ANA VISA nimocaカードは三井住友クレカとANAが提携して発行しているクレジットカードです。Nimocaは主に九州地区で利用されている交通系ICカードで、Suicaの九州バージョンと考えるとわかりやすいです。
なんとANA VISA nimocaカードは電車やバスさらに飛行機などを利用する際に使えるのでほぼすべての移動手段において使うことができるのです!
そんなANA VISA nimocaカードに関する基本情報やそのメリットやデメリットを詳しくまとめたのでぜひ最後まで読んでみてください。ANA VISA nimocaカードに興味のある方は必見です!
ANA VISA nimocaカードの基本情報
まず初めにANA VISA nimocaカードの特に注目してほしいポイントをまとめてみました!
◎ANAカードにnimocaが付帯したカード
○電車やバス利用時にポイントが貯まる
○nimocaのオートチャージができる
○マイル交換率が高い
○マイル付与率が高い
まずなんといってもANAカードでありながらnimocaも使えるというのが一番の特徴です。定期券としても使うことができるので普段使いにも便利です。さらに西鉄電車やバスを利用した際にnimocaポイントを貯めることもできるので普段からよく利用されている方にはぴったりです!
またnimocaのオートチャージもできるので残高がなくなってもいちいちチャージする必要がなくなり非常に便利です。
またマイル交換率やマイル付与率が高いのもポイントの1つです。これらについては後ほどくわしく解説します。
さてそれではANA VISA nimocaカードの基本情報を見ていきましょう。
マイル付与率 | 0.5~1.39% | |
国際ブランド | VISA | |
ポイント | ワールドプレゼント | |
年会費 | 本人
家族
ETC |
2,000円+税
(初年度無料、マイ・ペイすリボ登録&年1回利用で1,025円+税) 1,000円+税 (初年度無料、マイ・ペイすリボ登録&年1回利用で475円+税) 500円+税(初年度無料、年1回以上ETCカード利用で翌年度無料) |
マイル移行手数料 | 6,000円+税 | |
ボーナス | 入会
継続 フライト |
1,000マイル
1,000マイル 区間基本マイレージ × クラス・運賃倍率 × 10% |
付帯保険 | 海外旅行
国内旅行 ショッピング |
最高1,000万円(自動付帯)
なし 最高100万円(海外、リボ払い、分割払い) |
マイル付与率は1.39%まで上昇します。一般的なクレジットカードの還元率が0.5%前後であることを踏まえるとかなり高還元率な部類のカードであるといえます。
またブランドはVISAのみ選択できます。VISAは大手ブランドの中で最も加盟店が多く圧倒的なシェアを誇っているため国内外を問わず幅広く利用できるのが強みです。海外旅行によく行かれる方は現地でも使えるのでとりあえずの一枚として最適なクレジットカードです。
年会費は2000円かかりますが初年度なら無料になり、マイペイすリボに登録して年一回以上利用すれば次年度以降はおよそ半額の1025円で運用できるのでお得です。
マイペイすリボは三井住友クレカ共通のリボ払いシステムのことでスマホやパソコンから簡単に設定できます。自分の支払いたい金額を気軽に設定できるのでとても便利ですよ!
さらに他のANAカードではなかなか持てない家族カードも1000円で持つことができ、さらにETCカードも作ることができます。これらも本人カードと同様に初年度が無料で年一回以上の利用で次年度以降の年会費が安くなるという仕組みになっています。家族用にクレジットカードを作りたい方や、高速道路を頻繁に利用される方は本人カードとあわせて申し込んでみてください。
またANA VISA nimocaカードは入会時や契約更新時に1000マイルがもらえるのも非常にお得です。さらに飛行機を利用する際にも航空代金のおよそ10%分のマイルがもらえるのでめちゃくちゃお得なのです!ボーナスについての詳細は後ほど詳しく解説していきます!
付帯保険は海外旅行保険とショッピング保険などが付帯するので万が一の時にも安心ですね。その他にも国内航空傷害保険が付帯するのでステータスの割に付帯保険は充実しているといえます。
メリット
さてここからはANA VISA nimocaを持つメリットをご紹介していきます。ANA VISA nimocaを持とうか迷っている方はこれを読めばなぜおすすめなのかきっとわかりますよ!!
