アメリカン・エキスプレスは誰でも一度は聞いたことのあるクレジットカードだと思います。
一般的にステータスカードとして認知されているため、アメリカン・エキスプレスを持つ人はそれなりの地位や年収があるということです。
そんなアメリカン・エキスプレスを一度は持ってみたいと思ったことはありませんか?
アメリカン・エキスプレスは年会費が高い分、どんな付帯サービスがついているのか気になると思います。
今回はアメリカン・エキスプレスの一般カード、アメックスグリーンの特徴をまとめてご紹介していきます。
概要
アメリカン・エキスプレス(グリーン)の特徴を簡単にまとめると以下の通りです。
- ステータスカード
- トラベルサービス
- 空港ラウンジの利用
- 高い年会費
アメリカン・エキスプレス・カードはアメックスグリーンとも呼ばれています。
アメックスグリーンはアメリカン・エキスプレスの一般カードということです。一般カードというと聞こえは普通ですが、一般カードのなかでも高性能と言わざるをえません。
もちろんステータス性は一般カードでも衰えず、サービスの内容も他社のゴールドカードやプラチナカード以上です。
特に海外旅行に関するサービスが充実しています。空港ラウンジ、旅行保険など嬉しいサービスがいっぱいです。
アメリカン・エキスプレス(グリーン)の基本情報は以下のとおりです。
国際ブランド | AmericanExpress |
還元率 | 0.33%-0.5% |
ポイント | メンバーシップ・リワード |
本人年会費 | 12,000円(税抜) |
家族カード | 6,000円(税抜) |
ETC | 無料 |
海外旅行保険 | 最高5000万円(利用付帯) |
国内旅行保険 | 最高5000万円(利用付帯) |
ショッピング保険 | 最高500万円 |
年会費
アメリカン・エキスプレスの年会費は12,000円(税抜)です。
家族カードの年会費は6,000円(税抜)です。
ETCカードの年会費は無料ですが、発行手数料は850円(税抜)かかります。
一般カードで年会費が10,000円以上するのはクレジットカードの中でもかなり高額ですが、高い年会費に見合ったサービスが受けられます。
他のゴールドカード、プラチナカード等より高くても妥当な値段と言えるでしょう。
ポイント還元率
アメリカン・エキスプレスのポイント還元率はかなり低めの0.33%〜0.4%です。
ポイントを目当てに利用するのではなく、付帯サービスを重視するカードなので仕方ないでしょう。
お得に使うなら買い物より付帯サービスです。
それでもポイント還元率をあげたい方は「メンバーシップ・リワード・プラス」に登録しましょう。そうすれば、ポイント還元率が0.5%になります。
ポイント加算対象外
100円=1ポイントにならない加盟店とポイント加算対象外になるものがあるため注意しましょう。
ポイント対象外は以下の通りです。
- NHK
- Edy
- モバイルSuica
- SMART ICOCA
- UNICEF
電気、水、ガスなどの支払いではポイントが半分、200円=1ポイントになります。ポイントが半減する加盟店は以下の通りです。
- 電力会社(北海道電力、東北電力、東京電力、北陸電力中部電力、関西電力、中国電力、四国電力、九州電力、沖縄電力)
- ガス会社(北海道ガス、東京ガス、京葉ガス、東邦ガス、長野都市ガス、広島ガス、大阪ガス)
- 水道局(札幌市水道局、東京都水道局、横浜市水道局、武蔵野市水道部、大阪市水道局、長崎市上下水道局)
- 東京都税
- 大阪府自動車税
マイル
マイルの交換は2000ポイント=1000マイルです。
わかりやすく換算すると1000円=5マイルです。
マイルの交換率もポイント還元率と同じく低いです。
交換レートを上げたい方は「メンバーシップ・リワード・プラス」を利用しましょう。年会費が3,000円で登録できます。
登録するとマイルの交換が1000ポイント=1000マイルになります。
わかりやすく換算すると1000円=10マイルです。
2倍になるので一般的なマイルカードと同じ交換レートになります。
ANAに移行するためには
ANAに移行するためには「メンバーシップ・リワード・プラス」に入会する必要があります。入会には年会費5000円(税抜)がかかります。
