ANA VISA/マスター ワイドカードANAカードと三井住友クレカが提携して発行されたクレジットカードです。ワイドカードというのはANAカードのゴールドカード版のことで一般のANAカードに比べサービスがさらに充実しているのが特徴的です。
そんなANA VISA/マスター ワイドカードに関する基本情報やメリット・デメリットを詳しく解説していきます!ANA VISA/マスター ワイドカードに興味のある方はぜひ最後まで読んでみてくださいね!
ANA VISA/マスター ワイドカードの基本情報
ANA VISA/マスター ワイドカードの基本情報を見る前に特に注目すべき点をピックアップしてみました。
○マイ・ペイすリボに登録すると年会費が割引になる
○マイル付与率1~1.39%
○入会時・毎年継続時・フライト利用時にボーナスあり
○チェックイン時にビジネスクラス専用カウンターが利用可能
○付帯保険が充実
マイペイすリボというのは三井住友クレカに共通したリボ払いシステムのことで、自分で好きな金額を設定して支払うことができるのが特徴です。ネットから簡単にログインして設定できるので非常に便利です。
このマイペイすリボに登録するだけで年会費がおよそ半額近く安くなるので利用しない手はありません。詳しくは後ほど解説します。
またマイル付与率は1.39%まで上昇します。通常のクレジットカードの還元率が0.5%であることを考えるとかなりの高還元率といえます。
さらに入会時や契約更新時、さらにフライト利用時にもボーナスマイルをもらえるのでマイルをガッツリ貯めたい方にはぴったりです。その他にもビジネス専用のカウンターが利用できたり付帯保険が充実していたりするなどさまざまなメリットが満載です!ANA VISA/マスター ワイドカードのメリットについては後ほどご紹介していきます。
さてそれではANA VISA/マスター ワイドカードの基本情報を見ていきましょう。
マイル付与率 | 0.5~1.39% | |
国際ブランド | VISA | |
ポイント | ワールドプレゼント | |
年会費 | 本人
家族
ETC |
2,000円+税
(初年度無料、マイ・ペイすリボ登録&年1回利用で1,025円+税) 1,000円+税 (初年度無料、マイ・ペイすリボ登録&年1回利用で475円+税) 500円+税(初年度無料、年1回以上ETCカード利用で翌年度無料) |
マイル移行手数料 | 6,000円+税 | |
ボーナス | 入会
継続 フライト |
1,000マイル
1,000マイル 区間基本マイレージ × クラス・運賃倍率 × 10% |
付帯保険 | 海外旅行
国内旅行 ショッピング |
最高1,000万円(自動付帯)
なし 最高100万円(海外、リボ払い、分割払い) |
マイル付与率は先ほどもお伝えしたように1.39%まで上昇します。かなりの高還元率の部類に入るといえます。
ブランドはVISAとMasterCardを選択できます。VISAは大手のブランドの中でも最も加盟店が多く圧倒的なシェアを誇るので利用できる店舗が非常に多いです。それに対しMasterCardはVISAに比べまだまだ加盟店が少ないので利用できる店舗も限られてしまいます。そのためクレジットカードを利用できる店ならほぼ間違いなく使えるVISAを選んでおくのが無難です。
年会費は7250円かかりますがマイペイすリボに登録することで1000円安い6250円まで抑えられます。家族カードも1500円で作ることができマイペイすリボに登録し年一回以上利用すれば975円まで抑えることもできます。
またETCカードも500円で作れます。初年度は無料で年一回以上の利用で翌年が無料になりかなりお得です。家族用のクレジットカードを作りたい方や高速道路を頻繁に利用される方は本人カードの申し込みの際にぜひ家族カードとETCカードも検討してみてくださいね!!
ボーナスマイルは入会時や契約更新時、フライト利用時にもらえます。特に入会維持や契約更新時のマイルはANA VISA/マスター ワイドカードを持っているだけで勝手にマイルが貯まるのでめちゃくちゃお得です!
