Suicaのチャージでポイントが貯まるお得なJRE CARDを徹底紹介！

首都圏に住んでいる人は誰もが1枚は持っているといっても過言ではないSuica。利用する際には毎回1000円単位で現金ないしクレジットカードからチャージを行うのが一般的です。また、Suicaは今や電車やバスなど公共交通機関での利用のみならず、コンビニはもちろんのこと日常の買い物シーンのほとんどで使うことができるカードとなっています。現金いらずで会計もスムーズなSuicaの利用額は、皆さんが想像しているよりもずっと多いのではないでしょうか。
今回紹介するJRE CARDは、そんな毎日のSuicaのチャージはもちろん、Suicaを利用した定期券の購入金額までポイント付与の対象としているクレジットカードです！
それでは、JRE CARDの概要から付帯サービスの詳細、メリット・デメリットまで詳しく紹介していきます。

JRE CARDの概要

JRE CARDは2018年7月に発行が開始されたクレジットカードで、ビューカードの一種です。ビューカードはアトレやペリエなどJR系列のお店でのお買い物で強さを発揮することが特徴で、Suicaとの親和性がかなり高いことから東日本エリア在住でJRをよく利用する人にとっては使い勝手が良いカードです。それではまずは年会費や対応している国際ブランドなど、JRE CARDの基本情報をまとめます。

選べる3つのスタイル

JRE CARDは自分の利用スタイルに応じて上の3種類から好きなものを選ぶことができます。
基本的な違いはSuicaとして使えるかどうか、またSuica定期券として使うことができるかどうかです。対応している国際ブランドは異なりますが、年会費などその他の条件には特別大きな違いはありません。
Suicaを既に持っている場合はJRE CARD (Suica・定期券なし)のタイプがおすすめです。オートチャージ機能をお手持ちのSuicaとリンクさせることでポイントを無駄にすることもありません。Suicaを持っていない場合はJRE CARD (Suica付)、さらにそのカードを定期券としても利用したい場合はJRE CARD (Suica定期券付)をおすすめします。

年会費

続いては誰もが気になる年会費に関する情報です。JRE CARDの年会費ですが、初年度は無条件で無料です！2年目以降は477円(税抜)の年会費が発生します。
初年度無料はもちろん嬉しいポイントですが、2年目以降も477円と、一般的なクレジットカードと比較すると格安で利用できます。従って、クレジットカードの利用が多くない方や年会費が気になるという方にもおすすめできるカードです。
また、年会費を実質永年無料にする裏技もあります。そのやり方は非常に簡単です。利用代金を郵送される明細ではなくオンラインで確認するように設定して、毎月WEB明細を発行すること。たったこれだけです。これだけで毎月50ポイントがもらえます。毎月50ポイントが付与されると年間で600円分のポイントが付与される計算になるので、477円の年会費は楽々上回ります。書面での明細が必要ない方は絶対に利用すべきサービスと言えます。

国際ブランド

対応している国際ブランドはカードの種類によって異なります。
JRE CARD (Suica付)は3タイプのなかで唯一、JCB・VISA・MasterCardという3つの国際ブランドに対応しています。JRE CARD(Suica・定期券なし)とJRE CARD(Suica定期券付)はVISAのみの取り扱いです。

JRE POINTについて

JRE CARDを利用した際に付与されるポイントはJRE POINTで、数あるクレジットカードのポイントの中でもかなりお得に貯めることができる仕組みが用意されています。ここからは、そんなJRE POINTの内容を詳しく紹介します。

オートチャージや定期券の購入でポイント3倍

JRE CARDに内蔵されたSuicaへのオートチャージや、定期券の購入でのJRE CARDの利用を行うと、ポイントが通常還元率0.5%のところ1.5%にアップします。通勤や通学で定期券を購入する方や鉄道の利用が多い方にとっては毎回のチャージでポイントが3倍ももらえるかなりお得な仕組みになっています。
また、ポイントがアップするのはJR東日本管轄の券売機やみどりの窓口での購入に限るので注意が必要です。

公共料金の支払いでもポイントが貯まる

JRE CARDでは、買い物やSuicaへのチャージだけでなく、公共料金の支払いでもポイントが貯まる制度が用意されています。還元率は通常時と同様0.5％ですが、毎月の支払額は少なくないのでポイントが貯まるか貯まらないかではかなり大きな差がありそうです。支払いでポイントが貯まる公共料金は以下の通りです。

