大学生の皆さん、クレジットカードは持っていますか?
もしもまだカードをもっていない学生や、すでに持っているけどもっとお得に買い物をしたいと思っている学生の方におすすめしたいのが、JCB CARD Wです。
通常ポイント還元率が1.0%と高いだけでなく、様々な店舗でのポイント増加やキャンペーンをおこなっているお得なカードなのです。しかし、中にはデメリットも…?
この記事では、実際に20歳大学生がJCB CARD Wを申し込んでみて分かったメリットやデメリットを紹介していきます!
学生におすすめのJCB CARD Wとは?
JCB CARD Wは、その名の通りJCBが発行するクレジットカードです。
入会には年齢制限があり、20歳から39歳まで。すなわち、若者向けのカードということです!
年会費は完全無料で、一度発行してしまえば40歳以降でも年会費無料のままずっと保有していることができます。
なんと言っても重要なのがそのポイントで、通常還元率が1.0%!高還元率カードの一つです。さらに、Amazonやセブンイレブン、AOKIなどの提携店などでは還元率がアップ!
また、電子マネーのQUICPayが付帯し、Apple Payにも対応可能など、流行りのキャッシュレス決済でももちろん使いやすいカードです。
しかし、学生におすすめの年会費無料・高還元率カードと言えば、三井住友VISAデビュープラスや楽天カード、Orico Card THE POINTなど、対抗馬がたくさんいますよね。
この中でどうして私はJCB CARD Wを選んだのか、そしてどのようなメリット・デメリットがあるのか、について紹介していきます。
20歳大学生がJCB CARD Wを申し込んでから発行まで
まずは、JCB CARD Wを発行した私のプロフィールを軽く紹介します。
・20歳大学生
・一人暮らし
・アルバイト収入は月に5万円程度/給付型奨学金を月に5万円程度受給
・持っているカードは三菱UFJ-VISAデビットとセゾンアメックスベーシック(みずほマイレージクラブカード)
20歳になったのでカードを申し込もう!ということでJCB CARD Wを選択し、申し込みました。18歳・19歳でももちろん申し込むことはできますが、書面や電話で親権者の同意が必要になるのがやはり面倒です。カードによっては、20歳以上であっても学生の場合は親権者の同意や親権者の収入を記載する必要があるカードもありますが、JCB CARD Wはそうではなく、完全にWEBだけで申し込みが完了しました。
JCB CARD WはWEB申し込み限定のカードとなっているので、パソコンやスマートフォンから申し込みましょう。
年収欄はアルバイト収入の年60万円と記載。奨学金は記載していません。
デビットカードとクレジットカードを1枚ずつ持っており、どちらも頻繁に使用していました。カード料金の延滞や携帯電話料金の延滞もなかったので、クレヒスは優秀なはずです。
15分で審査通過・5日で発行!
その結果、申込みから15分で審査通過の連絡がありました!
学生は審査に通りやすいとはいえども、やはり審査は不安だったので、15分でメールが来たことには驚きました。さすが若者向けカードですね。
月曜日の午後に申し込み、土曜日の午前中にカードが届いたので、申し込みからカードが手元に届くまでは5日弱。
即日発行ができるカードも存在するので特段早いわけではないですが、ネット申し込み限定のカードとしてはやや早めと言えるでしょう。
JCB CARD Wを申し込んでわかった学生向けメリット
それでは、JCB CARD Wを実際に申し込んでみてわかったメリットを紹介します。
ポイントがどんどん貯まる!
これは申し込まなくてもわかる利点ではありますが、やはりポイントがたくさん貯まっていきます。
今までは還元率が0.5%のカードしか使っていなかったので、1.0%というと今までの2倍でポイントが貯まっていきます。今まで申し込んでいなかったのをもったいなく思うほどです!
ちなみに、JCB CARD Wで貯まるポイントはJCBのOki Dokiポイントです。
カード利用1,000円(税込)で2ポイント貯まり、1ポイント5円分になるので、還元率は1.0%です。有効期限は2年間です。
なので、楽天スーパーポイントのように1ポイント1円分ではないということです。見かけ上のポイント数が少ないからといって価値が低いというわけではありません。
Amazonで2.0%が決め手
さらに、JCB ORIGINAL SERIESパートナーに登録されている店舗では、ポイントが更に多く貯まります。
セブンイレブンや高島屋で2.0%、AOKIでは3.0 %、スターバックスカードチャージでは5.5%などの還元率も魅力的ですが、何より嬉しいのはAmazon.co.jpで還元率が2.0%になるということ!
