大学生になったから新しくクレジットカードを持ってみたい、今まで使っていたクレジットカードから違うカードに変えたい、など多くの方がさまざまな理由でクレジットカードを持ちたいとお考えかと思います。
同時にクレジットカードの市場にもまたさまざまなカード会社がひしめき合っていて、どのカードを持てば良いのか分からないという人も多いと思います。
そんな中でもカードを持つなら持っていて得をする、そういう良いカードを持ちたいですよね。
そんな方たちにおすすめのカードとして今回紹介していくのが、JCBカードというクレジットカードです。
JCBカードとはいったい何なのか、持っているとどういったことがあるのか、年会費は、デメリットは、などカードを持ちたい方たちが気になっていると思われる点について深く追求していきたいと思います。
そうしてJCBカードについて深く知っていただき、どのクレジットカードを持つか悩んでいる方にはJCBカードを持ってもいいかなと思っていただきJCBカードを持ちたいと思っている方にとってはよりJCBカードについてさまざまなことを知っていただければよいなと思っています。
JCBカードとは何なのか?
JCBカードの中身について説明していく前にまず一体JCBカードとは何なのかについて説明していきます。
JCBカードとはその名の通りJCB(Japan Credit Bureau)、日本クレジットビューロー社が出しているクレジットカードであり、JCBマークの青赤緑はそれぞれ責任感、活力感、親近感を表現しています。
初めて米国系以外登場していなかった国際ブランドで台頭してきた日本ブランドであり、世界6大カードブランドとして活躍している誇り高く、信頼と実績があるカードなのです。
日本ブランドだから海外に弱いのではないのかと思うかもしれませんが、2016年時点で日本国外の加盟店は2100万店を突破しており、これからもっと世界中で加盟店が増えていくと思います。カードの種類も多岐に渡り多くのサービスを提供していることや、東京ディズニーリゾートのオフィシャルカードとなっているほか、CMに多くの芸能人を起用しています。
日本発祥であることからサムライカードなどとも呼ばれているくらい日本人にとってなじみの深いクレジットカードなのです。
JCBカードを持つべきである特徴
JCBカードの概要について説明してきたところで、ではなぜJCBカードがおすすめできるクレジットカードなのかそのサービス内容について説明していきます。
カードの種類が豊富
まずカードの種類が豊富で自分に合ったカードが見つかりやすいという点です。
JCBカードはその提携している会社とのカードも合わせると200枚を超えるカード種類を有しています。
なぜそんなに種類が豊富なのかというと、顧客の種類、ニーズに合わせてカードを細かく設定しているからです。例えば学生が求めるサービスと社会人が求めるサービスは異なってくるため、年齢層やその人が普段どういった生活をしているのかに合わせてカードが作られています。
そうしたために、自分に合ったカード選びができるとともに、扱いやすいカードに巡り合うことができます。
OkiDokiポイント
続いてJCBカードのサービスであるOkiDokiポイントと呼ばれるものについて説明していきます。
このOkiDokiポイントとは、JCBカードを使ってお買い物をするごとに還元されるポイントのことであり、1000円ごとに1ポイント付与されます。
また1ポイントごとに5円分として使えるので、還元率5%であるといえます。
この還元率5%という数字はキャンペーンやカードの種類、使う場所やボーナスによってさらに還元率を高めることができ、工夫次第ではポイントをたくさん貯めることができます。
例えば、カードを使う金額によって来年付与されるOkiDokiポイントの還元率が変動していきます。これは一部カードには適用されないのですが、適用されるカードになると、
- 年間50万円以上利用→ポイント1.1倍
- 年間100万円以上利用→ポイント1.2倍
- 年間300万円以上利用→ポイント1.25倍
となっていきます。ここで今年この上記の金額を使ったとし、来年100,000円分の購入をした時のポイント還元率をみていくとすると、
通常→100,000*0.05=5,000のところ、
- 年間50万円以上利用→100,000*0.05*1.1=5,500円
- 年間100万円以上利用→100,000*0.05*1.2=6,000円
- 年間300万円以上利用→100,000*0.05*1.25=6,250円
となり、100,000円分使った時のポイント還元率の差は最大で1,250円分となります。またさらにここで去年と同じ上記の金額を利用した場合、