マイル付与率が高い
ANA VISA nimocaのマイル付与率は他のANAカードと同様に1000円利用するごとに1ポイント貯まる仕組みになっています。またポイントの交換レートには10マイルコースと5マイルコースの2種類があり、10マイルコースだと1ポイント=10マイルなのに対し、5マイルコースだと1ポイント=5マイルしか貯まりません。そのため特に理由がない限り10マイルコースを選んでおくのがお得です。
またANA VISA nimocaカードにはボーナスポイント制度があり、リボ払い手数料が発生した際にはポイントが2倍貯まります。さらに前年度の利用額に応じてボーナスポイントをもらえる制度もあるのでガツガツポイントを貯められるのです。
ステージ | 条件 | ボーナスポイント |
V1メンバー | 前年度の年間利用額50万円以上 | 50万円利用で+50ポイント
以降10万円毎に+10ポイント |
V2メンバー | 前年度の年間利用額100万円以上 | 50万円利用で+75ポイント
以降10万円毎に+15ポイント |
V3メンバー | 前年度の年間利用額300万円以上 | 50万円利用で+150ポイント
以降10万円毎に+30ポイント |
年間の利用額が300万円まで到達する方はあまりいないかもしれませんが、50万円とかなら多くの方が届く範囲ではあるでしょう。このようにカード利用に応じてガンガンポイントを貯められるのがANA VISA nimocaカードの大きな強みです。
年会費
年会費は通常2000円かかりますが初年度なら無料になります。またWEB明細を利用すれば1500円まで安くすることができます。
ただ先ほどもお伝えしたようにマイペイすリボに登録して年一回以上利用すれば半額になるのでこちらのほうがお得です。マイペイすリボに登録するやり方を使えばANAカードの中でも年会費はかなり安い部類に入ります。
しかも継続時にもらえるボーナスマイルを考慮すると持っているだけでマイルが貯まるのでめちゃくちゃお得なのです!!
またANAカードでは珍しく家族カードを作ることができ、初年度なら無料、次年度以降もマイペイすリボに登録することで半額で運用できます。ETCカードも作ることができ初年度が無料、年一回以上の利用で翌年も無料で使い続けることができます。申し込みの際に家族カードとETCカードもあわせて検討してみてください。
ポイント
ANA VISA nimocaカードのポイントは以下の通り3種類あります。
・ワールドプレゼント
・ANAマイル
・nimocaポイント
ワールドプレゼントは三井住友クレカ共通のポイントシステムです。ANAマイルは入会時や継続時に1000マイルをもらえたりフライト利用時に10%分のマイルをもらえたりします。年会費がかかると先ほどお伝えしましたが、この継続時のボーナスマイルをもらえることを考えると持っているだけで勝手にマイルが貯まるのでかなりお得です!
nimocaポイントは電車やバスの利用時、さらに加盟店を利用した際に貯まります。九州地方で流通しているポイントなので九州にお住いの方はドンドンポイントを貯められます。
国際ブランド
ブランドはVISAを選択できます。VISAは日本国内だけでなく海外でも幅広く利用でき汎用性が高いのが特徴です。クレジットカードに対応している店ならほぼ利用できるので安心です。もしも海外旅行に行かれるような場合にはこのANA VISA nimocaカードが使えるのでぜひ旅のお供として持って行ってみてください!