ちなみに、公式サイトには「ポイント3(+2)倍」と書いてあって紛らわしいですが、そもそもJCB CARD WはJCBが発行する還元率0.5%の他のカードと比べるとポイント還元率が2倍になっているので、2倍+2倍ということで4倍、すなわち2.0%ということになります。
ORIGINAL SERIES公式ページ、あるいはOki DokiランドのリンクからAmazonにアクセスすることでポイントが貯まるので、Amazonで購入する場合は、ひと手間経由するのを忘れないようにしましょう。
Amazon公式のクレジットカードよりも高い水準でポイントが貯まっていくということで、Amazonを頻繁に使うであろう学生には是非オススメできる一枚です。
実際私も、Amazonのポイント還元率が常時2.0%になるということがこのカードを発行した決め手です!
Oki Dokiランド経由で最大5.5%!
JCBが運営するポイントサイトであるOki Dokiランドを経由してネット通販サイトを利用することで、楽天市場やYahoo!ショッピングなどでポイントが1.5%~最大5.5%に!
Amazonで何でも買えてしまう現代ではありますが、中にはAmazonよりも安く、そして高還元率で買うことができるサイトもあります。
そのため、時間がある場合にはOki Dokiランドの特集欄やポイントUP欄を確認するようにしましょうね。
キャンペーンが充実
JCB CARD Wでは、MyJCBというサービスで利用明細やポイントが確認できます。
オンラインで利用明細が見られるのはもちろん便利ですが、このご時世ほぼすべてのカードで対応していますから、特段メリットというわけではありません。
しかし、このMyJCBから申し込めるキャンペーンを見逃してはなりません。これは申し込んでみて初めてわかったメリットです。
実際にいくつかのキャンペーン例を紹介します。
- Amazonでポイント支払いをすることでAmazonギフト券10,000円分が1,000名に当たるキャンペーン
- 光熱費や通信費、年金を1,000円以上払うと2人に1人1,000円キャッシュバックキャンペーン
- 分割払いやリボ払いで50,000円以上利用すると抽選で最高50,000円キャッシュバックキャンペーン
- Apple Payを登録・利用するともれなく10%キャッシュバックキャンペーン
- 合計30,000円以上のカード利用をすると抽選で300名に利用金額の50%をキャッシュバックキャンペーン
- 50,000円以上のカード利用でディズニーホテル宿泊&貸切招待券やディズニーリゾートのチケットが抽選で当たるキャンペーン
キャンペーンが非常に充実していることがわかったかと思います。
特に最後のディズニーリゾートのキャンペーンは、ディズニーリゾートのオフィシャルスポンサーであるJCBだからこそのキャンペーンですね。
これらはMyJCBからの利用登録が必要になるものもありますが、登録はただボタンを押すだけなので、全く大変ではありません。ぜひJCB CARD Wを使うという場合にはキャンペーンへの登録も忘れずに。
私も発行してすぐにMyJCBにアクセスし、キャンペーンに複数申し込みました!
入会後3ヶ月はポイント2倍!
常にやっているというわけではないようですが、入会後3ヶ月はポイントが2倍、すなわち還元率2.0%になるキャンペーンを実施しており、私もその恩恵に与っています。
後述のように入会だけでもらえるポイントこそないものの、3ヶ月間ポイント2倍は非常に嬉しい特典ですね。もしも入会後3ヶ月に毎月8万円ずつ使ったとすれば、2400円分のポイントがボーナスとしてもらえるわけです。
もちろん、オリジナルシリーズパートナーやOki Dokiランドなどとの併用も可能です。
さすがにボーナス分含めて2倍になるというわけではありませんが、Amazon.co.jpでは3.0%のポイント還元を得られるということです!
海外旅行傷害保険も付帯!