付帯保険は海外旅行保険やショッピング保険が適用されるので万が一の時の備えとして便利です。
ANA VISA/マスター ワイドカードを持つメリット
ここからはANA VISA/マスター ワイドカードをなぜ持つべきなのか、そのメリットをご紹介していきます。ANA VISA/マスター ワイドカードを持つかどうか悩んでいる方はこれを読めばなぜおすすめなのかがきっとわかりますよ!
ANAマイル付与率が高い
ANA VISA/マスター ワイドカードはワールドプレゼントを採用しています。1000円利用するごとに1ポイントが貯まる仕組みになっています。そしてこのワールドプレゼントはANAマイルに交換できるのですが、その交換レートはマイルコースによって異なっているので注意が必要です。
10マイルコースだと1000円=1ポイント=10マイルなのが、5マイルコースだと1000円=1ポイント=5マイルとなり半分のポイントしか貯まりません。そのため特に理由がない限り10マイルコースにするのがおすすめです。
またその他にもリボ払い手数料が発生した場合にはポイントが2倍貯まるのでさらにお得になる他、前年度の利用額に応じて追加でポイントをゲットできる制度もあります。
ステージ | 条件 | ボーナスポイント |
V1メンバー | 前年度の年間利用額50万円以上 | 50万円利用で+50ポイント
以降10万円毎に+10ポイント |
V2メンバー | 前年度の年間利用額100万円以上 | 50万円利用で+75ポイント
以降10万円毎に+15ポイント |
V3メンバー | 前年度の年間利用額300万円以上 | 50万円利用で+150ポイント
以降10万円毎に+30ポイント |
V1メンバーなら50万円で、V2メンバーなら100万円で、V3メンバーなら300万円でそれぞれボーナスポイントをもらえます。
正直、年間の利用額が300万円以上の方はなかなか多くはないと思いますがそれでも50万円以上のV1メンバーに該当する方は多いのではないでしょうか。V1メンバーでも十分にポイントをゲットできるのでドンドンポイントが貯まっていきますよ!!
加盟店でお得にポイントが貯まる
ANA VISA/マスター ワイドカードはANAカードマイルプラス加盟店でカード利用するとクレジットカードのポイントであるワールドプレゼントが貯まるだけでなくANAマイルも貯まります。そのためポイントの二重取りができるのです!
コストパフォーマンス重視で効率的にポイントとマイルを貯めていくならANAカードマイルプラス加盟店をドンドン利用してみましょう!
マイルボーナスが充実している
ANA VISA/マスター ワイドカードのボーナスマイルは以下の通りです。
・入会ボーナス時に2000マイル
・毎年継続ボーナスとして2000マイル
・フライト利用時に区間基本マイレージ × クラス・運賃倍率 × 25%
通常のANAカードだと入会時や継続時のボーナスが1000マイルとなっていますが、さすがはワイドカードということもあり2倍の2000マイルがもらえるという大盤振る舞いです。これらは入会するだけ、もしくはカードを持っているだけで勝手にマイルがもらえるわけですから特に面倒な手続きなども必要ありません。自動で勝手にポイントがもらえるのは最強ですね。
またフライト利用時にもらえるマイルも他のカードだと10%となっていますが、ANA VISA/マスター ワイドカードでは25%とこちらもかなりの気前の良さです。1回フライト利用するだけでかなりガッツリマイルが貯まるので頻繁に飛行機に乗る方はぜひフライトボーナスをゲットしましょう。
年会費が安い
年会費は7250円ですがWEB明細を利用すれば500円安い6750円になります。さらにマイペイすリボに登録して年一回以上利用すれば6275円になるのでこちらの方がお得です。マイペイすリボに登録することでワイドカードの中では最安水準で運用することが可能です。
また家族カードも同様にマイペイすリボに登録することで975円で運用でき、ETCカードは年一回以上利用すればずっと無料のまま使い続けられます。
