JALマイルが貯まるJALカードと交通系電子マネーSuicaが合体したJAL普通カード(Suica)をご存知でしょうか。今回は、JALとSuicaの両方を利用する人にとってもお得なJAL普通カード(Suica)について、基本情報からお得なサービスまで詳しく紹介していきます!
特徴まとめ
JAL普通カード(SUICA)ってどんなカードなの?と気になる方のために、細々とした基本情報は一旦置いておいて、まずはJAL普通カード(SUICA)のここがポイント!という特徴をまとめてみました。
・Suica内蔵型でチャージでもJALマイルが貯まる
・JALのサービスや割引が受けられる
・マイル付与率最大1%
・入会時と毎年の搭乗時にボーナスマイルがもらえる
JAL普通カード(SUICA)の数ある魅力の中から特におすすめのポイントを厳選して紹介しました。JAL普通カード(SUICA)は他のクレジットカードと違い、ポイントをマイルに交換する必要がなく直接マイルが貯まり、JALの各種サービスを受けられるのが特徴です。SuicaのチャージでもJALマイルが貯まるので、SuicaとJALをよく利用する人にお得なクレジットカードです。
さて、大まかな特徴を紹介したところで、続いてはJAL普通カード(SUICA)のその他の特徴についても紹介していきます。
基本情報
まずはJAL普通カード(SUICA)の基本情報について以下の表で簡単に紹介します。
会員対象 | 18歳以上 |
国際ブランド | JCB |
利用可能枠 | 80万円 |
ポイント | JALマイレージバンク |
マイル付与率 | 0.5~1% |
年会費 | 2,160円(初年度無料) |
家族カード | なし |
ETCカード | 515円 |
JALカードショッピングサイトマイル・プレミアム | 3,240円 |
JALカードツアープレミアム | 2,160円 |
フライトボーナス | 区間マイル×マイル積算率×10% |
入会搭乗ボーナス | 1,000マイル |
毎年初回搭乗ボーナス | 1,000マイル |
海外旅行付帯保険 | 最高1,000万円 |
国内旅行付帯保険 | 最高1,000万円 |
ショッピング保険 | なし |
JAL普通カード(SUICA)の基本情報をまとめてみました。
特徴・メリット解説
それではJAL普通カード(SUICA)の特徴や入るべきメリットについて解説していきます。
年会費
JAL普通カード(SUICA)の年会費は2,160円です。有料ではありますが、初年度に関しては無料なので、お試しで使ってみるのもいいでしょう。
また、毎年の初回搭乗でボーナスマイルが1,000マイルもらえて、実質2,000円分のポイントとして使えるのでほぼ実質無料と言うこともできます。
なお、JAL普通カード(SUICA)には家族カードがありません。
ETCカードは年会費が毎年515円かかります。
JALマイル付与率
JAL普通カード(SUICA)は利用するとポイントではなく、直接JALマイルとして貯まります。ポイントからマイルへの交換の手間がかからないので便利です。JAL普通カード(SUICA)のJALマイル付与率は、「200円=1マイル」で0.5%です。
しかし、JALカードショッピングマイル・プレミアムに加入すると、マイル付与率は2倍の「100円=1マイル」で1%となります。ただし、JALカードショッピングマイル・プレミアムは年会費が3,240円かかります。年間の利用額が30万円以上であれば、年会費分のポイントは獲得できるので、JALマイルをがっつり貯めたい人にはJALカードショッピングマイル・プレミアムの加入はおすすめです。
さらにJALマイルを貯めたい人にはJALカードツアープレミアムもおすすめです。JALカードツアープレミアムはJALで航空券を購入するときにつくフライトマイルの積算率が必ず100%にアップするサービスです。割引運賃やパッケージで航空券を購入するとマイル積算率が最低で50%まで引き下がってしまうところを、100%でフライトマイルが付与されるようになるのでお得なサービスです。年会費は2,160円かかりますが、JALをよく利用する人にはおすすめのサービスです。
マイルボーナス
JAL普通カード(SUICA)のマイルボーナスは以下の通りです。
・毎年初回搭乗ボーナス 1,000マイル
・フライトボーナス 区間マイル×マイル積算率×10%
さらに入会で300マイル、アプリのダウンロードで50マイル、JALカードショッピングマイル・プレミアムの加入で500マイルがもらえるキャンペーンや抽選でAmazonギフト券が当たるキャンペーンも時々行っているので、公式サイトを要チェックです。
ビューサンクスポイント
JR東日本の特定の場所でJAL普通カード(SUICA)を利用すると、JALマイルやSuicaのチャージに交換できるビューサンクスポイントが貯まります。
一部を除いて1,000円の利用ごとに6ポイントが付与されます。
ポイントが貯まるのは以下の場所や商品です。
・JR東日本のみどりの窓口
・JAL普通カード(SUICA)でSuicaにチャージ
・オートチャージ
・多機能/指定席券売機
・えきねっと
・びゅう国内旅行商品
・びゅうプラザで発売されるイベント券等(1,000円利用ごとに2ポイント)
