アメリカン・エキスプレス・ビジネス・カードは法人向けの最強クレジットカード!付帯サービスが充実していておすすめ

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・カードはアメックスブランドの法人向けクレジットカードです。個人事業主の方も審査に通りやすいので、ぜひ持ってみてはいかがでしょうか。ここでは、アメリカン・エキスプレス・ビジネス・カードの基礎知識を詳しくご紹介していきましょう。

目次

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・カードのメリット

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・カードの概要

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・カードは、アメリカン・エキスプレス・インターナショナル・インコーポレイテッドが発行しているクレジットカードで法人用、個人事業主用という、少し特殊なクレジットカードです。個人用のクレジットカードにはアメリカン・エキスプレス・カードがあるので、これの法人用のクレシットカードだと思えば間違いはないでしょう。しかし。ビジネス用のクレジットカードなので特化している面がビジネスの面だという違いがあります。
少し前までは電話からしか新規申し込みができず、不便な点もあったのですが今では人気が出てきたので、インターネットからも簡単に新規申し込みが出来るようになりました。
アメックスと聞くと印象はステータス性が高い、審査が厳しいと感じますが創業から1年しか経っていない個人事業主でも審査にすんなり通ったという話がありますので、意外と持ちやすいクレジットカードということができるでしょう。
創業してからあまり期間が経っていない個人事業主の方にはもちろん、アメックスのステータス性が欲しい、サービス面を積極的に使いたいという方にもおすすめのクレジットカードです。

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・カードの還元率

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・カードの還元率は0.33パーセントから0.4パーセントというように他のクレジットカードと比べると少し低めに設定されています。ポイントの交換先によっても還元率は変わりますのでご注意ください。また、「メンバーシップ・リワード・プラス」に登録すれば還元率は0.5パーセントに上がりますが、年会費は3000円と税金分がかかってきますので、還元率が高い方を選ぶか年会費がかからない方を選ぶかはよく考えましょう。ボーナスポイント・パートナーズの加盟店であればポイントは最大10倍まで跳ね上がります。

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・カードでポイント加算対象外・ポイントが減る加盟店

通常レートの100円で1ポイントとならず、減ってしまう加盟店はNHKや電子マネー、UNICEFが上げられます。ポイント加算対象外となりますのでご注意ください。
さらに、ポイントレートが200円ごとに1ポイントとなり、つまり半分になってしまう加盟店は各種電力会社(北海道電力、四国電力、東北電力、北陸電力、東京電力、沖縄電力、中部電力、九州電力、関西電力、中国電力)や各種ガス会社、各種水道局や税金関係が上げられます。

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・カードのマイル

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・カードでのマイルは2000ポイントを交換する場合は1000マイルに交換をすることが可能です。1000円で換算する場合、1000円で10ポイントになりますので、1000円では5マイルという計算になるでしょう。
「メンバーシップ・リワード・プラス」に登録をすればANAマイルですと1000ポイントで1000マイルになり、ANA以外のマイルでも1250ポイントで1000マイルに交換をすることができます。つまり、1000円で10マイルという高還元率になりますので、飛行機によく乗る人は「メンバーシップ・リワード・プラス」に登録することを考えてみてもいいでしょう。このレートであれば、通常のマイルカードと同じレートの計算となりますので十分なレートということができますね。
しかし、ANAへ移行をする時は「メンバーシップ・リワード・ANAコース」に登録をする必要があり、年会費が5000円と税金分となってしまいます。ちょっとした小技なのですが、「メンバーシップ・リワード・プラス」はマイル移行時に会員だったら適用をされますのでマイル移行前に会員、マイル移行後に退会というように上手く切り替えれば、年会費を少しだけ節約することが可能になります。
マイレージ移行に対応した航空会社は。ANA、中国南方航空、チャイナエアライン、エミレーツ航空、デルタ航空、エティハド航空、ヴァージンアトランティック航空、フィンエアー、タイ国際航空、アリタリア航空、キャセイパシフィック航空、スカンジナビア航空、シンガポール航空、ブリティッシュ・エアウェイズとなります。

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・カードの年会費

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・カードの年会費は12000円と税金分となります。しかし、追加カードですと年会費は半額の6000円と税金分となりますので、役員や従業員に安く持たせることが可能でしょう。
ETCカードの年会費は500円と税金分で、年に1回でも利用すれば年会費は無料になりますので忘れず利用して、年会費無料を狙いましょう。初年度の年会費は無料となっています。
個人事業主の人にとっては、年会費の高さは少し痛いですがビジネスカードの年会費は経費で落とすことができますので、年会費よりもサービス内容でビジネスカードを選択するべきです。

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・カードのポイントの使いやすさ

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・カードのポイントプログラムは「メンバーシップ・リワード」で。アメックスグリーンという個人用のアメックスのクレジットカードと同じシステムになっています。
最初のうちはポイント有効期限が3年となっていますが、一度でもポイント交換をすれば有効期限はなくなり無期限となりますので、かなり便利な面でしょう。ポイントの交換先は旅行代金支払いの際の値引きやその他キャッシュバック、各種商品券やギフト券が上げられます。汎用性の高いポイント交換先もありますので、使い道には困らず使いやすいポイントプログラムとなっていておすすめです。

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・カードの国際ブランド

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・カードの国際ブランドはAmerican Expressで、アメックスに対応した店舗で利用することができるのは当然なのですが、JCBが利用できる店舗でもアメックスカードを使えます。