- 年間50万円以上利用→500,000*0.05*1.1=27,500円
- 年間100万円以上利用→1,000,000*0.05*1.2=60,000円
- 年間300万円以上利用→3,00,000*0.05*1.25=187,500円
となり、やはり使った分だけポイントの貯まり具合が大きくなっています。またこれは単純計算なので、ここに先ほど説明したサービスやキャンペーン期間にお買い物すればもっと貯めることができます。
そのためJCBカードは普段よくクレジットカードを使用される方や現金をあまり財布に入れておかない方、ポイントをいっぱい貯めたい方におすすめです。
OkiDokiランド
これは先ほどのOkiDokiポイントに関わってくるサービスです。
OkiDokiランドとはOkiDokiポイントを効率よく貯めることができるJCBが運営するオンラインモールのことを指します。
OkiDokiランドのサイトに記載されているネットショッピングサイトのURLを選択しそこのサイトに跳んでお買い物することでポイントが通常よりも何倍も多く貯まる嬉しいサービスです。
記載されているショッピングサイトは普段皆さんが使うようなAmazonやヤフーショッピング、楽天市場などの有名企業のサイトばかりなので、みなさんも安心して確実にポイントを貯めていくことができます。
また中には最大で通常の20倍もののポイントが付与される場合もあるので、普段ネットショッピングを使わない方にもそうしたキャンペーン時だけ使ってみる、というのも有効的だと思います。
クレジットカードの会計時の煩わしい手間を省いた利点に加えてネットショッピングの家でもお買いもできる点、普段のお買い物以上にポイントを貯められるという点が一つになっている特筆すべき点であるといえます。
優待店でポイント倍増
ポイントを倍増させるサービスが充実しているJCBカードですがまだまだポイント倍増サービスが充実しています。
それは優待店でJCBカードを利用することでポイントを倍増して貯められるというサービスです。これは一部カードでは使えないサービスなのですが、利用できる場合、普段の日常生活で使えるサービスなのでぜひとも利用してほしいです。
ではその優待店とはいったい何なのかというと、これもまた皆さんがよく知っているセブンイレブンをはじめ、スターバックスなどが該当します。ちなみにセブンイレブンではポイント3倍、スターバックスではなんと10倍ものポイントが付与されるといった衝撃的なサービスとなっております。
そのため普段セブンやスタバを使う人は勿論のこと、ネットショッピングではついつい買いすぎてしまうのでクレジットカードを使うのが怖い人や、安価なもので効率よくポイントを貯めたい人にはぜひ使ってほしいところです。
しかしこれには制約条件もあるため注意が必要です。
例えばスタバの場合、1,000円以上の会計でないとサービス適用外になるほか、事前にサイトの登録が必要な場合もあります。
しかし、スタバはスタバカードにチャージする際にもサービス有効となるため、スタバカードとの併用がおすすめです。
また登録についても簡単に登録できるのも多いため、登録が面倒だからといって登録を諦めるのではなく、しっかりと確認しておくようにしましょう。
ポイント交換
ポイントをいかに効率的に貯めていくかそのサービスについて紹介してきましたが、そのポイントの有効的な利用方法について紹介していきます。
1ポイント5円として使えるこのOkiDokiポイントはさまざまなサービスに利用していくことができるのです。
JCB関連アイテムは勿論のこと、楽天スーパーポイントや各種ギフトカードに変化させることが可能です。
OkiDokiポイントの交換材料は非常に種類が多いため交換したいものがきっと見つけられるでしょう。
しかし、ここで注意するべき点があります。
それはOkiDokiポイントの有効期限についてです。
実はOkiDokiポイントには有効期限が設けられており、その起源はポイントが付与された日から2年間から5年間とされています。
これはカードの種類によって有効期限が異なるため、確認しておく必要があります。
一般的にカードのランクが上がっていけばいくほど失効期限は長くなっていきます。全てのポイントのうち有効期限がきたポイントから順に消えていくためその前に利用していくことが必要です。
また、ポイントもお買い上げと同時に付与されるわけではなく、お買い上げ方法によってもポイント付与日は異なるため確認しておく必要があります。
また、換算後のポイントは小数点以下切り捨てとなっており、小数点以下四捨五入ではないのも知っておいてほしいです。
一体いつこのポイントが失効してしまうのか?
