JCBプラチナカードは日本の国際ブランドJCBが発行するプラチナカードです。
プラチナカードなので年会費が高いと思われますが、付帯保険や優待特典が充実していることから年会費以上のサービスが利用できるクレジットカードです。
プラチナカードの多くはインビテーション制(招待制)ですが、JCBプラチナカードは誰でも申し込める形になっています。そのため、JCBプラチナカードが欲しければだれでも申し込むことができます。
今回は年会費に対してあり得ないほど充実したカード、JCBプラチナカードの情報を詳しくお伝えしていきます。プラチナカードを持ちたいと考えている方、少しでもプラチナカードに興味のある方は必見の内容です。
JCBプラチナカードの特徴
JCBプラチナカードはJCBが発行しているプラチナカードです。インビテーション制ではないので誰でも申し込むことができます。
JCBのクレジットカードのランクは以下の通りです。
・JCB THE CLASS
・JCB プラチナ
・JCB GOLD THE PREMIER
・JCB GOLD
・JCB 一般カード
これまではJCBゴールドを使ってから招待を受ける形でしたが、現在ではプラチナに直接申し込んでザ・クラスを目指すこともできます。
JCBクレジットカードの中でもステータス性も高く、それに見合った付帯保険、旅行サービス、レストランサービスなどを受けることもできます。最高1億円の補償、家族特約付きの旅行傷害保険、24時間365日いつでも対応するコンシェルジュサービス、コース料理2名を予約すると1名分が無料になるグルメサービス、世界各国の空港でラウンジが利用できるサービス等があります。
このように年会費に対して使い切れないほど充実したサービスがあるJCBプラチナカードは、コストパフォーマンスが高いクレジットカードと言えます。
JCBプラチナカードの還元率
JCBプラチナカードの還元率は0.5%です。
クレジットカードの中では低い部類ですが、JCBプラチナカードの目玉は付帯するサービスです。ポイントが低い分、クレジットカードに付帯するサービスを利用して得するという形です。
付帯するサービスを利用すれば、ポイント還元で得するよりも遥かにお得になるでしょう。
例外として利用場所と利用条件により還元率がアップします。
・JCB STAR MEMBERS
・海外利用時のポイントが2倍
・JCB ORIGINSL SERIESパートナー加盟の店舗ではポイント還元率が2%~5%
・Oki Doki ランドを経由したインターネットショッピングでは最大20%還元
次に詳しく紹介してきます。
JCBスターメンバーズ
JCBスターメンバーズが適用されると、ポイント還元率がアップします。
ただし、以下のような条件があります。
メンバー | 条件 | ポイントレート | 還元率 |
スターβPLUS | 年間利用額30万円以上 | 1000円 1.2ポイント | 0.6% |
スターβPLUS | 年間利用額50万円以上 | 1000円 1.3ポイント | 0.65% |
スターαPLUS | 年間利用額100万円以上 | 1000円 1.6ポイント | 0.8% |
ロイヤルαPLUS | 年間利用額300万円以上 | 1000円 1.7ポイント | 0.85% |
還元率は0.5%~0.85%の間です。
また、JCBプラチナカードの場合はスターメンバーズに加入した際のポイントアップ幅が大きくなっています。
JCB ORIGINAL SERIESパートナー
JCB ORIGINAL SERIESパートナーとは加盟店のことです。
以下の店舗でポイントが通常より多く貰うことができます。
・スターバックス(ポイント5倍)
・セブンイレブン(ポイント3倍)
・Amazon(ポイント3倍)
・エッソ モービル ゼネラル(ポイント2倍)
・昭和シェル石油(ポイント2倍)
還元率が高くなる特定の店舗でお買い物ができます。お気に入りの店舗があれば支払いをクレジットカードにするだけでポイントが貯まっていきます。
年会費
JCBプラチナカードの年会費は25,000円です。
25,000円の年会費は確かに高く感じるかもしれませんが、プラチナカードの中で25,000円の年会費は安い部類です。この年会費も下記のサービス内容を見れば納得です。
家族カードの年会費、1人目は無料ですが、2人目以降は3000円です。プラチナカードを1枚無料で作れるのは嬉しいですね。
ETCカードの年会費は無料です。
本人カード年会費 | 25,000円 |
家族カード年会費 | 1人目無料、2人目3000円 |
ETCカード年会費 | 年会費無料 |
ポイントの使い道
JCBプラチナカードで貯まるポイントは「Oki Dokiポイント」になります。
JCBプラチナカードの還元率は0.5%で貯まっていきます。
有効期限は2年間で、貯まったOki Dokiポイントは商品券、他のポイントが交換できます。
主なポイントの交換先は
・JCBギフトカード
・nanacoポイント
・WAONポイント
JCBプラチナカードで貯まるポイントは使い勝手が良いので交換先は困らないでしょう。
