みなさん、“シネマイレージカード”という名前を聞いたことがあるでしょうか?
シネマイレージカードとは、その名前の通り映画に関連したクレジットカードです。
実はこのカード、皆さんに知ってほしいポイントをたくさん持っています。
今回はシネマイレージカードを持つメリットとデメリットについてご紹介します。
このカードに関心がある人もそうでない人も、この記事を読んでシネマイレージカードの魅力をたっぷり学んでいきましょう!
シネマイレージカードってどんなクレジットカードなの?
シネマイレージカードとは、TOHOシネマズがプロデュースしているクレジットカードのことを指し、映画を観る際に使うサブカードとして最適なカードだと言われています。
カードそのものを発行しているのは株式会社クレディセゾンであるため、セゾンカードとの連携カードと表現するのが適切でしょう。
国際ブランドは複数の中から選ぶことができ、いずれのブランドを選択した場合でも18歳以上かつ電話で連絡を取ることができる人であれば申し込みをすることができます。
20歳未満、あるいは学生の方はカード発行の申し込みの際に親権者の了承が必要になりますので、該当している方は気を付けましょう。
クレジット機能のないタイプも選択可能
シネマイレージカードは、クレジットカードだけでなくクレジット機能のないタイプのものを選ぶことも可能です。
クレジット機能のないシネマイレージカードを選んだ場合は、申し込みをする際の年齢制限等がなく、すべての方が利用の対象となります。
したがって、クレジットカードとしての機能を必要としない方はこちらを選ぶべきでしょう。
今回の記事に関してはクレジット機能のあるシネマイレージカードについて説明していきますので、そちらのお申し込みを検討している方はこのまま読み進めてください。
シネマイレージカードを利用するメリットは?
では、シネマイレージカードを利用するメリットにはどのようなものがあるのでしょうか?
複数ございますので、順番に確認していきます。
鑑賞ポイントを貯めると映画一本無料!
シネマイレージカードを利用するたくさんのメリットの中でも、映画好きの方に特に伝えたいのが「鑑賞ポイント」についてです。
鑑賞ポイントは、TOHOシネマズでただ映画を観るだけで獲得できます。
獲得の方法も非常に簡単で、観たい映画のチケットの発見をする際に券売機にシネマイレージカードを挿入するだけです。
そしてなによりびっくりなのが、これによって鑑賞ポイントを貯め、映画を6本観ることで次回の鑑賞が無料になるというサービスを展開しているという点です!
この場合の還元率を見てみると、なんと16.67%!
さらに、レディースデ―などのキャンペーンデーを活用して普段1,000円や1,300円で映画を鑑賞している人が1,800円料金の日に無料で映画を観たとすると、なんとその還元率は最大で27.27%にも上昇するんです!
普通のクレジットカードでこんなに高い還元率はまずありえません。
映画をよく観る人が使わない手はないですよね!
映画を鑑賞するだけでマイルが貯まる!
シネマイレージカードには、ポイントサービスだけでなくマイルが貯まる特典も付帯しています。
このマイルは映画の上映時間に対して付与され、1分=1マイル貯めることができます。
このサービスも鑑賞ポイントと同じように、チケットを発券する際にカードを挿入することによって獲得でき、気軽に貯めることができます。
貯まったマイルはどう活用できる?
映画を鑑賞して貯まったマイルは、TOHOシネマズ内でポップコーンやドリンクなどと交換することができます。
また、フードメニューだけでなくTOHOシネマズオリジナルのプレゼント企画に応募することも可能です。
このプレゼント企画に応募するさいは、抽選に外れた場合にもマイルは減ってしまいますので気を付けてくださいね。
毎週火曜日は映画料金が割引!
シネマイレージカードを持っている方にはシネマイレージデイというものが適用されます。
シネマイレージデイとは、TOHOシネマズで毎週火曜日に実施されるシネマイレージカードの会員向けの割引サービスです。
TOHOシネマズにて映画のチケットを購入する際には、シネマイレージカードを提示することによって通常1,800円の映画が1,400円で鑑賞することができるのです。
400円も割引になるなんてとってもお得ですよね!
ただし、シネマイレージデイにこの割引が適用されるのはあくまでカード保有者本人のみであり、残念ながら家族や友人などの同伴者のチケット代は割引の対象にならないので注意しましょう。
ポイントは使いやすい?
