二枚目のクレジットカード審査に通るコツを解説!二枚持ちのメリットも紹介

今の時代、クレジットカード所有者のほとんどが二枚以上のカードを利用しています。
なかには五枚以上という方も多いです。
この記事を読んでいる方は、まだ一枚しかクレジットカードを持っていないけど、次のカードが欲しいと考えている方が多いと思います。
今回はそのような方々に向けて、二枚目のクレジットカードを作るときに審査に通りやすくなるコツや注意点を詳しく解説していきたいと思います。
二枚目のクレジットカードを持てば、付帯保険やサービスの幅が広がり、とても便利です。
審査に不安な方も、この記事を読んで二枚目のクレジットカード申し込みにチャレンジしてみてください。

二枚目以降のカードも申し込み方法は変わらない

二枚目以降のクレジットカードを発行したい場合でも、一枚目に発行した時と同じ方法・手順でおこなうことができます。
基本的にどんなクレジットカードも申込書に必要事項を書いて郵送するか、インターネットで入力して申し込むかに分かれ、その手順などもだいたい同じようになっています。

在籍確認がおこなわれない場合もある?

基本的に二枚目以降のクレジットカードの申し込み方法は変わりません。
しかし、通常なら申し込み後におこなわれる在籍確認の電話がかかってこない可能性があります。
なぜなら、あなたは一枚目のクレジットカードを無事に発行できているからです。
一枚無事にクレジットカードを発行しているということは、あなたの在籍確認がおこなわれているということになるので、あえて二回目の確認はおこなわれないのです。
ただし、あなたが転職等で勤務先が変わった場合や一枚目と異なるカード会社に申し込みをおこなった場合は在籍確認の電話がかかってきます。

カードに所持上限枚数は無い

「カードって何枚まで持てるのかな。」と思う方がいるかもしれませんが、上限枚数のようなものは存在しないので、支払い能力に問題が無ければ欲しい分だけカードを発行することができます。
ただし、収入が低いのに何十枚もカードを持つことは難しいかもしれません。
一方、学生でも四枚と多くカードを持つような方もいます。

二枚目のクレジットカードは審査に通りやすい?

二枚目のクレジットカードは一枚目の利用によって築かれたクレジットヒストリーによって審査難易度が低くなるというような見解もよく見受けられます。
ですが、二枚目だからといって全ての人が二枚目の審査が有利になるというわけではないです。
意外かもしれませんが、まったくクレジットカードを使ったことがなく、クレヒスが真っ白な人はスーパーホワイトとして逆に審査に通りにくい場合もあります。

二枚目のクレジットカードでも審査に落ちることはある

先ほども申したように、一枚目のクレジットカードが審査に通ったから二枚目も通るだろうと思っていると案外落ちてしまうこともあります。
もし一枚目が審査基準スレスレで通過した場合、二枚目のカードの審査が厳しいと簡単に審査に落ちてしまうでしょう。
二枚目のカード発行は、一枚目のクレジットヒストリー(利用実績)が良ければ審査に通りやすくなると言われていますが、逆にクレヒスが悪かったり、多く延滞をしてしまっていたりすると審査に通りにくくなってしまいます。
そのため、一枚目の審査に通ったからといって二枚目も同様に審査に通るとは断言できません。

二枚目のクレジットカードで審査に通るコツ

では、ここからは二枚目のクレジットカードで審査に通りやすくなるコツを一つ一つ丁寧に解説していきたいと思います。
一枚目も二枚目も申し込み方法は変わりませんが、申し込み方ひとつでも審査の通りやすさを上げることができます。
ただし、このコツをおこなったからといって必ずしも審査に通るというわけではないということを前提にお読みください。

申し込み書類の記入は丁寧におこなう

これは非常に大切なことです。
紙での申し込みであれば、なるべく読みやすく丁寧に書くことを心がけましょう。
殴り書きをするようでは、相手側に「この人はお金がなくて困っていて、かき集めるために急いで申し込んだのかな?」などと思われてしまうかもしれません。
また、インターネットでの入力も同様ですが、入力漏れがないように必要事項を入力しましょう。
「一枚目が発行できているから大丈夫でしょ。」と、てきとうに申し込むことはやめましょう。
間違っているところはないか、一枚目の申し込み時には無かった項目があれば、しっかり入力できているかなど隅々まで確認して間違った内容で申し込みをしないようにしましょう。

クレジットヒストリーを綺麗にする

先ほども申しましたが、クレジットヒストリーは審査に大きな影響を与えます。
クレヒスは個人信用情報機関に履歴が残っており、各カード会社はそこからの情報を元にあなたが今までどのようにカードを利用してきたのかを把握します。
この時に、あなたが延滞を繰り返していたりする場合はその情報が申し込み先のカード会社に知られてしまいます。
カードの使用率が高く、返済も遅れずにおこなえている場合は良いユーザーとして認識されて、審査にプラスの影響を及ぼしてくれます。
そのため、一枚目をいかに延滞などなくしっかりと利用できるかも重要になってきます。

利用限度額を低めに申し込む

利用限度額を低めに申し込むと審査に通りやすくなる場合があります。
利用限度額とは、そのカードを使って買い物ができる最高金額のことです。
最低は10万円程度から、ブラックカードでは限度額が無いとも言われています。
この限度額は低い方が利用できる金額が少ないため、カード会社も建て替えるお金が少なくて済むため審査に通りやすくなることがあります。

キャッシング枠を付けない

キャッシングとは、クレジットカードに付帯しているサービスの1つで、ATMを利用してその場で現金を借りることができるという便利なサービスです。
この「キャッシングを利用しない」という申し込み方法にすることでも審査に良い影響を与えます。
キャッシングは無担保ローンの一つで、カード会社側にもリスクとなるものなので、それを利用しないというだけでもプラスになるということです。