マイル移行手数料が安くなる
ANAマイルの移行手数料は6000円なのですがこれを安くする方法があります。移行方式には応募方式と自動移行方式の2種類があるのですが、自動移行方式だと自分の好きな時に交換できず自動で交換されてしまいます。そのため自分のタイミングで交換できる応募方式を選びましょう。
そしてマイルコースをよりマイルを貯めやすい10マイルコースにします。また6000円かかる移行手数料も2年に1回程度の交換頻度にすればおよそ半分の値段に抑えられます。
そのため応募方式の10マイルコースで2年に1回交換するのが一番コストパフォーマンスがよいでしょう。
国際ブランド
ブランドはVISAとMasterCardのうちどちらかを選べます。国内外を問わず幅広く利用できるVISAを選べば一番無難でしょう。またすでにVISAのクレジットカードを持っている方はMasterCardを選んでもよいでしょう。
ただ海外旅行によく行かれる方はより確実性の高いVISAを選んでおく方が安心のような気がします。
付属する電子マネー
ANA VISA/マスター ワイドカードでは下記の電子マネーを付属させることができます。
・楽天Edy
・iD
・PiTaPa
特にEdyやiDは今利用できる店舗が急速に増えてきておりコンビニやスーパーなど身近なところでも利用できるので便利です。申し込みの際に追加を検討してみるのもよいでしょう。
付帯保険
海外旅行傷害保険と国内航空傷害保険が自動で5000万円まで付帯します。またショッピング保険は90日間で最高で100万円まで補償されます。クレジットカードの付帯保険としてはかなり充実しているのでおすすめです。
その他のサービス
その他にもANAカードに共通した以下のようなサービスを利用できます。
・ANAカードファミリーマイルで家族のマイルを合算可
・会員専用の割引運賃「ビジネスきっぷ」が利用できる
・国内線・国際線の機内販売が10%引きになる
・IHG・ANA・ホテルズグループジャパンの宿泊割引サービスがついてくる
・空港内店舗「ANA FESTA」で10%引きになる
・ANA国内ツアーや海外ツアーの商品が5%引きになる
・「ANAショッピング astyle」で5%引きになる
・ニッポンレンタカー、トヨタレンタカー、オリックスレンタカーが5%引きになる
・ハーツレンタカーが5~20%引きになる(海外のみ)
・成田空港で駐車場が割引になる
・ANAビジネスソリューションの公開講座の受講料が15%引きになる
特に家族でマイルが合算できるのはお得です。またこれ以外にも以下のANA VISA/マスター ワイドカードの限定サービスを受けられます。
・国際線利用時にエコノミークラスでも、ビジネスクラス専用カウンターが利用可能
・ANAグループ空港内免税店で10%引きになる
・IHG・ANA・ホテルズグループジャパンの朝食が無料、ウェルカムドリンクサービス
・JRホテルクレメント高松で宿泊料が20%割引、レストランが5%割引、アーリー・レイトチェックイン、朝食が無料&ウェルカムドリンク
フライト利用時やホテル利用時にも割引などを受けられるのでかなりお得です。
ANA VISA/マスター ワイドカードのデメリット
ANA VISA/マスター ワイドカードのデメリットとしては年会費やマイル移行手数料が高いことが挙げられます。しかし年会費はマイペイすリボを利用すれば安くなりますし、移行手数料も2年に1回交換すれば半分に抑えられます。
またフライト利用時や毎年の継続時にマイルがもらえるのでワイドカードの中ではかなり安く運用できるはずです。
ANA VISA/マスター ワイドカードの総合評価
ANA VISA/マスター ワイドカードはワイドカードの中でも年会費が安くマイルも貯めやすいかなりお得なクレジットカードです。入会時や継続時のボーナスも充実していておすすめです。
ANA VISA/マスター ワイドカードに興味のある方はぜひこの機会に申し込んでみてくださいね!!
