旅カードJMBはこんな人におすすめ!

今回は、JTB旅カードJMBがいったいどんなクレジットカードなのか、また所有する上でのメリットとデメリットについて説明していきました。

結局のところJTB旅カードJMBはどんな人に最適なクレジットカードなのでしょうか。

最後に改めてポイントをまとめておきます。

・JTBトラベルポイントの還元率が高い

・充実した付帯保険

・JALマイルが貯まる

・JTB旅カードデスクでの無料サービス

などのメリットから、「JTBを利用して海外旅行に行く人」に一番おすすめであるということができます。

他にも、ロードサービスやホームアシスタンスサービスを利用できることから、1枚持っていて損はないクレジットカードといえるのではないでしょうか。

この記事を読んで、JTB旅カードJMBに興味を持った方は一度試してみてください。

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