申し込むタイミングに気をつける

二枚目のクレジットカードに申し込むタイミングとしておすすめなのが、一枚目のカードに申し込んでから半年以上経った後です。
なぜ半年以上あとなのかというと、個人信用情報機関に登録されている私たち個人のカード申し込み履歴は半年と言われているためです。
「前回カードに申し込んでから一ヶ月後に申し込んだカードも発行された。」という方もいますが、全ての方がそうなるとは限らないのでおすすめできません。
申し込みが重なっていたりすると、カード会社から不審がられるため、期間をあけて申し込んだ方がいいです。

多重申し込みをしない

申し込むタイミングに関して補足の内容になりますが、一度にたくさんのクレジットカードに申し込むことはよくありません。(多重申し込み)
多重申し込みの場合は、「お金に困っている人なのか?」、「貸し倒れで逃げられるのではないか?」とカード会社に疑われる原因となり審査が厳しくなる傾向にあります。
そのため、多重申し込みはなるべくしないようにしましょう。

審査が通りやすいカードに申し込む

もし二枚目のカードで、「これじゃないと嫌だ!」という明確なカードがない場合は、第一候補に似たようなカードで審査に通りやすいカードを選ぶことをおすすめします。
例えば、一枚目のカードには海外旅行損害保険が付帯していなかったから、二枚目でその保険が付いているものが欲しい。という場合、年会費無料のカードに申し込むなどの方法を取れば、比較的審査に通りやすくなります。
審査に通りやすいカードは様々なものがあるので、利用したい付帯サービスなどと照らし合わせて自分が審査に通るカードを見極めることも大切です。

リボ払いの残高を減らしておく

現在利用しているカードでリボ払いを利用しているという方は、二枚目のカードに申し込む前になるべく残高を減らしておいた方がいいです。
というのも、リボ払いは審査においてマイナスな印象を与えることがあるためです。
「リボ払いを利用しなければお金に困るような支払い能力の人」とも捉えられかねないので、リボ払い自体利用しない方がいいのですが、それでも利用しなければいけない方は残高をなるべく減らす努力をしましょう。
リボ払いは一時的に多額の返済をおこなうことも出来るので、お金に余裕ができた月には一気に返済してリボ払い残高を減らすことも重要です。

無担保融資のローンを返済しておく

無担保融資を利用している場合も審査にマイナスの影響を与えてしまいます。
消費者金融カードローンやキャッシングなどがこれに当たります。
審査が厳しいカードローンであれば、逆に「信用度の高い人だ」と思ってもらうことができるでしょう。
しかし、上記のようなカードローンが溜まっている場合は「返済能力がない人」と判断される可能性もあるので、早めに返済しておくことをおすすめします。

二枚目のクレジットカードを持つメリット

二枚目のカードの申し込みは厳しいような説明になってしまったかもしれませんが、審査に通ればメリット多数なのが二枚目のクレジットカードです。

付帯保険などの特典の幅が広がる

二枚目のカードは一枚目のカードにはない特典があるものを選ぶことをおすすめします。
国際ブランドが違うものを選ぶなどの方法もありますが、特典が増えるのは非常に使い勝手が良くなります。
一枚目には付いていない保険を二枚目で補うなど、ポイントを利用したいものに変えやすいものを選ぶなどです。
せっかく二枚持つのであれば、使えるものがいいですね。

利用目的ごとに口座を分けられる

企業ではないので経費の計算などはないと思いますが、これは公共料金を支払う用、こっちは普段使い用などと分けて利用すれば、明細書がばらばらにならないなどのメリットがあります。
そのため口座ごとに分けられればお金の管理がしやすくなるでしょう。
税金の支払いにはポイントが付かないカードもありますので、税金の支払いにもポイントがつくカードを選ぶなどの方法も有効的です。
そのほかにも、ガソリンスタンドでの利用に適したカードなど様々な場面で使い分ければポイントが高還元率でもらえたりします。

予備用のカードになる

もしあなたのカードが不正利用されてしまったら、そのカードは一時的に利用停止・保留の状態になるでしょう。
その場合、クレジットカードでの支払いができなくなります。
普段からクレジットカードメインで支払いをおこなっている方はとても不便になるはずです
そんな時に役に立つのが二枚目のクレジットカードなのです。
二枚目のクレジットカードを持っていれば、一枚目のカードが利用停止になった時でも何の問題もなく利用できます。
そのような理由で二枚目のカードは大きな価値を持ちます。

元から高難易度のカードは二枚目でも審査難易度が変わらない

一枚目のカードのクレヒスが良好だったからといって、高難易度のカードの申し込みには意味をなさないことがあります。
高難易度のカード審査は元から審査基準が高く、申込者の返済能力が基準に達していないと判断した場合は容赦なく落とします。
そのため、二枚目のカードでゴールドカードなどの審査基準が高いカードに申し込む場合は、自分の収入とカードのランクを照らし合わせる必要があります。

二枚目が欲しい方は審査に無理せず申し込もう

これ。という特定のカードが欲しいという方はそのカードに申し込むことを否定しませんが、こんなサービスがあったらいいなという抽象的なカードの選び方をしている場合は、審査が厳しいカードに申し込まないことをおすすめします。
一枚目のカードに延滞などの問題がなく、通常通り利用している方であれば基準のやさしい二枚目のカードは比較的審査に通りやすいはずです。
もし欲しいカードがあるならば、無理のないハードルで挑戦してみましょう。

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