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・カードの付帯保険

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・カードの付帯保険は、ゴールドカード並みに充実しているといわれていて、海外旅行傷害保険は利用付帯で最高が5000万円です。国内旅行傷害保険は利用付帯で、こちらも最高5000万円で共に家族特約が利用付帯しますので家族旅行の際は海外でも国内でも安心できますね。
ショッピング保険は最高500万円の保障で90日間対応となっていますので、文句なしの付帯保険内容です。
さらにリターンプロテクションと呼ばれる保険もあり、これは商品の返品時に受付がされないとき購入金額が保障されるという内容になっています。最高3万円で年間15万円まで保障されますので、かなり便利で安心してお買い物ができますね。

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・カードの付帯サービス(ビジネスカード専用のもの)

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・カードの付帯サービスには、たくさんのものがありますが、まずはビジネスに特化したものからご紹介していきましょう。

四半期管理レポート

四半期管理レポートとは、経費を分析するためのレポートで、ビジネスカードで利用した記録を3か月ごとに集計して、さらに業種別に届けてくれるといったものです。経費の管理が大変楽になりますので、ビジネスにはおすすめの機能でしょう。

オンライン・サービス

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・カードの利用明細を PDF、CSVでダウンロードをすることができますので、経費管理が大変楽になるというメリットがあります。

ビジネス。コンサルティング・サービス

電話や面談によって、おすすめの経営コンサルタントを紹介してくれるというビジネスには大変便利なサービス内容です。

ビジネス情報サービス「ジー・サーチ」

企業情報や新聞雑誌記事、人物情報から特許情報などの情報データサービスを、なんと年会費無料で利用をすることができます。コンテンツによっては有料の場合もありますが、基本的に無料ですので安心してお得な情報を得ることができます。

「ビジネス情報調査代行サービス」

国内や海外の与信情報、企業スクリーニングなど調査代行サービスが無料で利用をすることができます。コンテンツによっては有料の場合もありますのでご注意ください。

福利厚生プログラム「クラブオフ」

宿泊やレジャー、スポーツクラブや映画、日帰り湯などの店舗や施設を優待価格で利用できるという嬉しいサービスです。ぜひ会社の福利厚生として利用していきたいですね。

ビジネス・ニューライン

ビジネスカードの付帯サービス、キャンペーン、イベントといった情報を毎月届けてくれるので、サービスを使い忘れたということを防ぐことができます。忙しい方でも情報の漏れがないよう、対策をできるので嬉しいですね。

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・カードの付帯サービス(個人用カードと共通のもの)

個人用のアメックスのクレジットカードにもある、共通の付帯サービスをご紹介していきます。
・メンバーシップトラベルサービス
・チケットアクセス
・空港ラウンジ(同伴者も1名まで無料)
・ダイニングトレンド
・手荷物無料宅配サービス
・アメリカンエキスプレスセレクト
・アメリカンエキスプレスコネクト
・空港パーキング
・旅行傷害保険
・無料ポーターサービス
・HISの優待特典
・空港クロークサービス
・アップルワールドドットコムの優待特典
・エアポートミール
・エクスペディアの優待特典
・海外旅行先での日本語サポート(オーバーシーズアシスト)
・日本旅行の優待特典
・海外用レンタル携帯
・一休ドットコムの優待特典
・レンタカーの国内利用
・アメリカンエキスプレストラベルオンライン
・トラベルサービスロケーション
・オンラインプロテクション
・ゴルフデスク
・リターンプロテクション
・アメリカンエキスプレスセーフキー
・ショッピングプロテクション
・カード盗難紛失の場合の緊急再発行

個人用カードのアメックスグリーンのクレジットカードと比べると、エアポート送迎サービスやプライオリティパスがなくなっていますが、それでも旅行関連の付帯サービスは大変充実していますので問題なく使うことが可能でしょう。特に、空港ラウンジが同伴者1名まで無料で利用できるのはかなり嬉しいですね。

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・カードのデメリット

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・カードのデメリットは年会費、還元率の面でしょう。年会費は他のクレジットカードと比べてアメックスなので高めに設定されているのですが、ビジネスカードは経費で落とすことができるので問題ないです。
また、ポイント還元率は低めに設定されているのですが、その分付帯サービスが充実しているのでサービスをたくさん使えばこのデメリットはあまり考えなくていいのではないでしょうか。

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・カードの他のクレジットカードとの比較

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カードと比較すればコストパフォーマンスが大変いいクレジットカードといえます。ゴールドカードの方がサービスが充実しているのですが、年会費はビジネスグリーンの倍に設定されていますので、コストパフォーマンスが良いとはいえません。サービスの充実さと年会費を比べればアメリカン・エキスプレス・ビジネス・カードは大変コストパフォーマンスが高いです。

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・カードの総合評価

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・カードは比較的取得が容易でサービスが充実しているコストパフォーマンスが良いクレジットカードです。アメリカン・エキスプレス・ビジネス・カードはサービス面にかなりこだわっているので、使わないと絶対もったいないビジネス用のサービスや空港ラウンジサービス、さらに付帯保険もあるので、付帯サービスをよく使う人にはかなりおすすめできるビジネスカードとなっています。
あまり付帯サービスを使わない人ならば、少しもったいないのでアメリカン・エキスプレス・ビジネス・カードを持つ機会に付帯サービスを気にしてみてはいかがでしょうか。ステータス性が高く、創業1年目でも持てるというメリットはあるのですが、せっかくアメックスを持つのならば、サービスを使った方がお得ですよね。
アメックスは法人向けカードの中でもサービス面がトップクラス並みのカードになりますので、付帯サービスを気にする人には向いているクレジットカードです。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする