東京メトロ利用者へ:To Me Cardを使ってお得に東京メトロに乗ろう

To Me Cardを使って お得に東京メトロに乗ろう!

みなさんはTo Me Cardというものを聞いたことはありますか?
東京にお住まいの方や、東京に通勤通学される方ならよく利用する東京メトロが発行するクレジットカードです。
東京メトロの車内扉に広告が貼ってあるのを見たことがある方もいるのではないでしょうか。
今回は東京メトロをよく利用する方々に知って、使っていただきたいTo Me Cardに関して詳しく解説していきます。
この記事を通してTo Me Card発行のお手伝いができれば幸いです。

To Me Cardってどんなカード?

To Me Card(トゥーミーカード)とは、東京メトロがJCBブランド、NICOSブランド、UCブランドと提携し、発行しているクレジットカードです。
東京メトロを通勤通学等でよく使用するという方にはぜひ持っていていただきたい一枚となっています。

To Me Cardの種類

To Me Cardにはいくつかの種類があり、それぞれのカードによって貯まるポイントの数や各機能が違ってきます。
以下に記載したものがカードのラインナップです。

  • ANA To Me Card PASMO JCB(ソラチカカード)
  • To Me Card Prime
  • To Me Card Prime PASMO
  • To Me Cardゴールド
  • To Me Card PASMOゴールド
  • To Me Card一般
  • To Me Card PASMO一般(一体型)

それぞれの詳しい機能などについては下記の内容をご確認ください。

ANA To Me Card PASMO JCB(ソラチカカード)

PASMO機能 あり
定期券搭載 可能
オートチャージサービス機能 あり
PASMOデポジット 無料
年会費 初年度無料キャンペーン中、次年度以降2000円(税別)家族会員1000円(税別)
メトロポイントPlus 乗車ポイント→平日5ポイント、土休日15ポイント
電子マネーポイント→自販機1ポイント/100円(税込)、店舗1ポイント/200円(税込)

To Me Card Prime

PASMO機能 なし
定期券搭載 PASMO機能がないため不可
オートチャージサービス機能 別途お申込みが必要
PASMOデポジット 有料
年会費 初年度無料、年間50万円以上のショッピング利用で次年度も無料、次年度以降2000円(税別)、家族会員【JCB】400円(税別)【NICOS】1000円(税別)
メトロポイントPlus 乗車ポイント→平日10ポイント、土休日20ポイント
電子マネーポイント→自販機1ポイント/100円(税込)、店舗1ポイント/200円(税込)

To Me Card Prime PASMO

PASMO機能 あり
定期券搭載 可能
オートチャージサービス機能 あり
PASMOデポジット 無料
年会費 初年度無料、年間50万円以上のショッピング利用で次年度も無料、次年度以降2000円(税別)、家族会員【JCB】400円(税別)【NICOS】1000円(税別)
メトロポイントPlus 乗車ポイント→平日10ポイント、土休日20ポイント
電子マネーポイント→自販機1ポイント/100円(税込)、店舗1ポイント/200円(税込)

To Me Cardゴールド

PASMO機能 なし
定期券搭載 PASMO機能がないため不可
オートチャージサービス機能 別途お申込みが必要
PASMOデポジット 有料
年会費 10000円(税別)
メトロポイントPlus 乗車ポイント→平日20ポイント、土休日40ポイント
電子マネーポイント→自販機2ポイント/100円(税込)、店舗2ポイント/200円(税込)

To Me Card PASMOゴールド

PASMO機能 あり
定期券搭載 可能
オートチャージサービス機能 あり
PASMOデポジット 無料
年会費 10000円(税別)
メトロポイントPlus 乗車ポイント→平日20ポイント、土休日40ポイント
電子マネーポイント→自販機2ポイント/100円(税込)、店舗2ポイント/200円(税込)

To Me Card一般

PASMO機能 なし
定期券搭載 PASMO機能がないため不可
オートチャージサービス機能 別途お申込みが必要
PASMOデポジット 有料
年会費 無料
メトロポイントPlus 乗車ポイント→平日2ポイント、土休日6ポイント
電子マネーポイント→なし

※現在UCのみ申し込み可能です。

To Me Card PASMO一般(一体型)

PASMO機能 あり
定期券搭載 可能
オートチャージサービス機能 あり
PASMOデポジット 無料
年会費 無料
メトロポイントPlus 乗車ポイント→平日2ポイント、土休日6ポイント
電子マネーポイント→なし

※現在、新規の申し込みは受付していません。

年会費について

上記のカード一覧の中で年会費が無料のカードもありますが、機能的にもポイント還元率的にもバランスがいいTo Me Card Prime PASMOを選ぶ方は多いはずです。

そうした場合、年会費が2000円かかってしまいます。(初年度は無料)

年間50万円以上の利用で年会費無料となっていますが、年間50万円というのはちょっとハードルが高いと感じてしまう方もいるのではないでしょうか。

ですが、いつも使っているクレジットカードをTo Me Card一枚に置き換えてしまえば年間50万円を突破できる方が増えるのではないでしょうか。

一か月40000円と数千円の支払いをクレジットカードで行えば到達しますね。

年会費を実質無料にしよう

クレジットカードをTo Me Card一枚にすれば年会費無料も難しくないと申しましたが、「そこまでするのはちょっと。」、「定期券などのみで使用したい」という方からするとまだ高いハードルかもしれません。

しかし、乗車ポイントなどのポイントを貯めることで実質年会費を無料にできるのです。
通勤通学で毎日のように東京メトロを利用している方々なら、乗車ポイントがかなり貯まります。

平日10ポイント、土休日20ポイントの乗車ポイントが貯まるので、一年間で216回東京メトロを利用すれば乗車ポイントが年会費を上回る金額分貯まります。

216回という数字はとても多いように感じると思いますが、一年間のうち平日は230日前後あります。(祝日の日数などによって変わります。)

そのため通勤通学で東京メトロを利用する方々は実質年会費が無料となるのです。

その他にもポイントが獲得できる場面はあるので年会費無料の壁は少し低くなったと感じられたでしょう。

メトロポイント

To Me Cardにはカード会社が提供するポイントのほか、東京メトロが提供するポイントサービスがあります。

それがメトロポイントです。

メトロポイントPlusと呼ばれる乗車ポイント・電子マネーポイントやTo Me Cardの利用ごとにポイントが貯まります。

貯めたメトロポイントはPASMOにチャージすることができるなどお得なポイントサービスになっています。

ダブルでポイントを貯められる

To Me Cardでは、東京メトロが設置する定期券売り場や多機能券売機にて、クレジットカードで定期券を買うと、カード会社ポイントとメトロポイント(それぞれ5ポイント/1000円)が同時に貯められます。

例えば、上野から三越前の通勤定期券を6カ月分(定期代が35000円)で購入した場合

メトロポイントが35000円÷1000円×5ポイントで175ポイント
カード会社ポイントが35000円÷1000円×1ポイントで35ポイント
合わせると350円分のポイントを獲得することができます。

ポイントの交換と有効期限

To Me Cardの利用で貯まったポイントはさまざまな交換の方法があります。

PASMOへチャージ

メトロポイント10ポイントごとにPASMOに10円チャージすることが可能です。

ポイントがそのまま還元されるのでお得ですね。

10ポイントという単位で交換ができるという点も無駄なくポイントが使えるため良い点です。

通勤通学でよく東京メトロを利用するという方は、かなりポイントが貯まりますし、簡単にポイントが貯められるのでおすすです。

ANAのマイルに移行する

To Me Cardのメトロポイント1000ポイントごとにANAのマイル600マイルと交換ができます。

手数料がかからずにメトロポイントをANAマイレージクラブのマイルに移行できます。

楽天スーパーポイントへ移行する

メトロポイント500ポイントごとに楽天スーパーポイント500ポイントに交換できます。
こちらも手数料はかかりません。

楽天スーパーポイントへの交換は毎月一回のみなので注意してください。

nanacoポイントへ移行する

メトロポイント500ポイントごとにnanacoポイント500ポイントに交換ができます。
こちらも手数料はかかりません。

またnanacoポイントへの交換は毎月一回のみなので注意してください。

メトロポイントの有効期限

メトロポイントには有効期限があります。

毎年4月1日から翌年の3月末日までに獲得したメトロポイントは翌々年3月末日まで有効になっています。

最長有効期限は2年間です。

有効期限が過ぎたメトロポイントは自動的に失効してしまいます。

退会・会員資格を失った場合は、その時点までの累計のメトロポイントが無効になります。

To Me Cardを持てばカードの枚数が減る!

何かとかさばってしまうのが財布の中にぎゅうぎゅうに詰められたキャッシュカードやポイントカードの数々。

これが解消されればお会計もスマートに見えるでしょう。

To Me CardでPASMOと一体型のものを選べば、カードの所持枚数を減らすことができます。

おすすめはTo Me Card Prime PASMOです。

定期券機能も搭載されており、メトロポイントPlusも無理なく貯めることができるカードです。

To Me Card PASMOゴールドより年会費が安く、初年度無料+年間の利用額によっては次年度以降も年会費がかかりません。

便利なオートチャージ機能

この機能は、改札機を通った時にPASMOへ自動でチャージをしてくれる機能です。

PASMOの残高が希望の設定残高(オートチャージ実行判定金額)以下に達すると、自動的に設定したチャージ金額分(オートチャージ実行金額)をチャージしてくれます。

設定金額は1000円~10000円の範囲で設定することができます。

PASMOオートチャージサービスは有効期限があり、クレジットカードと同期間の有効期限となっているため、ご注意ください。

初期設定では、PASMO残高が2000円以下になった時に改札機を通ると3000円を自動でチャージするように設定されています。

メトロポイント年間シミュレーション

To Me Cardの公式サイトでは、To Me Cardを利用した場合のポイントがどれくらい貯まるのかをシミュレーションすることができます。

カードの種類を選択し、各項目(乗車回数や電子マネーの利用金額)のおおよその金額と利用回数を入力するとPASMOにチャージできる金額とメトロポイントが確認できます。

まだTo Me Cardを作るかどうか悩んでいる方はこのシミュレーションサービスを利用して参考にしてみてください。

To Me Cardの提携先の優待サービス

現在To Me Cardでは40もの提携先でお得な優待を受けることができます。

レンタカーだけでもタイムズカーレンタル、タイムズカープラス、カレコ・カーシェアリングクラブ、オリックスレンタカー、オリックスカーシェアの5種類があります。

このカードがあればレンタカーをお得に利用することもできますね。

その他にも、三越・メトロエム後楽園や高島屋オンラインストアでのお買い物でメトロポイントがもらえたり、東京シティービュー・地下鉄ビルディング・東京国立博物館での入場料が安くなるサービスもあります。

ここには載せきれないほど多くの優待があるので気になる方はぜひ公式サイトをご覧ください。

To Me Cardの申し込み

申し込みはWEBまたは専用の申し込み用紙で可能です。

JCB・NICOS・UCそれぞれで申し込み方法が異なるため、公式サイトの申し込みに関するページを参照してください。

申し込み後はカードが自宅に郵送されます。

自宅に届くまで4週間程度かかる場合があります。

PASMOを持っている方は、メトロポイントPlusに申し込む手続きを忘れないように注意してください。

東京メトロを使うならTo Me Cardを持とう!

ここまでTo Me Cardの特徴や魅力について解説してきましたがいかがだったでしょうか。

東京メトロを利用する方は持っていて損はないカードですし、通勤通学等で毎日のように東京メトロを利用する方々は必ず作るべきです。

先述した通り、年会費はTo Me Card Prime PASMOであれば実質無料にすることができる方法があるので、実質年会費無料で優待サービスなどが使えると考えればお得であることは言うまでもありません。

ぜひTo Me Cardを発行してお得な東京メトロライフをお楽しみください。

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