基本情報
還元率 | 0.5~1.39% | ||
国際ブランド | VISA、MasterCard | ||
初期利用限度額 | 20万~100万 | ||
WEBサービス | Vpass | ||
年会費 | 本人 | 1年目 | 7,250円+税
・マイ・ペイすリボに登録し、年間1回以上利用で6,275円+税 ・WEB明細書サービスに登録し、年間6回以上の請求で6,750円+税 |
2年目以降 | 7,250円+税
・マイ・ペイすリボに登録し、年間1回以上利用で6,275円+税 ・WEB明細書サービスに登録し、年間6回以上の請求で6,750円+税 |
||
家族カード | 1年目 | 1,500円+税
・マイ・ペイすリボに登録し、年間1回以上利用で975円+税 |
|
2年目以降 | 1,500円+税
・マイ・ペイすリボに登録し、年間1回以上利用で975円+税 |
||
ETCカード | 1年目 | 無料 | |
2年目以降 | 500円+税(年1回以上利用で翌年度無料) | ||
発行手数料 | 本人 | 無料 | |
家族カード | 無料 | ||
ETCカード | 無料 | ||
家族用ETCカード | 無料 | ||
再発行手数料 | 1,000円+税 | ||
発行 | 発行資格 | 満18歳以上の方(高校生は除く) | |
発行期間 | 約2週間 | ||
発行会社 | 三井住友カード株式会社 | ||
提携会社 | ANA(全日本空輸) | ||
支払い | 1回払い | あり | |
2回払い | あり | ||
ボーナス払い | あり(12/16~6/15、7/16~11/15) | ||
ボーナス2回払い | なし | ||
分割払い | あり | ||
リボ払い | あり | ||
支払日 | 15日締め翌月10日払い | ||
ボーナス払い支払日 | 8/10、1/10 | ||
その他 | なし | ||
金利手数料 | 分割払い金利 | 12~14.75% | |
リボ払い金利 | 15% | ||
キャッシング金利 | 15~18% | ||
海外利用時手数料 | 1.63% |
ポイント
ポイント | ポイント名称 | ワールドプレゼント |
ポイント有効期限 | 2年間 | |
ポイントレート | 1,000円で1ポイント | |
ポイント交換 | ・ANAマイル5マイルコース
1ポイント → 5マイル ・ANAマイル10マイルコース 1ポイント → 10マイル ・iDバリュー 200ポイント → 1,000ポイント ・楽天スーパーポイント 200ポイント → 1,000ポイント ・Tポイント 200ポイント → 1,000ポイント ・その他各種商品など |
|
ボーナスポイント | ・前年度の年間利用額50万円以上:50万円利用で+50ポイント、以降10万円ごとに+10ポイント
・前年度の年間利用額100万円以上:50万円利用で+75ポイント、以降10万円ごとに+15ポイント ・前年度の年間利用額300万円以上:50万円利用で+150ポイント、以降10万円ごとに+30ポイント |
|
ポイントモール | ポイントUPモール
ANAマイレージモール |
|
電子マネー | カードに付属する電子マネー | 楽天Edy、iD、PiTaPa |
楽天Edy | チャージ可、ポイント付与対象外 | |
nanaco | チャージ可、ポイント付与対象外 | |
モバイルSuica | チャージ可、ポイント満額付与 | |
SMART ICOCA | チャージ可、ポイント付与対象外 | |
WAON | チャージ不可 | |
PASMO | チャージ不可 |
マイル
マイル移行手数料 | 6,000円+税(10マイルコース)
無料(5マイルコース) |
入会ボーナス | 2,000マイル |
継続ボーナス | 2,000マイル |
フライトボーナス | 区間基本マイレージ × クラス・運賃倍率 × 25% |
付帯保険
海外旅行傷害保険 | 付帯条件 | 自動付帯 |
死亡・後遺障害 | 最高5,000万円 | |
障害治療 | 最高150万円 | |
疾病治療 | 最高150万円 | |
救援者費用 | 最高100万円 | |
賠償費用 | 最高2,000万円 | |
携行品損害
[自己負担額] |
最高50万円
[3,000円] |
|
家族特約 | なし | |
国内旅行傷害保険 | 付帯条件 | なし |
死亡・後遺障害 | ||
入院費用 | ||
手術費用 | ||
通院費用 | ||
家族特約 | ||
国内航空傷害保険 | 死亡・後遺障害 | 最高5,000万円 |
入院費用 | 10,000円/日 | |
手術費用 | 最高40万円 | |
通院費用 | 2,000円/日 | |
ショッピング保険 | 年間保証限度額
[自己負担額] |
最高100万円
[3,000円] ※海外利用、リボ払い、分割払いが対象 ・マイ・ペイすリボ登録で国内利用も対象 |
補償期間 | 90日間 | |
その他保険 | 紛失・盗難時の保険 | あり |
ネット不正利用の保険 | あり |