ビューサンクスポイントは600ポイントを500JALマイルに交換可能です。また、JALショッピングマイル・プレミアムに加入していると500JALマイルのところ、1,000JALマイルに交換できます。
ビューサンクスポイント400ポイントを1,000円分としてSuicaにチャージすることも可能です。
ビューサンクスポイントの有効期限は翌年度の3月末までなので、最大で2年間です。
国際ブランド
国際ブランドはもちろんJCBです。日本の国際ブランドなので日本国内や主な海外の主要な観光地では問題なく使えます。ただ、海外の地域によっては使えないこともあるので、JCBだけでの海外旅行は不安な面もあります。その場合はサブカードとしてVISAやMasterCardを持つことも有効です。
電子マネー
JAL普通カード(SUICA)はとJAL ICの2つの電子マネーと紐づけできます。
Suica
JAL普通カード(SUICA)では、一体型、別カード型、おサイフケータイ型の3タイプでSuicaを紐づけできます。いずれのタイプでもオートチャージに対応しています。一体型ではSuica定期券機能はつけられないので注意が必要です。おサイフケータイ型はモバイルSuicaの年会費1,030円が無料になるので、モバイルSuicaを利用する方におすすめです。
JAL IC
あまりなじみのない電子マネーだと思いますが、JAL ICは搭乗券や航空券の引き換えが不要でスマートに搭乗手続きができる「JALタッチ&ゴーサービス」が利用できる専用チップです。
クレジットカードとの一体型のみとなりますが、JALをよく利用する人にお勧めできるサービスです。
JALカード特約店でマイルが2倍
イオンやスターバックス、紀伊國屋書店、ファミリーマートなどのJALカード特約店で買い物すると、通常の2倍の200円ごとに2マイルもらえます。JALカードショッピングマイル・プレミアムを合わせて利用すると、100円で2マイルもらえるのでとてもお得です。
その他のJAL共通サービス
その他のJALカード会員共通のサービスももちろん利用できます。利用できるサービスは以下の通りです。
・家族のマイルを合算
・JAL・JTAの機内販売が10%割引
・国内空港の提携店舗と成田空港免税店での割引
・空港のパーキングでの割引
・JALホテルズの割引・特典
・JALのパッケージツアーの割引
・レンタカーの割引
・JALプラザの割引
・Jシニアーズ・アカデミーの入会金半額
・清水エスパルスファンクラブ入会金無料・年会費優待
ビューカードの共通サービス
ビューカードの共通サービスも利用できます。利用できるサービスは以下の通りです。
・ビューカード会員限定のホテルやレンタカーの割引を受けられる
・えきねっとでポイントがさらに貯まる
・モバイルSuicaの年会費が無料
デメリット
JAL普通カード(SUICA)は、ここまで紹介してきた通りJALカードの特典が加わった隙のないクレジットカードで、特別デメリットといったものはありません。
年会費も初年度無料の上に低額で、マイル付与率も悪くないのでとりあえずJALカードを持ちたいという人にまずお勧めできるカードです。
JAL普通カード(JCB)との違いは?
JAL普通カードにはJAL普通カード(SUICA)とは違いSuicaと提携していないJAL普通カード(JCB)があります。基本的な特徴や特典は同じですが、いくつか異なる点もあります。
どちらのカードにするか悩んでいる方もいらっしゃると思うので、JAL普通カード(SUICA)とJAL普通カード(JCB)の違いについて詳しく紹介します。
対応する電子マネーが異なる
先ほど紹介した通りJAL普通カード(SUICA)はSuicaとモバイルSuicaが利用できますが、JAL普通カード(JCB)はSuicaが利用できない代わりにWAONとQUICPayが利用でき、チャージでポイントが付与されます。
またJAL普通カード(SUICA)とJAL普通カード(JCB)は共通してnanacoとSMART ICOCAにポイントは付きませんがチャージ可能です。
JAL普通カード(JCB)はETCカードの年会費が無料
JAL普通カード(SUICA)はETCカードの年会費が515円かかると紹介しましたが、JAL普通カード(JCB)は年会費が無料です。ETCカードを利用するつもりの方にはJAL普通カード(JCB)の方がおすすめです。
JCBにはショッピング保険がつく
JAL普通カード(SUICA)にはショッピング保険は付帯していませんが、JAL普通カード(JCB)には年間補償限度100万円で補償期間90日間のショッピング保険が付帯しています。
どうしてもショッピング保険が無いと不安だ!という方はJAL普通カード(JCB)がおすすめです。
どっちのカードがいいの?
紹介した通りどちらのカードもあまり違いがないので、Suicaを利用する方はJAL普通カード(SUICA)が、Suicaを利用しない方やETCカードを利用する方はJAL普通カード(JCB)がおすすめです。
好みや利用目的に応じて自由に選びましょう。
JAL普通カード(SUICA)はこんな人におすすめ
JAL普通カード(SUICA)についてここまでたっぷりと解説してきました。JAL普通カードは年会費が安い上にマイル付与率も劣ることはなく、様々なJALやビューカードの特典を受けられるバランスが良い隙のないクレジットカードです。特にJALとSuicaをよく利用する人にはとてもお得なカードなので、ぜひ一度検討してみてくださいね。