付帯保険
付帯保険は海外旅行保険と国内航空傷害保険、ショッピング保険の3種類が付帯します。海外旅行保険と国内航空傷害保険は最高で1000万円まで、ショッピング保険なら90日間、100万円までそれぞれ補償されます。旅行時やショッピング利用時にトラブルがあった時の備えになるので心強いです。
デメリット
デメリットとしてはマイルの移行手数料が高いことが挙げられます。ただこれを回避する方法があります。マイルの移行方式には応募方式と自動移行方式の2種類があるのですが、このうちの応募方式を選択することで任意のタイミングで交換することが可能になります。
そして交換のタイミングを2年に1度にしておけば手数料が半額になるのでかなりお得になります。
またこのように移行手数料を取られてもボーナスマイルをもらえるのでトータルで見たらプラスで運用できます。そのため持っておいて決して損にはならないクレジットカードです。
総合評価
ANA VISA nimocaカードはANA VISA一般カードと同等のステータスでありながらnimocaを使うこともできる優れたカードです。さらにボーナスも充実しているので持っているだけで勝手にマイルが貯まります。
興味のある方はこの機会にぜひANA VISA nimocaカードを作ってみてはいかがでしょうか。
基本情報
還元率 | 0.5~1.39% | ||
国際ブランド | VISA | ||
初期利用限度額 | 10万~80万 | ||
WEBサービス | Vpass | ||
年会費 | 本人 | 1年目 | 無料 |
2年目以降 | 2,000円+税
・マイ・ペイすリボに登録し、年間1回以上利用で1,025円+税 ・WEB明細書サービスに登録し、年間6回以上の請求で1,500円+税 |
||
家族カード | 1年目 | 無料 | |
2年目以降 | 1,000円+税
・マイ・ペイすリボに登録し、年間1回以上利用で475円+税 |
||
ETCカード | 1年目 | 無料 | |
2年目以降 | 500円+税(年1回以上利用で翌年度無料) | ||
発行手数料 | 本人 | 無料 | |
家族カード | 無料 | ||
ETCカード | 無料 | ||
家族用ETCカード | 無料 | ||
再発行手数料 | 1,000円+税 | ||
発行 | 発行資格 | 満18歳以上の方(高校生は除く) | |
発行期間 | 約2週間 | ||
発行会社 | 三井住友カード株式会社 | ||
提携会社 | ANA(全日本空輸)、nimoca | ||
支払い | 1回払い | あり | |
2回払い | あり | ||
ボーナス払い | あり(12/16~6/15、7/16~11/15) | ||
ボーナス2回払い | なし | ||
分割払い | あり | ||
リボ払い | あり | ||
支払日 | 15日締め翌月10日払い | ||
ボーナス払い支払日 | 8/10、1/10 | ||
その他 | なし | ||
金利手数料 | 分割払い金利 | 12~14.75% | |
リボ払い金利 | 15% | ||
キャッシング金利 | 15~18% | ||
海外利用時手数料 | 1.63% |
ポイント
ポイント | ポイント名称 | ワールドプレゼント |
ポイント有効期限 | 2年間 | |
ポイントレート | 1,000円で1ポイント | |
ポイント交換 | ・ANAマイル5マイルコース
1ポイント → 5マイル ・ANAマイル10マイルコース 1ポイント → 10マイル ・iDバリュー 200ポイント → 1,000ポイント ・楽天スーパーポイント 200ポイント → 1,000ポイント ・Tポイント 200ポイント → 1,000ポイント ・その他各種商品など |
|
ボーナスポイント | ・前年度の年間利用額50万円以上:50万円利用で+50ポイント、以降10万円ごとに+10ポイント
・前年度の年間利用額100万円以上:50万円利用で+75ポイント、以降10万円ごとに+15ポイント ・前年度の年間利用額300万円以上:50万円利用で+150ポイント、以降10万円ごとに+30ポイント |
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ポイントモール | ポイントUPモール
ANAマイレージモール |
|
電子マネー | カードに付属する電子マネー | iD、PiTaPa |
楽天Edy | チャージ可、ポイント付与対象外 | |
nanaco | チャージ可、ポイント付与対象外 | |
モバイルSuica | チャージ可、ポイント付与対象外 | |
SMART ICOCA | チャージ可、ポイント付与対象外 | |
WAON | チャージ不可 | |
PASMO | チャージ不可 |
マイル
マイル移行手数料 | 6,000円+税(10マイルコース)
無料(5マイルコース) |
入会ボーナス | 1,000マイル |
継続ボーナス | 1,000マイル |
フライトボーナス | 区間基本マイレージ × クラス・運賃倍率 × 10% |
付帯保険
海外旅行傷害保険 | 付帯条件 | 自動付帯 |
死亡・後遺障害 | 最高1,000万円 | |
障害治療 | なし | |
疾病治療 | なし | |
救援者費用 | 最高100万円 | |
賠償費用 | なし | |
携行品損害
[自己負担額] |
なし | |
家族特約 | なし | |
国内旅行傷害保険 | 付帯条件 | なし |
死亡・後遺障害 | ||
入院費用 | ||
手術費用 | ||
通院費用 | ||
家族特約 | ||
国内航空傷害保険 | 最高1000万円 | |
ショッピング保険 | 年間保証限度額
[自己負担額] |
最高100万円
[3,000円] ※海外利用、リボ払い、分割払いが対象 ・マイ・ペイすリボ登録で国内利用も対象 |
補償期間 | 90日間 | |
その他保険 | 紛失・盗難時の保険 | あり |
ネット不正利用の保険 | あり |