マイル移行するときだけ登録して移行したら退会することで年会費を抑えられます。
マイル移行ができる航空会社
マイル移行に対応している会社は以下の通りです。
- ANA
- アリタリア航空
- ヴァージンアトランティック航空
- エティハド航空
- エミレーツ航空
- キャセイパシフィック航空
- シンガポール航空
- スカンジナビア航空
- タイ国際航空
- チャイナエアライン
- 中国南方航空
- デルタ航空
- フィンエアー
- ブリティッシュ・エアウェイズ
ポイントの使い道
アメリカン・エキスプレスはポイントの使い道が以下のように多くあります。
- 旅行代金
- キャッシュバック
- 商品券
有効期限は3年と長く安心です。
もし、交換前に3年経ちそうなら商品券などの交換しておくことができます。
国際ブランド
国際ブランドはアメリカン・エキスプレスのみです。
アメリカン・エキスプレスが発行しているクレジットカードなので当然でしょう。
使用できる国際ブランドのなかにアメリカン・エキスプレスが表記されていない店舗がありますが、ご心配はいりません。
JCBが使える店舗ではアメリカン・エキスプレスが使えます。
付帯保険
アメリカン・エキスプレスは年会費相応の付帯保険があります。
保険の内容は他社のゴールドカードと同等といえます。
海外旅行保険は利用付帯で最高5,000万円
国内旅行保険は利用付帯で最高5,000万円
ショッピング保険は最高500万円(90日間補償)です。
リターンプロテクションという保険があります。
商品返品のときに受け取ってもらえない場合は購入金額が補償されます。
最高3万円で年間15万円まで補償されます。
特典
付帯サービスは非常に多く覚えきれないほどです。
宅配サービス、旅行保険、盗難補償など豊富なサービスが利用できます。
以下の特典が利用できます。
- エアポート送迎サービス
- 手荷物無料宅配サービス
- 海外旅行の日本語サポート
- メンバーシップ・トラベル・サービス
- 無料ポーターサービス
- 空港ラウンジ
- 海外用レンタル携帯
- トラベルサービスロケーション
- エアポートミール
- 旅行傷害保険
- メンバーシップ プレビュー
- 魏流布デスク
- コットン倶楽部
- プライオリティパス
- チケットアクセス
- カード盗難の緊急再発行
- アメリカンエキスプレスセレクト
- アメリカンエキスプレス トラベル サービスオフィス
- ショッピングプロテクション
- オンラインプロテクション
- リターンプロテクション
- クラブエッセンシアの優待
- クラブ プレミアムプラスの優待
- 新国立劇場の優待
- 贅の宿
主に海外旅行や高級レストラン、高級ホテルを利用する際のサービスが充実しています。
メリットまとめ
空港ラウンジ、旅行保険、宅配サービスなどの豊富なサービスがアメリカン・エキスプレスのメリットです。
人によっては払った年会費10,000円以上の待遇を受けることができます。
また、世界的にブランド力も高いのでどこでも通用します。女性とのデートや仕事の接待で出すと一目置かれることもあります。
ハイクラスな人間にはぴったりのカードです。
デメリットまとめ
アメリカン・エキスプレスのデメリットは年会費が高額、マイルの交換率、ポイント還元率が悪いことです。
ポイントとマイルのいずれも年会費をさらに払うことでレートを上げることはできますが、アメリカン・エキスプレスで重視するべき点は付帯されるサービスです。
なのでステータスとして持つことだけに満足する方は損をしてしまうカードです。
アメリカン・エキスプレスに満足できるかはサービスの利用頻度によるでしょう。
海外旅行や高級ホテル、高級レストランを利用することで得するサービスがほとんどなので、無理してアメリカン・エキスプレスにすると損をしてしまうでしょう。
まとめ
アメリカン・エキスプレス(グリーン)の特徴について紹介してきました。
アメリカン・エキスプレス(グリーン)は年会費が高額なカードですが、その分サービスや特典が豊富なステータスカードです。
アメリカン・エキスプレスのなかでもアメックスグリーンは初歩的なカードでブランド、信頼性もバツグンです。
アメリカン・エキスプレス(グリーン)で海外旅行や高級レストランで豪華なサービスを受けたい方におすすめのカードです。