ビックカメラSuicaカードの特徴と、メリット&デメリットを紹介

bigcamera

株式会社ビューカードが発行するビックカメラSuicaカード。このカードを持つとどのような良いことがあるのでしょうか?

この記事では、ビックカメラSuicaカードの特徴、使う上でのメリット・デメリットについて詳しく説明していきます。

ビックカメラSuicaカードの概要

ビックカメラSuicaカードは文字通りSuicaの機能がついているので、たとえビックカメラを使わない人でも、JRを使う人なら十分にメリットがあります。年1回以上の利用で年会費無料になるので、年会費無料のビューカードが欲しい人にもオススメです。ここからは、このカードの基本情報について紹介していくので、確認してみて下さい。

基本情報

ビックカメラSuicaカードの基本情報は以下のとおりです。

還元率 : 1%〜1,17%

国際ブランド : VISA , JCB

利用限度額 : 10万円〜60万円

年会費 : 1年目は無料、2年目以降は年1回以上の利用で翌年度無料
※2年目以降、年に1回も利用がない場合は、477円(税抜)の年会費がかかります。

発行手数料 : 無料
※ETCの発行手数料も無料です。

発行資格 : 18歳以上 (高校生は不可)

ポイント

ビックカメラSuicaカードではビューサンクスポイント・ビックポイント、2つのポイントを得ることができます。ポイントの有効期限はどちらも2年間で、ビューサンクスポイントは1,000円ごとに2ポイント、ビックポイントは1,000円ごとに5ポイント得ることができます。

ポイントの交換については以下のとおりです。

【ビューサンクスポイント交換】

・Suicaへのチャージ : 400ポイント → 1,000円分
・メトロポリタンホテルズ共通利用券 : 600ポイント → 2,000円分
・ルミネ商品券 : 650ポイント → 2,000円分 , 1,250ポイント → 4,000円分
・ビューサンクスクーポン : 1,600ポイント → 5,000円分

【ビックポイント交換】

・1ポイント1円としてビックカメラで使用可能
・Suicaへのチャージ : 400ポイント → 1,000円分

ビックカメラSuicaカードのメリット

クレカを持つ美女

Suicaにチャージ出来たり、ルミネで使えたりと、ビックカメラSuicaカードはかなりオトク感のあるクレジットカードのように思えます。ここからは、ビックカメラSuicaカードのメリットを5つの観点から紹介していきます。

ポイント還元率11.5%!?

ビッグカメラで購入する商品をSuicaで決済することで、Suicaにチャージする際の還元率1.5% + ビックカメラSuicaカードの還元率10% = 11.5%ものポイントを得ることができます。ポイント還元率が10%を超えるのは、業界最高水準です!

しかし、Suicaのチャージ金額の上限は2万円なので、それ以上の物を買う際には注意が必要です。ビックカメラSuicaカードもクレジット機能で決済すると、ポイント還元率は10%になります。

しかし、通常のクレジットカードで支払いをするとポイント還元率は8%ですから、11.5%の還元は驚異的であるといえます。

JR関連の決済で、ポイント還元率が3倍の1.5%に!

ビックカメラSuicaカードを使ってSuicaのチャージをすれば、ポイント還元率は通常時の3倍である1.5%になります。ポイント3倍になる商品の詳細は以下の通りです。

・乗車券や特急券
・定期券(Suica定期券を含む)や回数券
・特別企画乗車券
・携帯電話等による「えきねっと」からのライナー券予約
・Suicaグリーン券やSuicaカード
・ビューカードによるSuicaへのチャージ(オートチャージを含む)
・モバイルSuica(チャージ、特急券、定期券、グリーン券)
・びゅう国内旅行商品

つまり、JR東日本の定期券を購入しているという方や、JR東日本の新幹線(上越新幹線や東北新幹線)などを利用する機会が多い方なら、これらの支払いにビックカメラSuicaカードを利用することで、ポイントがハイペースで貯まっていきます。

東日本への出張が多い方や、単身赴任をしていて頻繁に帰省する方などは、ビックカメラSuicaカードを是非作ることをオススメします。

Suicaのオートチャージ機能が便利!