ポイントの有効期限はいつなのか気になっている方も多いと思いますがその方法について3種類あります。
まず1つ目がJCBカード会員専用のWEBサービスであるMyJCBで確認する方法です。MyJCBにログインした後にホームページ上にポイントを確認するという項目が出てくるので、そちらから確認が可能です。
2つ目はカードご利用代金明細書で確認する方法です。しかしこちらはJCBデビットカードの場合は確認ができないので注意が必要です。
3つ目は電話での確認です。商品申込・カタログ請求のダイヤルにて確認ができ、年中無休で24時間対応可能なので、ポイントがいつ失効するか分からない方にとって一番おすすめの方法です。
年会費無料
カードを持つうえで重要なポイントとなってくるのが、年会費についてだと思います。
JCBカードは年会費1,250円となっているのですが、オンライン上でカードに申し込んだ場合に限り初年度の年会費が無料となっています。
また、ショッピング利用額が年間を通して50万円以上の場合、来年度の年会費が免除になるなどの特典があります。そのため利用状況によってはずっと無料で使えるので、年会費が高いクレジットカードがある中、無料で使えるというのは大きなメリットだといえます。
また、わざわざオフライン上で手続きをしなくてもオンライン上で簡単に登録できるというのも、良い点であります。
カード発行時間の短さ
先ほどのオンライン上でのカード発行に関することなのですが、オンラインでの登録なら最短でその日にカードが発行でき、翌日には手元に届いているというハイスピードな手際の良さも売りです。
そのため今すぐにでもJCBカードが欲しい、クレジットカードを発行したいと考えている方にとってはこの上ないサービスなのではないでしょうか。
ただこちらは未成年や学生はできないほか、正午までにすべての登録が完了している必要がありますので、時間に余裕をもって行うようにしましょう。
JCBカードのラインナップ
JCBカードの特徴をあげてきたところで、そのラインナップについて代表的なクレジットカードをいくつか紹介していきます。
皆さんも自分の職業や年齢、用途によって自分に合ったJCBカードを見つけてください。
JCB一般カード
おそらくこのカードが最も一般的に普及していると思われるカードであり、その特徴は上記にあげた特徴を網羅しています。
そのほかにはコンビニなどで使うことができる電子マネー「QUICPay」を発行することができる点や、海外や国内での旅行保険やショッピング保険がついているという点が特徴としてあります。
これはツアー料金などをカード払いで済ますことによって利用することができるのですが、オプション料金としてではなく、最初から保険に加入することができるのは一般的なクレジットカードとしては性能が高いといえます。
また、海外でのショッピングをカード払いにすることでポイントが2倍というのも押さえておきましょう。
しかもこのポイント2倍のサービス、なんと海外サイトでの利用も適用されるのです。
そのためよく海外旅行をしたり、海外サイトでよく商品を買ったり、普段の支払いをクレジットカードで済ましている人にとっては大変おすすめのカードだといえます。
つまり多くの方にとって扱いやすく多くのサービスを充実させている汎用性の高いクレジットカードであるといえます。
JCBゴールドカード
次はJCBゴールドカードについて説明していきます。
このカードはJCB一般カードの上位互換であるといえます。そのためサービス内容もゴールドなものとなっており、特筆すべきはJCB ORIGINAL SERIESパートナーと呼ばれる機能が搭載しているところであります。
この機能はセブンイレブンなどの優待店での付与ポイントがなんと5倍になるといったポイントアップサービスであります。ボーナスポイントが利用額に応じてもらえたり、さらに上のランクのカードの招待状が届いたりします。保険の範囲も一般カードに比べて広くなったりするのも特徴の一つです。