JR系列店でポイントアップ

JRE CARDは、JR系列店で利用するとさらにポイントがアップします！対象となる店舗はたくさんありますが、ここではその一部を紹介します。

これ以外にも、系列店は東日本全体に数多く存在するので気になる方はぜひチェックしてみてください。
優待店でJRE CARDを利用した場合、JRE POINTカード(クレジット機能がついていないポイントカード)の利用でも1％の還元が受けられますが、JRE CARDの場合は3％の還元が受けられます。これだけでも相当お得ですが、さらなるメリットも存在します。系列店で利用した場合、翌月の中旬にさらに0.5％のポイントが付与されるため、実質3.5％もの還元が受けられる計算になるのです。

ポイントの利用幅が大きい

JRE POINTはJRE POINTの加盟店で1ポイントあたり1円として利用可能です。また、貯まったポイントはSuicaのチャージに利用することも可能です。JRE POINTは、Suicaのチャージだけでなく、Suicaグリーン券に交換していつもより少し贅沢な電車旅をするもよし、びゅう商品券やルミネ商品券に交換するのもよしと他にも幅広い使い道が盛り沢山です！JRE POINTサイトから手軽に商品を選んで交換することができ、非常に便利です。

有効期限が自動延長

クレジットカードのポイントは、知らず知らずのうちに有効期限を迎えていて気付いたころには失効してしまうことも珍しくありません。そんな心配を解消してくれるのがJRE POINTの自動延長システムです。他のクレジットカードの場合、ポイントの有効期限は付与された日から数年間、というのが一般的です。一方、JRE POINTの場合は一部ポイントを除くすべてのポイントが、直近の獲得や利用から2年間に自動的に延長されます。失効日にバラつきがなくなることで、ポイントを無駄にすることが少なくなりそうですね。

付帯サービス

JRE CARDの魅力はポイントだけでなく、付帯サービスもかなりの充実度を誇っています。ここからは優待サービスや付帯保険などの情報をチェックしていきましょう。

充実の優待サービス

JRE CARDは様々な施設で優待割引が受けられます。和洋創菜びすとろ屋などの飲食店では飲食代が10％割引、ビッグエコーなどのカラオケ店では室料30％割引など、一度の利用で年会費の元が取れるようなサービスばかりです。飲食店やカラオケ店ばかりではありません。JR東日本ホテルズではチェックアウト延長料金が無料になり、駅レンタカーではJRE CARDを提示するだけで基本料金から10％が割引となります。また、ガーラ湯沢スキー場の利用時やスポーツクラブのジェクサーの入会時にも割引が受けられますし、引越業者の利用にも割引が適用されます。これ以外にも様々な優待サービスが用意されているので、JRE CARD公式ホームページを要チェックです。

国内海外旅行傷害保険

JRE CARDでは、国内旅行、海外旅行共に保険が付帯しています！
国内旅行の場合は、電車の切符やツアー料金など、旅程の一部で利用することで適用される利用付帯の保険が付いています。海外旅行の場合は利用の有無に関わらず、無条件で保険が適用されます。カードを持っているだけで保険が適用されるのは非常に嬉しいポイントですね。
また、海外旅行の場合、適用される期間は出国日の翌日から90日が経過する日の24時までです。これ以降は対象外となるので注意が必要です。
具体的な補償内容を紹介します。国内旅行傷害保険の場合、死亡・後遺障害の場合1,000万円、入院の場合1日あたり3,000円、通院の場合1日あたり2,000円が補償されます海外旅行傷害保険の場合は、死亡・後遺障害で500万円、障害治療費用は50万円、疾病治療費用は50万円が補償されます。

JRE CARD のデメリット

ここまでは主にJRE CARDを利用するメリットを多くご紹介してきました。しかし、残念ながら、JRE CARDにもデメリットは存在します。ここでは、JRE CARDを利用するデメリットを2つ紹介します。

ポイントが1,000円ごと

JRE CARDでポイントを貯める場合、1,000円単位での付与となるため、月末の利用金額合算の際に最大999円までの端数は切り捨てられてしまいます。利用金額を余すことなくポイントとして使いたい方にとっては、少しもったいないと感じられてしまうかもしれません。

家族カードが作れない

JRE CARDには家族カードというシステムが存在しないため、夫婦や家族でポイントを合算させて使うことができません。どうしても家族カードが欲しいという方には向いていないカードと言えるかもしれません。

JRE CARD はこんな人におすすめ

今回は、JRE CARDについて基本情報からサービス内容、デメリットまで詳しく紹介してきました。JRE CARDは、ここまで解説してきたように通勤・通学など日常生活でSuicaを利用する機会が多い方やアトレやペリエなどJR系列店の利用が多い方におすすめのカードです。年会費が実質無料で充実したサービスが受けられるJRE CARDの利用をぜひ検討してみてください！