ALマイルが貯まるJALカードとJCBのクレジットカードが合体したJALカード(JCB)をご存知でしょうか。
JCBは、JALと提携しているので、JALをよく使う人に大変お得なクレジットカードです。
学生向けや20代限定のカードからハイステータスのカードまで様々な種類を展開するJALカードの中から、今回は一番オーソドックスなJAL普通カード(JCB)について詳しく紹介していきます。
特徴
JAL普通カード(JCB)の主な特徴は以下になります。
・JALのサービスや割引が受けられる
・マイル付与率最大1%
・入会時と毎年の搭乗時にボーナスマイルがもらえる
JCBの数ある魅力の中から特に需要なポイントを厳選して紹介しました。
JCBは他のクレジットカードと違い、ポイントをマイルに交換する必要がなく直接マイルが貯まり、JALの各種サービスを受けられるのが特徴です。
JALをよく利用する人にお得なクレジットカードだとわかりますね。
基本情報
JCBの基本情報を以下にまとめました。
会員対象 | 18歳以上 |
国際ブランド | JCB |
利用可能枠 | 80万円 |
ポイント | JALマイレージバンク |
マイル付与率 | 0.5~1% |
年会費 | 2,160円(初年度無料) |
家族カード | 1,000円(初年度無料) |
ETCカード | 年会費無料 |
JALカードショッピング サイトマイル・プレミアム |
3,240円 |
JALカードツアープレミアム | 2,160円 |
フライトボーナス | 区間マイル×マイル積算率×10% |
入会搭乗ボーナス | 1,000マイル |
毎年初回搭乗ボーナス | 1,000マイル |
海外旅行付帯保険 | 最高1,000万円 |
国内旅行付帯保険 | 最高1,000万円 |
ショッピング保険 | 最高100万円 |
特徴・メリット解説
それではJAL普通カード(JCB)の特徴や入るべきメリットについて以下で解説していきます。
年会費
JAL普通カード(JCB)の年会費は2,160円です。
有料ではありますが、初年度無料なのでお試しで使ってみるのもいいでしょう。
また、毎年の初回搭乗でボーナスマイルが1,000マイルもらえて、実質2,000円分のポイントとして使えるのでほぼ実質無料です。
家族にほぼ同質の家族カードを発行することもでき、年会費は1,080円です。
本カードと同様に、初年度は無料です。
ETCカードは年会費、発行手数料共に無料です。
JALマイル付与率
JAL普通カード(JCB)のJALマイル付与率は、「200円=1マイル」で0.5%です。
JAL普通カード(JCB)は利用するとポイントではなく、直接JALマイルとして貯まります。
ポイントからマイルへの交換の手間がかからないので便利です。
マイルボーナス
JAL普通カード(JCB)のマイルボーナスは以下の通りです。
・毎年初回搭乗ボーナス 1,000マイル
・フライトボーナス 区間マイル×マイル積算率×10%
さらにキャンペーンとして、入会で300マイル、アプリのダウンロードで50マイル、JALカードショッピングマイル・プレミアムの加入で500マイルがもらえたり、抽選でAmazonギフト券が当たることもあるので公式サイトを要チェックです。
国際ブランド
国際ブランドはもちろんJCBです。
日本の国際ブランドなので日本国内や主な海外の観光地で使えます。
ただ、海外の地域によっては使えないこともあるので、JCBだけでの海外旅行は不安な面もあります。
電子マネー
JCBはJAL IC、QUICPay、WAONの3つの電子マネーと紐づけできます。
JAL IC
あまりなじみのない電子マネーだと思いますが、JAL ICは搭乗券や航空券の引き換えが不要でスマートに搭乗手続きができる「JALタッチ&ゴーサービス」が利用できる専用チップです。
クレジットカードとの一体型のみとなりますが、JALをよく利用する人にお勧めできるサービスです。
QUICPay
QUICPayは、ポストペイ式というクレジットカードに紐づけた後払い方式の電子マネーです。そのため、事前のチャージは不要です。
おサイフケータイ型と別カード型の2つから選べます。
また、QUICPayを利用してショッピングをしてもショッピングマイルが貯まります。
WAON
WAONは、イオン系列を中心に広く使える電子マネーです。
おサイフケータイ型と別カード型の2つから選べます。
また、JMB WAONやモバイルJMB WAONを用意し紐づけることでJALカードを利用してWAONにチャージすることが可能です。
この場合チャージでもWAONの利用でもショッピングマイルがそれぞれ、チャージ100円ごとに1マイル、WAON利用200円ごとに1マイルが貯まるので大変お得です。
JALカード特約店でマイルが2倍
イオンやスターバックス、紀伊國屋書店、ファミリーマートなどのJALカード特約店で買い物すると、通常の2倍の200円ごとに2マイルもらえます。
JALカードショッピングマイル・プレミアムを合わせて利用すると、100円で2マイルもらえるのでとてもお得です。
その他のJAL共通サービス
JALカード会員共通で利用できるサービスは以下です。
・家族のマイルを合算
・JAL・JTAの機内販売が10%割引
・国内空港の提携店舗と成田空港免税店での割引
・空港のパーキングでの割引
・JALホテルズの割引・特典
・JALのパッケージツアーの割引
・レンタカーの割引
・JALプラザの割引
・Jシニアーズ・アカデミーの入会金半額
・清水エスパルスファンクラブ入会金無料・年会費優待
デメリット
JCBは、ここまで紹介してきた通りJALカードの特典が加わった隙のないクレジットカードで、特別デメリットといったものはありません。
年会費も初年度無料の上に低額で、マイル付与率も悪くないのでとりあえずJALカードを持ちたいという人にまずお勧めできるカードです。
JAL普通カード(VISA/マスター)との違いは?
JAL普通カードには国際ブランドがVISAとMasterCardのカードがあります。
JAL普通カード(JCB)とJAL普通カード(VISA/マスター)は基本的な年会費やマイル付与率、特典など大部分は同じです。しかし、いくつか違う点もあるので以下で紹介します。
対応する電子マネーが異なる
先ほど紹介した通りJAL普通カード(JCB)は、WAONとQUICPayが利用できますが、JAL普通カード(VISA/マスター)ではQUICPayは利用できません。
またJAL普通カードは共通してモバイルSuicaとSMART ICOCAにチャージのみ可能です。それに加えて、JAL普通カード(JCB)はnanacoに、JAL普通カード(VISA/マスター)は楽天Edyにチャージのみ可能です。
VISA/マスターはETCカードの発行手数料が有料
JAL普通カード(JCB)はETCカードの発行手数料が無料であると言いましたが、VISA/マスターの場合は発行手数料が有料です。
ETCカードを利用するつもりの方にはJCBの方がおすすめです。
JCBにはショッピング保険がつく
JAL普通カード(VISA/マスター)にはショッピング保険は付帯していませんが、JCBには年間補償限度100万円で補償期間90日間のショッピング保険が付帯しています。
VISA、MasterCard、JCBどれがいいの?
項目だけを比べると若干JCBが優れていますが、基本的にその違いはごくわずかです。
いずれも国際ブランドで広く使えて、どれを選んでも特別損することはないので、電子マネーやETCカードなどそれぞれのこだわりで選んで大丈夫でしょう。
JCBはとても便利なカード!
JAL普通カード(JCB)についてここまでたっぷりと解説してきました。
JAL普通カードは年会費が安く、マイル付与率も劣ることはなく、様々なJALの特典を受けられるバランスが良い隙のないクレジットカードです。
JALをよく利用する方や初めてJALカードを持つという方におすすめできるクレジットカードです。