国際ブランド
JCBプラチナカードは名前の通り国際ブランドはJCBのみになります。
日本の国際ブランドなので日本国内はもちろん使え、日本人がよく訪れる観光地(ハワイ、台湾)では使えますが、それ以外の地域では使えないことがあります。
海外に訪れるときはJCBだけでは心細いので、MasterCardまたはVISAを持っておくと良いでしょう。2つのうちどちらかを持っておけば安心です。
付帯保険
JCBプラチナカードの非常に充実した付帯保険があるクレジットカードです。
出かけると楽しい旅行ですが、思わぬトラブルに巻き込まれることがあるではないでしょうか。特に海外では病気や事故の際に病院に行くと高額な医療費を請求されることがあります。そういったトラブルに巻き込まれないためにも旅行保険は重要です。
海外旅行傷害保険は自動付帯で最高1億円、疾病と傷害治療が最高1000万円です。家族特約では最高1000万円まで自動付帯で補償します。
国内旅行傷害保険は自動付帯で最高1億円まで補償します。
海外・国内両方ともに最高1億円の保険、さらに自動付帯というのは嬉しいところですね。
付帯サービス
JCBプラチナカードには年会費以上の素晴らしいサービスが付帯しています。非常に便利なサービスが付帯しているので、サービスの内容を確認して上手に使っていきましょう。
プラチナ・コンシェルジュデスク
JCBプラチナカードに入会しているとコンシェルジュを使うことができます。
プラチナ・コンシェルジュデスクは24時間365日利用可能なサービスです。好きな時間にホテルの観光案内、チケットの準備、旅行のプランニング、レストランやゴルフの予約など幅広い使い道があります。非常に信頼のできるサービスです。
飲食店の予約は日時と場所と予算を提示すればコンシェルジュから複数の案件を提示してくれます。独自のサーチ能力、これまでの情報の蓄積をもとに満足するレストランを紹介してくれます。気にいたお店があればコンシェルジュが予約まで全部行ってくれます。
コンシェルジュの旅行のアドバイスも信頼できます。外国に訪れるときに英語が苦手でホテルやレストランの予約ができなくて困るといった場合も、コンシェルジュに予約をしてもらい、旅行のアドバイスをしてもらえます。
グルメ・ベネフィット
グルメ・ベネフィットは日本国内の指定したレストランのコース料理を2人以上で理予数ルと1人分の料金が無料になります。
レストランは利用者数が増えて、利用者にとっては1人分も無料になる双方にとって嬉しいサービスです。
指定したレストランはどれも高級レストランばかりで接待や記念日に訪れるのがおすすめです。グルメ・ベネフィットを利用するには支払いをクレジットカードで支払いをしましょう。
グルメ・ベネフィットは何度も同じレストランには使えません。毎年使える期間が2回まで設けられています。利用期間は4月1日~9月30日、10月1日~3月31日になっています。
好きなレストランができても1回しか使えませんが、ランチとディナー別々で対応しているレストランではランチとディナー1回ずつ使えることもあります。
また、グルメ・ベネフィットを利用するためには予約する必要があるので余裕を持って利用しましょう。
プライオリティパス
JCBプラチナカードに入会すると世界各国の都市で1000ヶ所の空港でラウンジを無料で利用できます。
空港の待ち時間を快適に過ごすことができます。フリーWi-Fiはもちろん、飲み物類と食事類も利用でき、シャワールームを利用することができます。プライオリティパスのラウンジではコンセントやUSBポートが設置してあるのでスマホやパソコンの電源確保には困りません。
JCBプレミアムステイプラン
JCBプレミアムステイプランは宿泊予約が電話で簡単に済みます。JCBプレミアムステイプランに登録されているホテルは高級なので普通のホテルよりも快適に宿泊できます・
コンシェルジュデスクを通してホテルを予約すれば通常よりも安く泊まることができます。
手荷物無料宅配サービス
JCBトラベルデスクに海外旅行のパッケージツアーを申し込み、JCBプラチナカードで決済すれば手荷物宅配無料券がもらえます。
往復分の宅配券がもらえるので、海外旅行に行くときは忘れずに利用しましょう。
JCBゴールドサービス
JCBプラチナカードはゴールドカードの上位互換なのでJCBゴールドに付帯するサービスも利用できます。
ゴルフサービス、JCBゴールドグルメ優待サービス、会員情報誌「JCB THE PREMIUM」など多数のサービスを利用することができます。
まとめ
JCBプラチナカードはサービスが豊富でステータス性が高いクレジットカードです。
非常に充実したクレジットカードですが、年会費が高いという意見もありますね。それでもJCBプラチナカードに付帯するサービスを利用していけば年会費のもとを簡単に回収することができます。
さらにJCBのクレジットカードの中でJCBプラチナカードは上位のステータス性を誇ります。順調に行けばJCB THE CLSSSを目指すのも良いでしょう。
付帯サービスに魅力を感じる方、ステータスカードが欲しい方にはおすすめのクレジットカードです。