利用付帯、すなわち旅行代金をJCB CARD Wで支払う必要はありますが、海外旅行傷害保険が最大2,000万円付帯してきます。
また、海外のみにはなりますが、ショッピングガード保険も最大100万円まで付帯。
そのほか、JCBデスクなどの海外での電話サポートや窓口サポートも利用できるため、海外旅行でも安心です。
JCB CARD W plus L ならば女性に嬉しい保険も
ちなみに、JCB CARD Wには、JCB CARD W plus Lというバリエーションもあります。
このカードはJCB CARD Wのサービスに加えて女性に嬉しいサービスを利用できるカードで、少額保険料の女性疾病保険や女性に嬉しいプレゼント応募権などがついてきます。
それ以外は何も変わらず、年会費ももちろん無料のままです。
カードフェイスがピンクの可愛らしいデザインになるので、このデザインが気に入った方にはぜひJCB CARD W plus Lもおすすめします。
JCB CARD Wを申し込んでわかったデメリット
次に、JCB CARD Wを実際に申し込んでみてわかったデメリットを紹介します。
入会キャンペーンでもらえるポイントはゼロに等しい
JCB CARD Wは、入会キャンペーンがゼロに等しいです。
すぐ上でキャンペーンが豊富と紹介してすぐにどういうことか、と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、あくまで「入会キャンペーン」だけ見るとほぼゼロと言わざるを得ません。
多くのクレジットカードには「入会で10,000ポイント!」などと謳い、例えばネットサービスの登録や、固定費の支払い、3ヶ月で10万円以上の利用などを発動条件として、比較的簡単にポイントを得ることができる入会キャンペーンがあります。ましてや、年会費も無料なのに本当に入会しただけで数千ポイント得ることのできるクレジットカードも多数あります。
そんな中、JCB CARD Wは「入会で8,000ポイント獲得できる」というキャンペーンが実施されているカードです。一方、その内訳は「家族カード発行で2,000ポイント」「友達紹介で1,000ポイント、最大6人まで紹介可能」というもの。
しかし、そもそも学生が申し込んでいる場合は家族カードを発行することができません。また、友達紹介もそう簡単にできるものではありません。
そのため、友達紹介の努力の程度にもよりますが、基本的には入会キャンペーンはまったくないと思ったほうが良いでしょう。
ただ、私はそれをもちろん知っていながらもAmazonのポイント還元に惹かれて申込みましたし、実際発行してみたら多くのキャンペーンがあってポイントが貯まったりキャッシュバックを受けられたり、ということで、満足しています。
入会キャンペーン以外のキャンペーンが多く実施されているということは、逆に言えば今後使い続けていく中でもまたキャンペーンに応募できる、ということで、メリットにもなりえます。
限度額は10万円に設定
これは全員がというわけではないかもしれませんが、利用限度額は10万円でした。
JCB CARD Wの学生の限度額は最大30万円と言われているものの、やはり学生ということで10万円以上の限度額を手にすることは難しいでしょう。
なお、有力な対抗馬である三井住友VISAデビュープラスの場合は親権者の同意があると20万円・30万円まで限度額が設定されることもありますが、JCB CARD Wは親権者の同意があったとしても変わりません。
また、限度額の恒久的な引き上げは入会から6ヶ月経たないと申し込むことができない上、前述のように学生の間では引き上げも難しいでしょう。
一時引き上げの場合は6ヶ月未満でも申し込めるようですが、学生の場合は電話の申込みが必須となっているようです。使途や目的などを聞かれ、審査に通れば一時的に引き上げられます。
海外旅行をするなど、大きな限度額の引き上げをしたい場合には、JCBオーソリセンターに電話して申し込んでみましょう。
1枚だけだと海外は不安
先ほど海外旅行傷害保険が付帯し、サポートデスクもあると述べましたが、JCB CARD W一枚だけでは海外旅行や留学にはやや心もとないと言えます。
というのも、VISAやMasterCardと違い、JCBは日本のクレジットカード会社であり、海外ではJCBに対応していない店舗が多くあるのです。
国際シェアも、VISA:45%、Master:35%に比べ、JCBは3%しかありません。
日本人に人気なハワイやアメリカ、台湾、韓国では使えることも多いですが、ヨーロッパをはじめ、その他の地域や、小さな商店では使えないことも多々あります。
そのため、JCB CARD Wをメインカードにするという場合でも、別にVISAかMasterブランドのクレジットカードを持って海外に行くことをおすすめします。
あなたもJCB CARD Wでお得な学生生活を!
以上、実際にJCB CARD Wを申し込んだ学生の立場から、発行までの経緯、メリット、デメリットを紹介してきました。
申し込む時にはどのカードにしようか迷いましたが、いざ発行してみるとポイントもたくさん貯まるのはもちろん、シンプルなデザインも格好良く、愛着も湧いてきています。
やはりなんと言ってもAmazonをよく使う学生であれば、JCB CARD Wは発行しておいて損はありません!
あなたもぜひ、私のようにJCB CARD Wを使ってお得な学生生活を送ってみてはいかがですか?