ここまでサービスが良いと年会費も高いのではと思うかもしれません。確かに年会費は10,000円かかってしまうのですが、ゴールドカードも初年度の年会費は無料となっております。
またそれだけではなく入会すると特典として最大10,000ポイントが手に入るほか、サービスが充実しているのを踏まえると値段以上の働きをしてくれると思います。
こちらは社会人で普段のお買い物がクレジットカードとると特典として最大10,000ポイントが手に入るほか、サービスが充実しているのを踏まえると値段以上の働きをしてくれると思います。
こちらは社会人で普段のお買い物がクレジットカードといった方におすすめです。
JCB CARD W
このカードはなんといってもポイント還元率の高さが特徴的です。
しかもポイントの還元率が高いのに年会費がずっと無料なのです。年会費が無料のクレジットカードの中では圧倒的な存在感を放っているといえます。
そのうえ一般カードと遜色ないサービス内容なのでクレジットカードの年会費がネックに感じている方におすすめです。その代わり入会できる人に制限がかかっており、18~39歳までの方でないと入会できない決まりとなっております。
では39歳に入会したとしても40歳でまた違うカードを作らなければならないと思った方もいるでしょうが、40歳になる前に作ることができれば40歳以降も使うことができるのです。ApplePayにも対応しており利便性も高いほか、今入会してカードを使えば最大で11,000円ものJCBギフトカードがもらえるキャンペーンもやっています。
特に気軽に使えるクレジットカードのため、クレジットカードとはどんなものか気になる人や学生などにおすすめであるといえます。
使用上の注意点
さてここまででJCBカードの特徴やカードの種類について説明してきましたが、使用上の注意点をに説明していきます。
まず最も大切なことは、きちんと返済できる範囲内でクレジットカードを使用していくことです。
JCBカードなど特にポイントが付きやすいクレジットカードはポイント目当てで買い物をする方が多いですが、それによってついつい使いすぎてしまう方も多いです。
そうなってしまい引き落とし日にお金を用意することができず、返済に遅れが生じてしまうと、結局延滞料が膨らんでしまったり、カードの利用が制限されてしまったりなどでポイントを貯めた意味がありません。自分の信用にも関わってくるので、返済できる余裕をもって、その範囲内でJCBカードを使うようにしましょう。
リボ払いや分割払いなどは手数料がかかるのも覚えておいてください。特に大きなお買い物をした際に使われることの多いリボ払いなどですが、これらは多額の手数料がかかる場合があり、一括払いで購入した時に比べてとても高く値が付く場合があります。
そのため先ほどと同様、自分が無理をしない範囲内でお買い物をしていくことをおすすめします。
これ以外にも、先ほどの年齢によっては加入できないカードがあることや、カードのランクが上がっていくほどに年会費も上昇していくこと、ポイントはすぐ付く訳ではないというのも確認しておくべきことだといえます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回はJCBカードのあれこれについて深く追求してきましたが、JCBカードについて興味が湧きましたでしょうか。
特にポイントを売りにしていることを説明してきましたが、それと同時にポイント欲しさになんでもかんでもクレジットカードを使い支払いに追われることがないよう皆さんには気を付けていってほしいと思います。
良くも悪くもキャッシュレス化が進んでいる現代社会においてクレジットカードの重要性は国を超えて重要な存在となっており、これからはもっと重要になってくると思います。
だからこそ皆さんには自分自身に合ったクレジットカードを選んでほしいし、その中でも豊富なサービスとカードの種類を備えたJCBカードはおすすめできるし、興味を持っていただければよいなと思いました。
少しでもより良いクレジットカードを持ち、良い生活が遅れることを祈っています、最後までお読みいただきありがとうございました。