みなさんは普段、どこでガソリンを給油しますか？
多くの方が全国に展開しているENEOSを利用したことはあるでしょう。
ENEOSで給油する方におすすめしたいのが、ENEOSカードSです。
このカードは年会費実質無料、カードで決済をするとガソリン代が1リットルあたり2円も値引きます。また、ロードサービスも付帯しており路上修理やレッカーサービス等を利用することができるドライバーに特化したクレジットカードです。
ENEOSで給油する方は持っていなければ損をするカードです。
今回はそんなENEOSカードSの特徴、メリット、デメリットについて解説していきます。
ENEOSカードSの特徴
ENEOSカードSはドライバーの方が嬉しい特典に特化したクレジットカードです。
このカードを簡単に紹介すると、この３つがENEOSカードSのポイントです。
・ENEOSのガソリン、軽油、灯油が値引き
・ロードサービスが無料
・ENEOSカードSの年1回利用で翌年度年会費無料
ENEOSカードSはJXエネルギーが発行しているクレジットカードです。名前の通り、ENEOSで使うとお得です。ENEOSカードSのSはスタンダードタイプのSです。
ENEOSカードSは年1回以上のクレジットカード利用で年会費無料になります。
ガソリン、軽油は1リットルあたり2円引き固定で利用することができます。
ロードサービスが付帯するので、運転中に思わぬトラブルでロードサービスが必要なときは無料でサービスを利用できます。
ENEOSカードCやPはキャッシュバックとポイントで還元されるので、少しENEOSカードSより複雑になっています。利用金額で還元率が変わり、キャッシュバックされる月を考える等の管理が苦手な方はいると思います。
煩雑な管理が無い、シンプルなENEOSカードSはおすすめです。
実質年会費無料、ガソリンと軽油が1リットルあたり2円引きというわかりやすくなっています。基本的にENEOSカードSにしておくことで失敗はありません。
ENEOSカードS のメリット
ENEOSカードSはドライバーのサービスを中心に特典が利用できます。ENEOSカードSで利用できるサービスについて詳しく解説していきます。
それではドライバーに嬉しい特典が満載のENEOSカードSのメリットを余すことなくご紹介していきます。
還元率
ENEOSカードSはポイントと値引きの２つあります。
ガソリンと軽油はいつでも1リットルあたり2円引き
灯油ならいつでも1リットルあたり１円引きです。
毎日、車で通勤・通学する方であれば1リットルあたり2円も引かれるというのは、かなり嬉しい内容ですね。
さらに、ENEOSの利用、カーメンテナンス商品を購入すると利用金額が1000円で20ポイントが付与されていきます。還元率２％。
ENEOS以外の利用では利用金額が1000円で6ポイントが付与されます。還元率0.6%です。
ENEOSカードSは通常の買い物でポイントが貯まりません。別途でポイント還元率が高いクレジットカードを持ち、ENEOSカードSをサブカードにすることをおすすめします。
ENEOSカードSでは基本的にポイントが貯まりにくいので、カーメンテナンス商品を買わない方はポイントがほとんど貯まらないでしょう。
年会費
ENEOSカードSは年会費がENEOSカードと比較して一番お得です。
ENEOSカードSは初年度の年会費は無料、翌年度からは年1回以上の利用で年会費が無料になります。もし、ENEOSカードSを年1回以上利用しない場合は2年目以降から1250円の年会費が発生します。
家族カード、ETCカードは年会費がどちらも無料です。家族で車を共有している方には、家族の誰が給油しても割引されるのは嬉しい点ですね。
ポイントの使い道
ENEOSカードSのポイントは1000円＝1000円のキャッシュバックになります。
問題なく使えるので、使い勝手は抜群です。
ポイントの有効期限は2年間なので、ポイント失効に気を付けましょう。
国際ブランド
ENEOSカードSの国際ブランドはJCBとVISAの2つから選ぶことができます。
多くの方はメインカードを別に発行、ENEOSカードSをサブカードとして使う方が多いと思うので、既に持っている国際ブランドと重複しないように注意しましょう。
重複しても問題はありませんが、１つの国際ブランドだけではVISAしか使えないお店で会計ができないといったトラブルが起きるかもしれません。そのため、国際ブランドを分散させることをおすすめします。
ロードサービス
ENEOS共通のサービスですが、
ENEOSカードSはロードサービスが付帯します。同様にCとPにも付帯しますが、ENEOSカードSは年会費無料でロードサービスを利用できるというメリットがあります。ガソリン割引、ロードサービス付帯、年会費無料なんて良いこと尽くめですね。
ENEOSカードSのロードサービスはとても使いやすくなっています。
ロードサービスの利用は24時間365日、電話で受け付けしています。たとえ、皆が寝静まっている夜やお盆やお正月といった時期でも対応してくれるのが心強いポイントです。そんな、気軽に呼べるロードサービスは電話からおよそ30分から1時間で到着します。これほど短い時間で来る理由は、全国9600ヶ所にロードサービスを行う拠点を設けているからです。
レッカーサービスは10㎞まで無料で、それ以降の距離は有料になります。とはいえ、10㎞もあれば充分な距離、10㎞圏内でレッカーサービスが完結するかもしれませんね。
路上修理が一部無料
ENEOSカードに共通したサービスですが、
路上修理であれば30分以内に終わる路上修理は全て無料となります。部品は有料になるので、注意してください。
ENEOSカードSにはあってCとPにないメリット
ENEOSカードSのメリットは年会費が無料でガソリン値引き、ロードサービスが付帯されるので、絶対に損をしないクレジットカードです。
キャッシュバックやポイントの管理が苦手、固定でガソリン値引きの方が楽に感じる方はENEOSカードSを選びましょう。
ENEOSカードS のデメリット
ここまでENEOSカードSのメリットばかり紹介してきました。しかし、完璧なクレジットカードはありません。ENEOSカードSにも欠点はあるので、2枚以上クレジットカードを保持して欠点をカバーしたりするといいでしょう。
付帯保険
ENEOSカードSには残念ながら付帯保険がありません。
しかし、ENEOSカードSであれば付帯保険がないことは問題ではありません
海外旅行・国内旅行傷害保険は旅行する度に別途で保険会社へ申し込むことができます。また、ENEOSカードSはサブカードとして持つ方がほとんどだと思います。そのため、メインカードに付帯保険を充実したクレジットカードを持つことで欠点をカバーすることができます。
ガソリン、ロードサービスのためだけのクレジットカードとして割り切って使いましょう。
通常の買い物向きではない
ENEOSカードSの通常ポイント還元率は0.6%とかなり低めです。
ポイント還元率を重視する方は別途でポイント還元率が高いクレジットカードをメインカードにして、ガソリンの給油やカーメンテナンス商品を購入するときのみENEOSカードSを利用しましょう。
1ヶ月間、クレカで2万以上利用する方にENEOSカードS は向かない
ENEOSカードSはガソリン1リットルあたり2円の割引がされます。
ENEOSカードSとは別のENEOSカードC（キャッシュバック）では
2万円以上の利用で1リットルあたり4円引き、
5万円以上で1リットルあたり5円引き、
7万円以上で1リットルあたり7円引き、
ENEOSカードSの割引と比べモノにならないほど値引きされます。普段からクレジットカードで何万円も利用する方はENEOSカードSではなくC(キャッシュバック)がおすすめですね。
まとめ
ENEOSカードSはこのようにドライバーに嬉しい特典が満載のクレジットカードです。
メインカードは別途にサブカードとして持つことをおすすめします。ENEOSでの還元率が高いのでENEOSで給油する方は持つべきクレジットカードです。