シネマイレージカードを利用してもらえるポイントは連携しているセゾンカードのものですので、永久不滅ポイントです。
映画鑑賞でしか貯められないとすると、なかなか高頻度で貯めて使うことは難しいため、ポイントが消滅しないというのは非常にありがたいですよね。
ポイントで交換できるものはセゾンのものに限りますが、商品や商品券に交換することができます。
また、永久不滅ポイントを貯めることができる他のクレジットカードを所持している場合には自動で合算できるようになっていますので、ますます便利ですね!
国際ブランドは何が選べる?
シネマイレージカードの国際ブランドには、MasterCardとAmerican Expressの2種類から選ぶことができます。
どちらも有名な国際ブランドであるため、国内外問わずお買い物に利用するのにはどちらを選んでも困ることはないでしょう。
ただし、年会費や付帯保険の内容などは種類によって大きく変わってきますので、自分に合ったものを選ぶことをおすすめします。
内容の違いについてはこの後説明していきますね!
年会費
シネマイレージカードの年会費は、国際ブランドによって異なります。
MasterCardの年会費は初年度が無料、翌年度以降は基本的に300円ですが年に一回利用すれば無料になります。
これに対してAmerican Expressは初年度から毎年3000円です。
年会費の部分を見れば、サブカードとして映画館で利用するということを考えると、実質年会費無料のMasterCardの方がおすすめですね!
付帯保険
シネマイレージカードに付帯される保険もまた国際ブランドによって異なります。
MasterCardには海外旅行傷害保険、国内旅行傷害保険、ショッピング保険のいずれも付帯していません。
これに対してAmerican Expressは保険が充実しています。
海外旅行傷害保険、国内旅行傷害保険はいずれも最高で3,000万円が付帯、ショッピング保険は年間最高で1,000万円が付帯し、補償期間は120日です。
また、American Expressには家族特約もついており、付帯保険の部分を見ればAmerican Expressが圧倒的だといえます。
しかし、映画専用のカードとしてしか利用しないということを考えると、これらの保険は必要ないかもしれません。
自分の利用用途に応じて選びましょう。
セゾンカードのサービスも受けられる!
先ほども説明した通り、シネマイレージカードはセゾンカードと連携したクレジットカードであるため、セゾンカードのサービスも同時に受けることができます。
具体的には以下のサービスが挙げられます。
・西友/リヴィン/サニー:いつでもお買い物が3%OFF、毎月5日と20日は5%OFF
・イープラス優待:イープラス会員限定で人気のチケットの先行予約が可能、優待・会員限定チケットあり
もし西友系列の店舗をよく利用し、イープラスのサービスを利用する場合にはそちらでもお得になるのでとっても嬉しいサービスです。
シネマイレージカードを利用するデメリットは?
さて、ここまでシネマイレージカードのさまざまなメリットを紹介してきましたが、デメリットは存在しているのでしょうか?
結論としては、利用用途を考えればないと言って良いでしょう。
しいて言うとすれば、還元率の低さが挙げられます。
普通のお買い物で利用する場合の還元率は0.5%と、他のクレジットカードと変わらない非常に平凡なものであるためです。
しかし、このカードは還元率を目当てにするというよりも映画をお得に観るために使うようなカードですので、あまり重要視する必要はありません。
また、1年間で一切利用しなかった場合は年会費がかかってしまうという点も挙げられます。しかしながら、一度でも利用すれば無料になりますし、かかったとしても300円ですので、そこまで気にすることではないでしょう。
そもそもこのカードを1年間利用しないことは1年間映画を一切見ないということになりますので、そのような方はこのカードを作るメリットが少ないのではないかと考えられます。
シネマイレージカードの総合評価
さて、ここまで紹介してきたシネマイレージカードについてポイントをおさらいしてみましょう!
・TOHOシネマズで映画を6本観れば1本無料
・実質年会費は無料
・永久不滅でポイントを貯められる
・映画の上映時間1分につき1マイル貯まる
・毎週火曜日は映画料金が割引
・映画をよく観る人のためのサブカードとして最適
このように、シネマイレージカードはTOHOシネマズで映画を観る人にとっては必要不可欠な最強のサブカードなのです!
1年に1回以上TOHOシネマズで映画を観るという人は持たないという手はないのではないでしょうか?
この記事を読んでシネマイレージカードの魅力に気付いた方はぜひ利用してみることをおすすめします!