ビックカメラSuicaカードはSuicaのオートチャージに対応しているため、わざわざ券売機に並ぶ必要がありません。事前にオートチャージ設定さえしておけば、その後はJR東日本に限らず、東京メトロなど全ての改札でチャージできるので、止められることもなくなります。ストレスなく電車移動ができるのは本当に楽です。

また最近ではiPhoneでApple Payを利用されている方も多いでしょう。Apple Pay経由でも、ビックカメラSuicaカードがあればオートチャージに対応します。ストレスなく支払うことが出来るのは非常に魅力的です。

ポイントが使いやすい!

ビックカメラSuicaカードで貯まるポイントは、Suicaのチャージやルミネ商品券への変換などさまざまなものへ変換できます。お買い物が好きな方は商品券へ、旅行が好きな方はホテルの利用券へ変えることができます。このようにさまざまな選択肢があるためポイントの使い勝手は非常に良いと言えるでしょう。

ちなみに、ビューサンクスポイントの交換レートが最も良いのはルミネ商品券です。そのため還元率を少しでも上げたい方は、こちらと交換しましょう。

付帯保険も充実!

ビックカメラSuicaカードは付帯保険がとても充実しており、詳細は以下の通りです。

海外旅行傷害保険(自動付帯)
・死亡・後遺障害 : 最高500万円
・障がい治療 : 最高50万円
・疾病治療 : 最高50万円

国内旅行傷害保険は(利用付帯)
・死亡・後遺障害 : 最高1,000万円
・入院費用 : 3,000円 / 日
・手術費用 : 最高3万円
・通院費用 : 2,000円 / 日

※ショッピング保険は付帯しません。

利用付帯だけでなく、自動付帯があるのがとても嬉しいですね。

ビックカメラSuicaカードのデメリット

ビックカメラSuicaカードには、上記のような魅力的な特典がある一方、デメリットも存在します。ここからはビックカメラSuicaカードのデメリットを2つの観点からご紹介します。

定期券機能はない

ビックカメラSuicaカード自体に定期券の機能を付けることはできないため、定期券を利用する方は別途定期券を持つか、定期券機能付きのビューカードを持つ必要があります。

しかし、このクレジットカードで定期券を買うことはできるので、高額な定期券という買い物をすることでポイントをとにかく貯めたいという方にはおすすめのカードであると言えます。

ETCカードにはメリットなし

ビックカメラSuicaカードは、ETCを使うとなると利用回数に関わらず477円(税抜)の年会費がかかってしまいます。

そのため、ETCカードが欲しいという理由でこのカードに加入することはおすすめできません。ETCで使うことを目的として、クレジットカードを発行しようとしている方は、他社のクレジットカードで年会費無料のETCカードを発行するようにしましょう。

ビックカメラに行かない人でもJR利用者にはおすすめ!

ビックカメラSuicaカードは、ビックカメラをよく使わない人でもJRを頻繁に使う方であれば、JR関連のポイント還元率が1.5%になるので非常に魅力的です。加えて、年1回利用するだけで年会費が無料になります。日常的にSuicaを使っていれば、その条件は問題なくクリアできるでしょう。

もちろん、ビックカメラでのポイントが最大11.5%になるのでビックカメラに行く方には自信を持っておすすめできます。

ただ、クレジットカードは適材適所。楽天でのお買い物には楽天カード、イオンでのお買い物にはイオンカード、が当然一番オトクです。

しかし、お店の数だけクレジットカードを発行していてはキリがないので、あなたの支出を振り返り、特に多いものに対してオトクになるクレジットカードを作るのが良いでしょう。

この記事を参考にしていただき、あなたのクレジットカードライフが実りあるものになることを願っています。

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